【2023MSCベリッシマ乗船記9】乗船4日目-1(台湾・基隆)|OPツアー当日キャンセル|基隆港周辺を散策|おひとり様クルーズ
MSCベリッシマ:乗船4日目台湾(基隆)寄港
基隆寄港地観光ツアーを当日キャンセル〜朝食
【九份観光ツアーを当日朝キャンセルした理由】
深夜2時まで続いた下痢のおかげで、浅い眠りから覚めたMSCベリッシマ乗船4日目の朝。乗船4日目はこのクルーズでの初の寄港地、台湾・基隆で、私は九份観光ツアーを申し込んでいました。「下痢は治ったが、この日も引き続き調子が悪かったらどうしよう…」と思い始め、参加することが不安になってきました。台湾のトイレは、トイレ時に使用したペーパーを流すことはできず個室の汚物入れに入れないといけないという、日本よりもトイレ事情がよくないことは体験していたし、「九份はとて混雑が予想されます」という案内、基隆港から現地までどのくらいバスに乗るか分からなしその間もよおしたらどうしよう…という「トイレ不安」があり、出発3時間前に旅行会社の船内カウンターに行って当日キャンセルを申し出ました。当日キャンセルなので、寄港地観光ツアー代金は全額戻ってこないことは承知です。勿論「もったいない」という思いはありましたが、健康には代えられないし、もし単なる下痢ではなくて感染症の類に罹患している可能性も時世的に有り得る訳で、非常に残念でしたが自分的には英断だったと思いました。
【乗船4日目:ブッフェで和朝食】
九份観光ツアーをキャンセルしたら何だかお腹が空いてきたので、とりあえず少しだけ食べてみてお腹が大丈夫なら基隆港に下船し、港周りを歩いてみようと思いました。
乗船して初めてのブッフェで和食を選んでみました。お粥もあったけど、やっぱりご飯。「明太子が美味しい」と聞いていたので食べてみましたが美味しかったです。他にイカの塩辛や納豆、海苔などもありました。
朝食時間が過ぎたガランとしたブッフェの窓から、対岸の港で停泊しているコスタ・セレーナが見えました。
基隆港の下船条件
【入国に必要なもの】
基隆港に寄港する前夜、パスポートのコピーに台湾の「入国」印が押されたものが部屋に届けられ、基隆で下船する人はそのコピーを持って下船する、という流れで「基隆では下船が全員強制ではない」ということでした。
【台湾 電子タバコ・加熱タバコの持ち込み禁止】
基隆下船に際し、船内で何度もアナウンスがあったのは「電子タバコ類の持ち込み禁止」でした。台湾行政院健康局は2023年3月22日「煙害防制法」の改正により違反者には罰金(下記参照)が科せられるということでした。
財政部は同日、同改正を踏まえ、台湾へ入境する際に持ち込める「たばこ製品」は、紙巻きたばこや刻みたばこ、葉巻のみとし、加熱式たばこは禁止するとした。違反者には、最高500万台湾元の罰金が科せられる。なお、電子たばこの持ち込みも禁止されている。(引用:JETRO 台湾、電子タバコが全面禁止、加熱タバコの持ち込みも禁止に)
2023年3月22日付の台湾財政部国庫署のプレスリリースによると、台湾の入境旅客の加熱式たばこの携帯に関して、
●台湾に入境する旅客は加熱式たばこを携帯品として持ち込んではならない
●入境時にもし携帯している場合は、税関に正直に申告すること
●入境時に携帯しているにも関わらず、税関に申告せず、税関検査で発見された場合は、菸害防制法等により、罰金が科され、また、発見された加熱式たばこについては、没収、廃棄又は返送される(引用:公益財団法人 日本台湾交流協会)
基隆港クルーズターミナル
船を降りてすぐ前の倉庫みたいな建物が基隆クルーズターミナルです。下船したのは約4年ぶりですが、床が舗装され、内部もペイントされた箇所もありますが基本的に以前と変わらないそっけない通路です。基隆ではフリー下船でも特に規制がなく、下船そのものも全然混み合っていなくてびっくりしました。
手荷物検査、税関を通るとクルーズターミナルの待合スペースが広がり、ポップアップの土産物店が数店、その前に数少ないベンチがあり、お出迎えの現地の方やクルーズ船のクルー、乗船客などがごった返しになっている場所です。こちらでは台湾のフリーWi-Fiが入るので必然的にここに集まってしまいます。フリーWi-Fiは2つ使えました。ここで一気にメールチェックや家族への連絡、先に下船した船内でお友達になった方とのSNS交換など通信に集中し、その後基隆の町に出ました。
4年前にはなかったトイレが新設。利用しませんでしたが綺麗そうです。
基隆港・基隆駅周辺
前回は4年前のゴールデンウィークに寄港し、ねっとりした暑さに閉口しました。今回は真夏ということで覚悟はしていたものの…梅雨が明けたという東京の暑さとはまた違ったなんとも耐え難い、暑さの種類が違う暑さに早くもベリッシマに戻りたくなりました。
基隆港でもベリッシマの全景写真は撮ることができず、船尾だけ見ても大きい!
