【2023MSCベリッシマ乗船記5】乗船1日目|大黒ふ頭への無料シャトルバス|ユニバーサルデザイン内側客室|避難訓練|ディナー|おひとり様クルーズ
MSCベリッシマ乗船1日目:山下ふ頭シャトルバス〜チェックイン〜内側客室〜避難訓練〜ディナー
◆MSCベリッシマ:台湾・那覇 南西諸島クルーズ7日間
旅程:2023年7月20日(木)〜26日(水)
発着:横浜港(大黒ふ頭)
寄港地:台湾[基隆]・沖縄[那覇]
旅行代金:99,800円〜549,800円
『元町・中華街駅』から山下ふ頭、無料シャトルバスで大黒ふ頭へ
今回のクルーズ旅の始まりはみなとみらい線「元町・中華街駅」から。そして、今回はおひとり様クルーズ旅第3弾です。元町・中華街駅のホーム、改札口、地上出口、山下ふ頭付近では、MSCクルーズのゼッケンをつけた日本人スタッフの方がいらして方向を案内していました。(ありがたい!)
【山下ふ頭 無料シャトルバス乗り場】
山下ふ頭に到着すると、シャトルバス乗車にあたり、乗船券、パスポートの提示を求められます。ここで持ってきた手荷物、小さいスーツケースなどを預けることができます。預けたらベリッシマの客室前まで運んでもらえるので夕方までは会えないので注意です。自分で船内へ運びたい人は預けずに持ってバスへ乗ります。
シャトルバスで対応して下さった方々の手際がものすごく良すぎて、あれよあれよという間にもうバスに乗車していました。このクルーズでは、シャトルバスの受付開始が12:30〜だったのですが、12:40分頃にはもうバスの中でした。
ギラギラに暑い大黒ふ頭に到着!ベリッシマ全体を間近に見れるかと思ったら…
大黒ふ頭でシャトルバスを降りると、また誘導の方によってあれよあれよというまにクルーズターミナルへ誘導されまして…停泊しているベリッシマの写真をあれこれ撮る余裕がありませんでした。この中に入ってしまうと、船全体の写真や動画を撮る場所がないので、撮影したい人はここで引きで撮りましょう。
【大黒ふ頭クルーズターミナル】
手荷物検査、MSCクルーズカメラマンによる写真撮影が済むとチェックインまでこちらの待合室で待ちます。シャトルバスに乗る時、またはこのターミナルに入る前に整理番号シールをもらえ、胸の辺りに付けてその番号が呼ばれるのを待ちます。
この待合室では、フリーWi-Fiが使えます。トイレ、飲み物の自動販売機、両替機がありました。この場所での何かを食べることはできないというアナウンスでした。
私の番号が呼ばれ、チェックインへと進みます。チェックインの対応人数が多いのでそんなに待たずに受け付けてもらい、ここでクルーズカードをもらい、その先へ進んでパスポート原本を預けます。
ターミナルから船への入り口までテントの通路を歩くのですが、ここでも誘導が優秀なのでキョロキョロもできなかったのですが、写真を1,2枚撮ることができました。いよいよ乗船です。
乗船後〜ブッフェでランチ
乗船するとなんと、15:30まで自分の客室に入れない!という船内アナウンスが…。あのスワロフスキーのキラキラ階段がある吹き抜けロビーフロアには、部屋入り待ちの乗船客の方々でいっぱい。部屋入り時間までブッフェでお昼ご飯を食べるためにデッキ15にあるマーケットプレイスに行きました。
ブッフェのお料理がものすごく沢山ありどれを取ろうか迷います。そして部屋入り待ちの人でビッフェも溢れかえって大混雑。席を取るにも大変でした。事前に届いた乗船券にはディナーの時間帯が1stシーティングと記載されていたので、ブッフェでも料理を欲張らずに控えめに取りましたが、クルーズカードをよくよく見てみると19:30からの2ndシーティングになっていました。この辺は外国船あるあるで、アナウンスなく変更、中止は当たり前です。この日のランチのパスタ、カレーは美味しかったです。
クレジットカードを登録
この空き時間を利用してクレジットカードの登録する列に並びました。エクスカーション申し込みカウンターも混雑して行列でした。クレジッカード登録が混んでいたのは、私も含めて皆さん1枚のカードでは登録機に認証されず、別のカードで登録を試みたりしていたから、ということもあります。
↓↓↓クレジットカードは複数必須です↓↓↓
【2023年度版】MSCベリッシマ・クルーズ旅行に持って行きべき&おすすめアイテム
内側客室(ユニバーサルデザインルーム)へ入室
今回私の部屋は内側客室でしたが、ユニバーサルデザインの部屋で他の内側客室とは異なる部屋でした。ベッドは離してツインに設置されており、片側は昼寝用、片側は就寝用と使い分けていました。ベッド下はスーツケースが十分に入る高さです。
