【羽田空港に近いホテルVo.6】ファーストキャビン羽田ターミナル1宿泊記|東京港・横浜港クルーズ乗下船前後泊

羽田空港第1内 ファーストキャビン羽田ターミナル1

東京国際クルーズターミナル、横浜港大さん橋国際客船ターミナル、新港ふ頭客船ターミナル、大黒ふ頭など、東京港、横浜港発着のクルーズの乗船前、下船後に羽田を利用する際には、羽田空港に近いホテルに宿泊するのも便利です。今回は羽田空港第1ターミナル内の宿泊施設、ファーストキャビン羽田空港1のご紹介です。


【ホテル名】ファーストキャビン羽田ターミナル1

【ホテルへのアクセス】
●羽田空港国内線第1ターミナル 1階到着ロビー中央
【ホテル→東京国際CTまでの所要時間】
●タクシー利用(約15分/約4,600円)

【ホテル→横浜大さん橋国際客船ターミナル】
●タクシー利用(約29分/約8,900円)
【ホテル→新港ふ頭客船ターミナル】
●タクシー利用(約31分/約9,600円)
※道路の混雑状況により変動します(NAVITIME
調べ)

羽田空港内にある唯一の宿泊施設

【ホテルエントランス】

羽田空港第1ターミナルに最も近い宿泊施設、FIRST CABIN羽田ターミナル1は、到着ロビーから歩いてすぐのところにあり飛行機に搭乗はもちろんのこと、タクシー、バス、電車へのアクセス全てにおいて近くて便利この上ないロケーションにあります。
【ホテル施設内】
⚫︎ロビー&レセプション

共有施設内での撮影はNG箇所であっため、今回は写真は少なめです。エントランスからフロントまではこのような長めの廊下を真っ直ぐ進みます。奥まっている場所にあることから羽田空港第1の喧騒から徐々に離れ、宿泊者だけのスペースに突入していきます。チェックインは対面で行い、荷物はチェックインまで預かってもらえました。
⚫︎女性用ファーストキャビン

宿泊カテゴリーは『ファーストクラス』と『ビジネスクラス』があります。宿泊したのは『ファーストクラス』でベッドの他にスーツケースをひろげることができるスペースがある部屋でした。ベッド下の鍵付き引き出しが金庫がわりになっていました。

ファーストキャビンは「簡易宿所」

ファーストキャビンの公式予約サイトにも記載されており、またチェックイン時にフロントでも説明されますがファーストキャビンはホテルではなく簡易宿所となっています。ホテルや旅館との違いの大きな違いは部屋に鍵が付いていないことです。

(出典:ファーストキャビン羽田ターミナル1)
ファーストクラスの部屋はこのようなボックスブースが連なって置かれており、部屋はドアではなく鍵なしアコーディオンカーテンでの仕切りになっています。仕切りの上部は開いており密閉空間ではありません。

(出典:ファーストキャビン羽田ターミナル1)
参考までに「ビジネスクラス」の部屋の仕切りはロールスクリーンで、ベッドマット下辺りまで引き下げられるようでした。
↓ファーストキャビンに関する詳細は下記からどうぞ。
【参考】公式サイト:ファーストキャビン羽田ターミナル1

ファーストキャビン羽田ターミナル1メリット・デメリット

「簡易宿所」に初めて宿泊した私見のメリット・デメリットでまとめたいと思います。

ファーストキャビン羽田T1【メリット】

・飛行機の音が全くしない。
・羽田空港第1ターミナル内にあり飛行機利用、首都圏近郊へのアクセスが良い。

・羽田空港近隣のホテル(シングル利用)宿泊料より1拍料金が安い。
・深夜のチェックインも可能。
・大浴場がある。
・空港内の飲食店,コンビニに近い。
・ショートステイ利用ができる。
・耳栓の無料配布がある。
・館内ウェア、使い捨てスリッパ、タオル他アメニティは一通り揃っている。

ファーストキャビン羽田T1【デメリット】

・部屋に鍵がない。
・目覚ましのアラーム(音)が使えない。
・大浴場が広くなく、シャワーブースも2箇所のみなので混み合う時間に使えない。
・深夜早朝の出入りが多くうるさい。
・ベッドが硬すぎる。
・仕切り上部から空調の風が入り寒く、風があたる。(部屋場所による)
・ビジネスクラスはベッドのみの空間なので荷物を廊下に置くしかない。

ファーストキャビン羽田ターミナル1に宿泊した感想

カプセルホテルの進化版、ファーストキャビンに前泊で利用してみました。どの宿泊施設にもメリットとデメリットはあり、特定の宿泊施設を非難するつもりはありません。私にとってはどんな宿泊施設も「快適さ」が最優先となるので、その点からすると今回利用した施設の2度目の利用は無いと思いました。
◎ワクワク感がなく、疲れも取れない
「仮眠する場所」のような空間なので、クルーズ旅行前の「ワクワク感」はなく、またクルーズ旅行後の「疲れをとる」という場所ではありませんでした。調節できない館内の空調の風が部屋に入り込み、出発前に風邪を引かないか心配になりました。ベッドのシーツの下に固いビニール製と思しきベッドパッドが冷たく感じられました。
◎部屋の鍵がない不便さ
個室に鍵がないというのが今回非常に面倒に感じました。トイレに行く、飲み物を買いに行く、シャワーを浴びるなど部屋から出る度に貴重品をベッド下の鍵付き引き出しに出し入れ、または持ち歩くなど面倒臭いこの上ありませんでした。
◎共用施設が別にある不便さ
今回、共用部から一番離れていた部屋だったこともあり、夜中にトイレに行く、ちょっと手を洗いたい、などは全て部屋から遠かったので不便さを感じました。
うるさい
飛行機の発着終了時間前後のチェックインが多く、夜中の1時過ぎまで出入りする音が響き、また翌日も早朝から出入りする人が多く身支度する音がうるさいです。各部屋の上部が開いているので、隣室以外の音も聞こえてきます。
◎安くない
今回は連休前の平日に宿泊したので12,000円でした。休日前の羽田空港周辺のホテルはすべて普通の平日よりも高かったのですが、京急線沿線やモノレール沿線の近隣駅ならもう少し上乗せにはなりましたが「ゆっくりできる」「快適さ」は得られたと思います。

Pocket