【クルーズ旅行持ち物】クルーズ船に持ち込める物・持ち込み制限のある物|持ち込み量の制限は?

クルーズ船に持ち込めるものはどんなモノ?

通常の旅行では持参OKな物でも、クルーズ船には持ち込みNGな物、クルーズ会社に確認が必要な物があります。クルーズ会社によってNGな物もあるので、配布されるクルーズガイドにはしっかり目を通す必要があります。以下の記事は海外のクルーズニュースサイトの記事を引用、一部抜粋、要約したものとなります。

クルーズ船に持ち込めない物・持ち込み制限のある物

【あらゆる種類の武器】

銃、弾薬、格闘技用武器、スタンガン、ナイフ、折りたたみナイフなどは船内には持ち込むことが禁止されています。特にスタンガンを機内に持ち込むことで重罪に問われる可能性もあります。どんなに無害であってもこれらは乗船前の保安検査場で没収されます。クルーズ船への銃器類の持ち込みは、手荷物に入れていたり、自宅で所持許可登録されている場合でも許可されません。「武器のように見える」または「武器と解釈される可能性がある」ようなもの(おもちゃの銃も然り)、手錠や拘束道具も持ち込み不可です。

【違法薬物・物質】

違法薬物の船内持ち込みは固く禁じられており、船内持ち込みを防止するために違法物質を検出するためのX線、金属探知機、スキャナー、麻薬探知権が使用されます。また、有効な薬の処方箋を持っていても、特定の薬は船内で使用が許可されない場合があり乗船前に確認することが重要です。ロイヤルカリビアンとカーニバルクルーズはCBDオイル*とCBD製品の持ち込みは許可していません。
CBDオイル:植物のヘンプ(麻)から採れるCBD(カンナビジオール)というヘンプオイル。リラックス効果、ストレス緩和効果などがある。

【ろうそく・お香】

クルーズ内での火災を防ぐため、ろうそくやお香の船内への持ち込みは禁止されています。

【アイロン・スチーマー】

クアイロンとスチーマーの持ち込みは禁止されています。アイロンが設置されたコインランドリーが設置された一部のクルーズラインもありますが、ほとんどのクルーズ船では、洋服のアイロン掛けが必要な場合はランドリーサービスを利用するしかありません。

【ヘアアイロン】

MSCクルーズとその他一部を除き、ほとんどのクルーズ会社でヘアアイロンを使用することができます。

【迷彩服】


クルーズ会社では迷彩服を完全禁止にはしていませんが、カリブ諸国では一般人が迷彩服を着ると「役人になりすました」ということで逮捕される可能性があります。迷彩パンツ、シャツ、帽子、さらには財布やバッグなどのアクセサリーの着用が該当します。

【ホバーボード・車輪内蔵靴など】

ホバーボード、セルフバランスホイールの持ち込みは禁止されています。船内ではスケートボード、車輪が内蔵された靴の使用は許可されていません。

【ドローン】

ドローンの持ち込みは、許可するクルーズ会社と許可しないクルーズ会社があります。船内にドローンの持ち込みが許可されても、船上でドローンを飛ばすことができず、寄港先では地方条例を順守する必要があります。カーニバルクルーズとロイヤルカリビアンでは「港湾エリア以外の陸地のみの使用」では船内に持ち込むことができますが、ハイチのラバディ、ココケイのパーフェクトディなどで使用することは推奨していません。ドローンの持ち込み、使用方法につい手の規則に関しては流動的であるため、乗船前にクルーズ会社に確認することが必要となります。

【アマチュア無線】

ほとんどのクルーズ会社では、クルーズ船の通信妨害防止のためにアマチュア無線の持ち込みが禁止されています。一部のクルーズ会社では、通信スキャナーと広域受信機の持ち込みを禁止しています。

【大型スピーカー】

ほとんどのクルーズ会社では、最近人気のある大型Bluetoothスピーカーの使用ができません。大型のスピーカーからの音楽で船内放送のアナウンスがかき消されると、安全上のリスクが生じる可能性があります。小型のBluetoothスピーカーは個人使用が許可されています。

【延長コードとサージ防護機器】

サージプロテクター(サージ防護機器)付きの電源タップは火災の危険性があり、船内への持ち込みは固く禁じられています。また通常、延長コードも船内に持ち込みができません。

【子供用ビニールプール】

子供用の空気を入れて膨張するビニールプールの持ち込みはできません。小さい子供がシャワーエリアで入浴ができるように小さなプールをが必要な場合は、事前にクルーズ会社に確認する必要があります。

【一部のスポーツ用品】

野球のバッド、ホッケースティック、ゴルフクラブ、スケートボード、自転車、サーフボードなど船内に持ち込める場合もありますが、船内で使用することはできません。寄港地先で使用するゴルフバッグや用具など、セキュリティーを通過できれば通常は問題はありません。

【水キセルパイプ】

クルーズ船内では喫煙エリアが指定されていますが、水ギセルパイプの持ち込みは許可されていません。

【一部の日焼け止め製品】

壊れやすいサンゴやサンゴ礁に有害な日焼け止めを禁止しているクルーズ会社があります。米領バージン諸島、キーウエスト、ハワイ、コスメル、ボネールなどでは、オキシベンゾン、オクトクレリン、オクチノキサートを含む日焼け止めは禁止されています。
(引用:CruiseFever)

クルーズ船に持ち込める荷物の量は?

クルーズ会社により許容される荷物の量はかなり柔軟ではありますが、例外もあり、一部には特定の規則があります。クルーズ会社では航空会社のように受託荷物の追加料金の請求はありません。乗船する前にクルーズガイドをよく読んで確認する必要があります。
【カーニバルクルーズライン】
荷物の制限はなし。ただし、荷物の一つの大きさが140cm×60cm×40cmを超えないことを推奨しています。
【ノルウェージャンクルーズライン】
乗客1人につき荷物2個までの制限があり、荷物一つの重量を22kgを超えないよう求めています。
乗船する際、大きな荷物を先に預けて(船内に運んでもらう)ので、パスポート、乗船券、お財布、場合によっては乗船初日に必要な衣類などを入れる手荷物バッグは必須となります。
(引用:CruiseFever)

 

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