クローゼットは引き戸になっていますが、他のお部屋は観音開きだそうです。部屋のドアから先にスペースが十分あり、車椅子などベッド横に置くスペースがベッド1台分位ありました。
バスルームもユニバーサルデザイン仕様なのでトイレもシャワーも洗面もスペースがあり広く、クルーズ中は一人利用ということもあり快適でした。
シャワーブースには折りたたみ椅子が設置されていて、座ってシャワーができて揺れた時は安全でした。シャワーの湯量はやや弱め、でも十分です。
シャワーブースの隣にあるトイレも広かったです。
浴室にある洗濯物干しロープの位置も低めに設置されていて、私的にはちょうどいい高さでした。
日本の電化製品がそのまま使える充電口は2つ、その他に両方のベッドライトの下にUSB(Aタイプ)口が1つづつありました。↑コンセントを挿す充電口の位置がいい場所ではない(カウンターの端)ので、ガジェットが多めの方は工夫が必要です。
客室の冷蔵庫にはビール、炭酸、ジュース、ミネラルウォーターなど有料の飲み物がフルで入っており、私物を入れるスペースがないのが残念。(*客室内の写真が少なかったので後に動画にてupしたいと思います)
↓↓↓客室冷蔵庫の飲み物のお値段、船内有料飲料の料金はコチラから↓↓↓
【2023MSCベリッシマ乗船記1】船内の無料有料飲み物料金&ドリンクパッケージの内容と料金
【内側客室の印象と実際使い勝手・感想】
ユニバーサルデザインの部屋ということもあり、部屋の入り口周りも広くなっていて内側客室でありながら、そしてひとり利用ということもあり広々とした印象でした。逆に広すぎて、寂しい感じもしましたが…。周りの部屋の音は全然聞こえなくいつでも静かに部屋で過ごすことができましたが、夜に開催されていたカラオケ大会の歌声が薄ーく聞こえてきたのは不思議でした。
内側客室なので当然ですが窓がないので、いつでも安定の暗さがあり昼寝をするのは最適だけれど、やはり部屋から海が見れないのは寂しかったです。またユニバーサルデザインルームだったからなのか、理由は定かではありませんが客室のドアは結構勢いよく閉めないと閉まらないことがわからず、乗船日の避難訓練の時に部屋のドアが閉まらず焦りに焦りまくりました。客室ドアが閉まりにくいと感じたら少し勢いをつけて締めることをお勧めします。
【内側客室が迷路状態】
MSCベリッシマのデッキプランを見るとわかりますが、左舷右舷側にバルコニー客室があり、船体の真ん中に内側客室が3列あり、内側客室だけの廊下に面している部屋もある前代未聞の迷路状態になっている箇所があります。私は自分の部屋に迷わず戻れるようになったのは、乗船2日目の夕方あたりでした。内側客室だった他の方に聞いても同じような感覚でわかりづらいと言っていました。
◉MSCベリッシマ デッキプラン
↓↓↓以下、8/16追記です↓↓↓
出発前の避難訓練
MSCベリッシマでの出発前の避難訓練(ボートドリル)の案内は、船内放送で告知されます。乗船客の参加は義務付けられているのでアナウンスにはよく耳を傾けて参加漏れのないようにします。
今回は、客室内で安全に関するビデオを観てから、クルーズカードに記載されている『Assembly starion』(アッセンブリーステーション=集合場所)に向かいます。乗船初日でこの汗ンブリーステーションがわからなくても、廊下や階段には方向を指示してくれるクルーが大勢立ってくれているので迷わずに行けると思います。避難訓練なのでエレベーターは使えません。
この時、デッキ6にあるガレリア・ベリッシマの天井はそれぞれのアセンブリー・ステーションの方向・位置を表示していました!この避難訓練は、海上人命安全条約(SOLAS)によって乗船客は参加が義務付けられていて、クルーズ会社毎に参加方法が違い、またコロナ後にも従来の方法を変えているクルーズ会社があるので、緊張感持ち、よく確認して参加することが大事です。また、客室内には船内放送が直接入らないので、何かアナウンスが入ったら部屋のドアを開けて廊下のスピーカーに注耳します。
出港〜セイルアウェイパーティー
避難訓練の後はブールサイドでセイルアウェイパーティーが行われました。踊っている人もいるし、プールに入っている人も、お酒を楽しむ人も。それぞれの楽しみ方でベリッシマの出港を待ちます。
セイルアウェイパーティーの後、出港を見届けるために続々とデッキに集まってきた乗船客。私もそのうちの一人でした。18時に出港だったはずが…当日の船内新聞には19時となっており「‼️」。予定時間の変更アナウンスもなかった…これも外国船「あるある」。ディナー前に部屋で用意があったので、結局出港シーンは見れず、撮れず…知らぬ間に船は大黒ふ頭を離れていました。
