【2023年度版】MSCベリッシマ・クルーズ旅行に持って行くべき&おすすめアイテム

2023年MSCベリッシマ・クルーズ旅行に持って行くべきアイテム

2023年に入りようやくクルーズ旅行も解禁ムードとなり、外国客船の日本発着も徐々に増えてきました。私も約4年ぶりに外国船に乗船、初めてのMSCクルーズ、MSCベリッシマを楽しんできました。乗船が久しぶり過ぎて、そして国内旅行と日本船のおもてなしに慣れすぎて「持って行けば良かった!」と思ったものを列挙したいと思います。※あくまでも私個人の感想ですので全員に必ず当てはまるということではありません。

MSCクルーズガイドに記載されていて実際なかったアメニティ

乗船申込者に乗船前に配布される『MSCクルーズ クルーズガイド』の中に記載されていたキャビン内のアメニティ一覧は以下の通りでした。

⭕️バスタオル、ハンドタオル、ヘアドライヤー、シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、ソーイングセット
❌シャワーキャップ

この中で実際MSCベリッシマにはシャワーキャップはなかったです。私が宿泊した部屋は内側客室だったので、他のカテゴリーのお部屋、また他の内側キャビンのお部屋にはあったかもしれません。たまたま私の部屋に無かったのかもしれません。(お部屋担当クルーが忘れっぽい人でもあった)

クルーズカード用フック付きストラップ【8/1追記】

MSCベリッシマのルームキーは、部屋に入ってカード差し込み口に挿さないと部屋の電気が点灯しないタイプです。

初めは↑このようなカードケースに入れて使用していましたが、部屋に出入りする度にこのクリアなカードケースから出し入れするのが面倒になったので

最終的にクリアカードは使用せず、クルーズカードに最初から開いていたこの穴にストラップのフックをかけました。こちらの方が便利でした。

複数のクレジットカードと現金


船内での有料の飲食やショッピングなどの決済は、乗船後に自分のクルーズカードにクレジットカードを紐づけておくと便利で、MSCベリッシマに限らず国内外のクルーズ船でも同様です。日本船であればレセプションで紐づけてくれますが、外国船はクレジットカード登録機で自分自身で行わなければなりません。どの外国船でも割と簡単に登録ができる…という認識でしたが、今回MSCベリッシマでは持参したクレジットカードの1枚が『受付不可』になりました。1枚目のクレジットカードはVISAでしたが、無情にも「登録不可」に💧。2枚目のクレジットカードのJCBでなんとか登録ができました。不測の事態に備えて4枚ほどクレジットカード会社の違うクレカを持参していましたが、私の前の前で登録を試みていた乗船者の方は、持参していた4枚のクレジットカード全てが登録不可になったみたいで途方に暮れていました。カードが使えないのではなく、こちらの登録機にうまく反応しないだけなのですが、あまりにも登録機が不安定すぎるのでは…と思わざるを得ませんでした。船内でお友達になった方はクレジットカードは1枚しか持参してなく、やはり登録不可になり、日本円でデポジット(預け金)したそうです。登録機は船内に複数台設置されていて、シンプルな操作方法ではありますが、操作が苦手・拒否感がある場合はレセプションに日本語がわかるスタッフがいるので教えてもらっても大丈夫ですし、乗船後すぐの登録は混み合いますが、逆にその時の方がスタッフの人が機械に張り付いていますし、並んでいる方に教えてもらえるので私はその時に登録するのをお勧めしたいです。

寄港地の台湾[基隆]と沖縄[那覇]のキャッシュレス事情と現金[8/1追加]

今回のMSCベリッシマでのクルーズは、寄港地が台湾の基隆と沖縄の那覇でした。それぞれの寄港地で船外時間を過ごしたので、私が体験した現地のキャッシュレス事情をお伝えします。

【台湾・基隆】

基隆へは過去にコスタ・ベネチアで寄港し、フリーで港周りを歩いた経験があります。その時は5月だったのですが、基隆は暑くて飲み物を基隆のファミマで購入しようと思ったら…使えるクレジットカードがありませんでした。キャッシュレス決済も当時は日本であまり進んでいなかったので私達はスマホに入れていませんでした。
そして、それから4年後の今回2023年7月現在で基隆のセブンイレブンで使えるキャッシュレス決済はコチラ

私が使えるキャッシュレス決済はありませんでした💧唯一使えそうだと思ったのは『LINE Pay』ですが、入れてないので使えなかったです。4年前に訪れた時と全然進展がなかったことに驚き!中華圏ではクレジットカードが使えるところは少ないみたいです。


基隆港から程近い、日本で言うとデイリーヤマザキ的なコチラ↑のコンビニでは、クレジットカードも使えるという表示もありましたが、4年前もそう表示されていましたが結局クレジットカードの読み込み機が不調で、夫はApple Payで支払っていたような。その後使えるかどうかは未体験ですが、クレジットカードが使えるコンビニもあり、です。