基隆港西岸旅客ターミナル側の広場が前回来た時よりも綺麗になっていて、ファミマがなくなっていました。整然と整備されていて綺麗なのですが、一切の日除けがないので暑いです。
写真スポットの「海洋広場」もカンカン照りで人影なし。それにしてもこの辺りの海が臭い…💧台湾のフリーWi-Fiは使えるスポットから出ちゃうと切れてしまうので歩きながらは使えないのが難点。
【基隆港 東岸旅客ターミナル】
ベリッシマが停泊していた対岸の東岸旅客ターミナルまで来てみました。この建物のロビーには今からコスタ・セレーナに乗船する乗船客と、フリーWi-Fiを繋いでいる人々で大混雑!私もこちらで再び無料Wi-Fiを繋いでみました。
東岸旅客ターミナルの建物は大きそうなのに、エントランスが狭い…にも関わらず売店やカフェなどもあるターミナル1階です。日本のウイスキーも含む種類から、日本、台湾、中国、韓国、その他の国のスナック菓子やドリンク類などが置いてあるコンビニ風の売店。
その反対側にあまり広くないカフェ。日本語で書かれたメニューもあります。ここのカフェだとフリーWi-Fi使えそうですね。
【基隆のコンビニ・スタバ】
基隆港の周辺にはセブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップなど日本でもお馴染みのコンビニが沢山あります。セブンイレブンではWi-Fi表示も店先にあったので、試してみましたが繋がりませんでした。
セブンイレブンではPay支払いが充実、日本人で使えそうなのはLINE Pay、Apple Pay,Google Payあたりでしょうか。クレジットカードは使えないので、コンビニで買い物する予定がある場合は、現地通貨があると便利です。以前基隆のファミマでApple Payで支払いを試しましたが、機械の不具合で何度かやり直したこともあったことから、面倒なので今回は船内からボトル水を持って下船し一切の買い物はしませんでした。コンビニではクレカでは水も買えまから…💧。
↑こちらはHi Cafeという基隆港に最も近いコンビニで使える支払い方法一覧です。小さくて薄暗いコンビニですがローカルな商品もあり、飲み物も充実していました。
スタバを利用した方から「スタバはクレカが使える」と聞いたので行ってみましたが満席で入店を諦め、店先でスタバWi-Fiが使えるかを試してみましたが、提供されていないのかリストに入ってきませんでした。
【基隆駅】
基隆駅の自動券売機はマスター、VISA、JCBの表示があるのでクレカ決済でチケットが買えるようです。台北まで鉄道で片道約40分位とのことでした。前回もそうでしたが、基隆での寄港時間が実質約5時間位しかなく割と短時間なので、台北への往復もできなくはないけれど余裕がなさそうなので今回も基隆港周辺で断念しました。
前回も今回も基隆港周辺を散策しただけでしたが、昔ながらの古い建物と新しい近代的な建物が融合している街で、少し路地を入ればローカルな雰囲気が十分に楽しめるところです。車は忙しなく往来しているので、横断歩道を渡る時でも緊張を要しました。基隆で十份へ寄港地観光ツアーに参加された方は「とにかく何もかも忙しなかった〜」と言ってましたが、寄港時間が短いので遠いところへ観光に行くにはやはり寄港地観光ツアーに参加するのがベストかと思います。
◉台湾・那覇南西諸島クルーズ7日間
【乗船前】
・旅行会社&船会社のOPツアー申し込み方法・内容・料金
・横浜港へのSGムービングでの荷物発送方法・料金一覧
・MSCクルーズ 『MSC for me』アプリの内容・翻訳表示法
【乗船後】
・船内の無料&有料飲み物の料金・ドリンクパッケージの内容と料金
・乗船後のMSC for meアプリ設定|MSC for meでできること
・MSCクルーズ有料インターネットパッケージ料金と購入方法|基隆フリーWi-Fi情報
・船内有料アクテビティ・サービス・アウレアスパ他の料金
・乗船1日目 大黒ふ頭への無料シャトルバス〜チェックイン|ユニバーサルデザインの内側客室
・乗船2日目-1(終日航海)船内レストラン巡り|オリジナルチョコレート作り
・乗船2日目-2(終日航海)|プール・アクアパーク・スワロ階段フロア|フォーマルディナー
・乗船3日目(終日航海)|朝食ルームサービス・シャンパンバー&バー巡り・イタリアンナイト
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