第一日目:ポジドニアレストランでディナー
私の指定ダイニングレストランは、デッキ5にある『ポジドニアレストラン』でした。シックで落ち着いた内装です。
初日だけディナーメニューの写真を撮ってきました。日本語メニューは詳しく丁寧に書かれており、写真のないお料理でもどんな感じのお料理かはわかるようになっていました。前菜、スープ、メイン、パスタ、デザートなどにカテゴライズされていますが、それぞれから選ぶ必要はなく、食べたいものを食べたいだけオーダーできます。ただ、最初に注文した後に追加で注文すると、出てくるのが遅くなる可能性があります。
お料理がどのくらいのポーション(量)で出てくるかがわからなかったので、私的には非常に「控えめ」にパスタとエビフライ、デザートにフルーツの盛り合わせを注文したのですが…、パスタは3〜4口で終わる程度の少なめの量でした。なので、余裕でお料理は複数皿頂けるかと思います。
デザートは他にケーキ、アイスクリーム、シャーベットがあり、そんなに大きいポーションではありませんが、チーズの盛り合わせは結構な量がありました。デザート時にコーヒーや紅茶が飲みたいところですが、こちらでの飲み物のオーダーはミネラルウォーターも含めて全て有料です。
【おひとり様のディナー席は】
今回レストランでのディナー時のテーブル席はあらかじめ決められており、クルーズカード記載のテーブル番号席にクルーズ中着席することになります。どんな方々とご一緒できるのか、ドキドキよりもワクワでした。同席になった方は3人。私も含め女性3人は、みなさんおひとり様クルーズということでした。それだけで親近感が湧きましたが、お一人づつ色んなお話を聞いていく中で、それぞれ、どこか、何かの共通点があって4,000人もの乗船客の中から一つのテーブルに4人が集まった「縁」を感じずにはいられませんでした。
マジックショー&サイレントディスコ
ポジドニアレストランでディナーを楽しんだ後は、あらかじめ予約しておいたロンドンシアターでのマジックショーをテーブルでご一緒だった皆さんと全員で観に行きました。毎晩のショーは3回に分かれているので、夕食前や後鑑賞できます。開始ギリギリまで予約でき、また満席でも立ち見で入れてくれた回もあったみたいです。
ショーが終わってすぐ出たところ、ガレリア・ベリッシマでは「サイレントディスコ」の開催真っ最中!ヘッドフォンから流れてくる音楽に合わせて踊るサイレントディスコは物凄く楽しくて参加したかったのですが、乗船1日目の長い1日に疲れて「別の日に参加しよう」と思って部屋に帰りました。しかし、クルーズ中この日以外開催されずに後悔…人の出会いも、船内のイベントも「一期一会」ですを痛感した乗船第一日目でした。
◉台湾・那覇南西諸島クルーズ7日間
【乗船前】
・旅行会社&船会社のOPツアー申し込み方法・内容・料金
・横浜港へのSGムービングでの荷物発送方法・料金一覧
・MSCクルーズ 『MSC for me』アプリの内容・翻訳表示法
【乗船後】
・船内の無料&有料飲み物の料金・ドリンクパッケージの内容と料金
・乗船後のMSC for meアプリ設定|MSC for meでできること
・MSCクルーズ有料インターネットパッケージ料金と購入方法|基隆フリーWi-Fi情報
・船内有料アクテビティ・サービス・アウレアスパ他の料金
・乗船1日目 大黒ふ頭への無料シャトルバス〜チェックイン|ユニバーサルデザインの内側客室
・乗船2日目-1(終日航海)船内レストラン巡り|オリジナルチョコレート作り
・乗船2日目-2(終日航海)|プール・アクアパーク・スワロ階段フロア|フォーマルディナー
・乗船3日目(終日航海)|朝食ルームサービス・シャンパンバー&バー巡り・イタリアンナイト
・乗船4日目-1(台湾・基隆)|OPツアー当日キャンセル|基隆港周辺を散策
・乗船4日目-2(台湾・基隆)|ハンバーガーランチ・ショップ巡り・レトロドレスコード
・乗船5日目-1(那覇)寄港地観光ツアー(1)おきなわワールド
・乗船5日目-2(那覇)寄港地観光ツアー(2)知念岬|ホワイトナイトとスィーツブッフェ
・乗船6日目(終日航海)レストラン朝食〜エレガントナイトディナー|エンタメ・ジム・スパ施設
・乗船7日目(乗船最終日)下船準備〜段階的下船|ベリッシマ乗船感想
◉MSCベリッシマ関連記事
・【2023年度版】MSCベリッシマ・クルーズ旅行に持って行くべき&おすすめアイテム