船内でお友達になった方と基隆下船中に連絡を取り合っていたところ、スタバではクレジットカードが使えると教えてもらいました。スタバも偵察に行って、レジ周りを見たのですが、日本でよく見るキャッシュレス支払いの一覧の表示がパッと見たところなかったですがクレカ使用OKということで次回は立ち寄りたいと思いました。
JTBで基隆の寄港地観光ツアー参加者向けに『3,000円分のニュー台湾ドルパックを用意しています』とお知らせに記載されていたので、今後あるかわかりませんがそちらで現地通過を両替しても、と思います。
私は基隆の港の周りを少し歩いてベリッシマに戻ろうと思っていたと、4年後の今ならクレジットカードが使えるのでは?という甘い期待でニュー台湾ドルを持たずに下船しました。これまた、前回の教訓で「キャッシュレス決済が使えなかったら」と思い、ベリッシマのブッフェで水を空のペットボトルに詰めて下船しましたが、大正解でした。結局、水一本も変えずに港周りを徘徊することになり、また7月下旬というこの時期、日本とはまた違ったジッとり湿気がある暑い暑い台湾へは水分なしの下船は危険過ぎました。

【沖縄・那覇】

那覇では寄港地観光ツアーに参加し、JTB主催のおきなわワールドと知念岬のOPツアーに参加しました。おきなわワールドでは、ブルーシールのソフトクリームと、やちむんのお皿を購入しました。

どちらもクレジットカードの利用OK、その他ペイ系も使えるようでした。ですが、自動販売機では現金オンリー(使えるところもあったかもしれませんが)でこれまた便利生活ボケしている私は日本円の小銭がなく💧、やっと見つけたのは100円玉のみ…。昨今ペットボトルはおろか、缶ジュースも買えませんでした。沖縄も当たり前ですが暑くて水分が必要になったのに現金持たず…しかし!諦めずバスが発車するギリギリまでキャッシュレスで買える自販機を探しました。


おきなわワールドの正門を出て右側の駐車場に向かうとOKONAWA SANGO BEERと看板がある建物があり、その脇にある↑自販機の2〜3台が交通系ICが使用でき、ここでペットボトルを購入できました。いずれにしても多少の現金があった方が何かと安心に思えました。

MSCベリッシマに持って行くべきアイテム

【ティッシュペーパー】


(Photo:Amazon)
MSCクルーズガイドにも客室アメニティとして列挙されていない、ティッシュペーパー。客室にティッシュペーパーがありませんでした。2枚重ねのトイレットペーパーは予備が3個ほど予備がトイレに置かれていたので、私はそれをティッシュペーパー代わりに使用していました。しかし代用のデメリットとして、ティッシュペーパーは水に溶けやすい特性があるので濡れた手では扱いにくく、また片手でちぎるのも難しいです。ブッフェやプールサイドのカフェなどに紙ナプキンがあったりなかったりするので、子供さんが一緒の時は↑パック(箱)ティッシュが一つあると便利かもしれません。

【シャンプー&コンディショナー】


シャワーブースにはシャンプーとシャワージェルの備え付けディスペンサーがあります。コンディショナーはありません。私は普段、湯シャンなのでシャンプーもコンディショナーも使用しませんが、あまりにも汗をかいた日にシャンプーを使用したところ髪の毛がガビガビになってしまいました。使用感としては石鹸シャンプーのような感じで、泡立ちはなくそして伸びが悪い。お湯で流す際に髪同士がキシキシして、乾いた後もバサバサ感があります。ある程度髪の長い方は絶対に使わない方がいいと思います。

【ボディソープ】

ボディソープも同様に備え付けのディスペンサーのものがありますが、匂いがキツめ。個人的に不得意な匂いではないのですが日常使いの泡タイプを持って行けば良かったと思いました。
そして、ディスペンサーのプッシュ部分が割と力を入れないと出てこないのもちょっとイライラしました。

【ハンドソープ】


客室の洗面所にあるハンドソープは↑シンクの横に備え付けのプッシュポンプがあり、結構な力を入れてグイッと押さないと出てこない透明なジェルタイプのソープが出てきます。これも割と匂いがあり、使用後に手がガサつきます。絶対持って行った方がいいとまでは思いませんが、私は手が乾燥しやすいので使い慣れたものを持って行くべきだったと思いました。

【手指消毒液&除菌シートなど】

ベリッシマ船内飲食場所、その他どこでも消毒液スタンドの設置があり、ブッフェ前にはアルコールスプレーを持ったクルーの方(いない時間帯もあります)が手に吹きかけてくれます。しかし、自ら消毒液スタンドをプッシュしている方はほとんどいませんでした。


ブッフェ手前には⇧手洗いブースが数台以上設置されていましたが、ここで手を洗ってブッフェに入る人もほとんど見ませんでした。実際、使用してみましたが、ハンドソープが出てこなかったりと不具合のある手洗いブースでした。ブッフェはお料理毎に共有トングを利用するコロナ前のシステムに戻っており、ブッフェに続くデッキへの扉も手垢でベトベト状態でした。

