【ハーモニー・オブ・ザ・シーズ乗船記ブログ2】ハーモニー・オブ・ザ・シーズの基本情報
乗船する前に私がハーモニー・オブ・ザ・シーズ(以下ハーモニー)について知っていたことは「22万トン級の超大型客船」「カリブ海で運航している」位でした。
ハーモニー・オブ・ザ・シーズ シップデータ
総トン数:226,963トン
全長:362.12m
型幅:47.00m
初就航:2016年5月
船籍:バハマ
造船所:フランス
建造費用:約9億ユーロ
乗客定員数:5,479人(1室2人使用時)
乗組員数:2,193人
所属:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
初就航からまだ2年経っていない新しいクルーズ船だということは、添乗員さんの話を聞くまで知らなかった私です。
乗船した時のハーモニーは、満員近いという話だったので、5,500人近い乗客が乗っていたようですが船内が広いせいか「混み合っている」「ブッフェレストランで席がない」という印象が全くありません。
強いて言うなら、食事の時間帯になると「エレベーターが混み合っている」位でした。
船会社はロイヤル・カリビアン・インターナショナル
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(以下RCI)は、約50年前にノルウェーの海運業者3社でRCIを設立し、カリブ海クルーズに最初の新造船を投入。その後”フライ&クルーズ”で集客する手法で事業を成長させた世界第大規模のアメリカのクルーズ会社です。
RCIは「世界最大客船」のタイトル・ホルダーであり短いスパンでより大きなクルーズ船を建造しているのが特徴。運行船の数の多さ、大きさは他の船会社の中でも群を抜いています。
RCIの既運行船も次々と改装が施され、より楽しく、心地よく、快適なクルーズ船に日々進化している、と言う印象を受けます。
RCI運行船
運行クルーズ船は23隻(2018年2月現在)総トン数ごとにクラス分けされています。
◉エンプレス・クラス<4万トン級>
エンプレス・オブ・ザ・シーズ
◉ソブリン・クラス<7万トン級>
マジェスティ・オブ・ザ・シーズ
(以下、船名後のオブ・ザ・シーズ省略)
◉ビジョン・クラス<7万トン級>
グランジャー、ラプソディ、エンチャントメント、ビジョン
◉レディアンス(バンテージ)・クラス<9万トン級>
レディアンス、ブリリアンス、セレナーデ、ジュエル
◉ボイジャー・クラス<13万トン級>
*ボイジャー、エクスプローラー、アドベンチャー、ナビゲーター
*マリーナ(*印の船は日本発着クルーズの実績あり)
◉フリーダム・クラス<15万トン級>
フリーダム、リバティ、インディペンデンス
◉クァンタム・クラス<16万トン級>
クァンタム、アンセム、オベーション
中国向け
◉オアシス・クラス<22万トン級>
オアシス 225,282トン
アリュール 225,282トン
ハーモニー 226,963トン
シンフォニー 228,081トン(2018年3月末就航予定)
2019年春にはスペクトム・オブ・ザ・シーズ(167,000トン)が就航予定
新造船シンフォニーとハーモニーの違い
もう少し待てば、新造船の世界最大客船シンフォニー・オブ・ザ・シーズに乗船することもできましたが残念ながら初就航が2018年3月末(予定)とのことで今回はその機会がありませんでした。
乗船時には間違いなくハーモニーが世界最大級(こだわる)でありました。
新造船シンフォニーはハーモニーを少し上回る228,081トン。
「ハーモニーとの差わずか約1,000トンの違いって何?」と思ってしまいますね。その違いは以下の通りです。( )内はハーモニーの数字です。
乗客定員数:5,518人(5,479人)
乗務員数:2,200人(2,193人)
デッキ数:18(16)
客室数:2,759人(2,747人)
型幅:約65.68m(47.00m)
米国RCIのHPより拾えた数字で上記以上にまだ違いはあるかと思いますが、大きなところでは肩幅が大きくなった、デッキ数が増えたことでしょうか。レストランや施設などはハーモニーと同じものが入っているようです。
ちなみに、ハーモニー、アリュール、オアシスの船内にスターバックスコーヒーはありますが、シンフォニーには無いようです。なんで?(笑)
(記事・データ引用:『クルーズ客船データブック2018・2019』海事プレス社、RCIクルーズガイド、RCI米国HP)
*記事中に記載した数字はまだ正式発表前のものも含まれている可能性があります。今後詳細が分かり次第修正していきます。目安として参考にして頂けると幸いです)
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