(Photo:Amazon)
新型コロナウィルス感染症が収束に向かいつつありますが、クルーズ船内で発症が多いノロウィルスやO-157などにも引き続き気をつけていきたいところです。ピザやパンなど手づかみで食べる食品や料理もあるのでマイ手指消毒液や除菌ウェットティッシュは持参したいアイテムです。

【USBハブ】


(引用:MSCベリッシマ日本発着クルーズ クルーズのしおり)
クルーズのしおりにも記載されていた通り、客室内はアメリカ式とヨーロッパ式の2つの電圧プラグの使用が可能でした。


日本製のものは2穴ソケットのこちら↑が普通に使えました。

ヨーロッパ式口の隣にAタイプUSBの差し込み口が1つありました。

その他に、2つのベッドの脇にあるベッドサイド照明の下に同じくUSBの差し込み口がそれぞれあり、USBの差し込み口は全部で3箇所ありました。私はガジェット系の持ち込みも多く、Apple WatchやiPadなども含めると充電できる箇所が少なく感じました。幸いUSB口が複数あったので、USBハブで充電しました。
今回MSCクルーズのしおりにも、申し込み旅行会社であるJTBが出しているクルーズのしおりにも延長コードの持ち込みについて何も記載がなかったので、延長コードを持ち込んでもOKだったと思いますが、クルーズ船では延長コードの持ち込みが禁止しているクルーズ会社があるということなので、事前に確認は必須です。

【羽織もの・冷房対策衣類】


↑客室の空調のコントローラーは細かく自分で調整できますが、客室外はほぼほぼ冷房がキツく寒さを感じる場所もあります。シアターや後方に位置するブッフェの座席などはいつも寒かったです。羽織ものはマストですが、冷気は下に溜まるので、靴下やつま先のある靴などはあると寒さは凌げると思います。

【暑さ・日除け対策】


MSCベリッシマのデッキ16には、↑ランニングやウォーキンができるコースがありますが、日除けになるものが全くありません。そのため、お天気であれば日が燦々と照りつけますし、雨天の場合は全身濡れます。お天気の日にデッキを歩く、走りたい場合は帽子やサングラスはあった方がいいと思います。そういった運動をしなくても、船外の風景を楽しむ場合にも日除となるグッズを装着して出るといいと思います。

【船内ジム用のシューズ】


船内のジムを使用する場合、他の外国船では外履きシューズでもOKのところもありますが、ベリッシマでは室内用シューズでの使用となります。

【広い心】

最後に日本国内の旅、日本船でのクルーズ旅行に慣れてしまっている私も含めた日本人乗船者の方に「広い心/寛容さ」はマストハブです。日本発着であっても外国船に乗船してしまえば、船内は「外国」です。オペレーションがうまくいってなかったり、待ち時間が長かったり、時間通りに始まらなかったり、客室の掃除が中途半端だったり、日本では当たり前のサービスや態度も「…」な時が多いものです。私もベリッシマに乗船して久しぶりに「そうだ、ここはイタリア、外国だ」と言い聞かせることも多く、日本式から離れることで外国気分を逆に楽しみました!

2023年7月MSCベリッシマ乗船記

◉台湾・那覇南西諸島クルーズ7日間
【乗船前】
旅行会社&船会社のOPツアー申し込み方法・内容・料金
横浜港へのSGムービングでの荷物発送方法・料金一覧
MSCクルーズ 『MSC for me』アプリの内容・翻訳表示法
【乗船後】
船内の無料&有料飲み物の料金・ドリンクパッケージの内容と料金
乗船後のMSC for meアプリ設定|MSC for meでできること
MSCクルーズ有料インターネットパッケージ料金と購入方法|基隆フリーWi-Fi情報
船内有料アクテビティ・サービス・アウレアスパ他の料金
乗船1日目 大黒ふ頭への無料シャトルバス〜チェックイン|ユニバーサルデザインの内側客室
乗船2日目-1(終日航海)船内レストラン巡り|オリジナルチョコレート作り
乗船2日目-2(終日航海)|プール・アクアパーク・スワロ階段フロア|フォーマルディナー
乗船3日目(終日航海)|朝食ルームサービス・シャンパンバー&バー巡り・イタリアンナイト
乗船4日目-1(台湾・基隆)|OPツアー当日キャンセル|基隆港周辺を散策
乗船4日目-2(台湾・基隆)|ハンバーガーランチ・ショップ巡り・レトロドレスコード
乗船5日目-1(那覇)寄港地観光ツアー(1)おきなわワールド
乗船5日目-2(那覇)寄港地観光ツアー(2)知念岬|ホワイトナイトとスィーツブッフェ
乗船6日目(終日航海)レストラン朝食〜エレガントナイトディナー|エンタメ・ジム・スパ施設
乗船7日目(乗船最終日)下船準備〜段階的下船|ベリッシマ乗船感想
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