【news】MSCクルーズ|2020年ベリッシマを日本に配船|リリカは東京五輪時にホテルシップに

最近何かと話題が多いMSCクルーズの話題をまとめて取り上げてみました。

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MSCクルーズ概要

MSCクルーズは1990年代に中古客船を運行し、手頃な料金の地中海クルーズを行い人気に。2000年以降新たに船隊整備に着手し2018年1月までに14隻を投入した。今後は5タイプ8隻の新造船が登場する予定。
(概要引用:クルーズ客船データブック2018・2019/海事プレス社)

MSCクルーズ運行船14隻

シーサイド・クラス

シーサイド 約15万トン

メラビリア・クラス

メラビリア  約17万トン

ファンタジア・クラス

ファンタジア、スプレンディダ、ティヴィーナ
プレスチオーサ 約13万トン台

ムジカ・クラス

ムジカ、オーケストラ、ポエジア、マニフィカ 約9万トン台 

リリカ・クラス

リリカ、オペラ、アルモニア、シンフォニア 約6万トン台

(運行船引用:クルーズ客船データブック2018・2019/海事プレス社)

2020年メラビア・クラス MSCベリッシマを日本に配船

”MSCクルーズは2020年、メラビリア・クラス第2船「MSCベリッシマ」(16万7600トン)を日本市場およびアジア地域に配船すると発表した。同船は現在、STXフランスで建造中で、2019年3月にデビュー予定。日本を母港とする客船としては最大規模の客船となる。2020年のコースは現在造成中で、今年8月に発表する予定。”
(引用:WEB CRUISEニュース2018.05.02)

現在日本を母港にしているダイヤモンド・プリンセスは約11万トンですのでそれを上回る大きさのMSCベリッシマ。新造船ということで船内設備や客室の仕様が気になります!メゾネットタイプや最大3室をつなげ10人まで利用可能なモジュールキャビンなども登場予定だそうです。

MSCベリッシマの姉妹船「MSCメラビリア」と同様天井がLEDで覆われる「スカイスクリーン」も備えられ、上級客室専用エリア「MSCヨットクラブ」ではより進化したサービスの提供していく予定。

”メラビリア・クラス客船4隻で提供していくシルク・ドゥ・ソレイユのオリジナルショーとして、MSCベリッシマ専用のプログラム2種が上演される。”(引用:同上)

MSC専用のシルク・ド・ソレイユに有料ショー

通常クルーズ船では、クルーズ料金にショー観覧代も込みですが、現在行われているメラビリアでのシルク・ド・ソレイユのショーは事前予約の有料です。

関連記事:【プレスリリース】MSCメラビリア専用のシルク・ドゥ・ソレイユショー概要を発表

ショーのプロフェッショナル集団を招きクルーズ船内でのショーのクォリティーを上げるために有料にする」と以前聞いたことがあります。
乗船回数も増えると乗船客の目も肥えて来ます。常に新しくプロフェッシュナルなショーを有料でも観てみたい!と私も思います。

MSCクルーズ、日本の港へも投資へ?

先頃行われたMSCスプレンディダ日本初寄港&MSCクルーズジャパン創立10周年の記念イベント時、MSCクルーズCEOより「大型船2隻(スプレンディダ・ベリッシマ)を日本市場に投入することは日本への強い決意の表れ」と説明し、将来的には日本の港への投資も考えているという。

”国土交通省の推し進める「官民連携による国際クルーズ拠点」形成の取り組みについて「歓迎している。世界の他の地域ではすでに同様のことを実施しており、日本でもできれば非常に喜ばしい」と日本市場への抱負を語った。”(引用:WEB CRUISE2018.05.02)

MSCリリカ 2020年東京港ホテルシップに

“東京都港湾局は4月27日、2020年東京オリンピック・パラリンピック時のホテルシップ運営に関してMSCクルーズを協議対象者に選定したと発表した。
ホテルシップは15号地木材ふ頭で受け入れる予定で、MSCリリカを活用する見込み。”(引用:WEB CRUISEニュース2018.04.27)

15号地木材ふ頭とは

商社・港湾業者・木材業者など数多くの企業の合同出資により設立された東京木材埠頭株式会社が運営している15号地木材ふ頭(引用:Wikioedia)は江東区若洲あります。このふ頭にホテルシップが停泊する予定。最寄駅は新木場駅。

MSCクルーズ、ここに来てグイグイ日本市場に食い込んで来そうな予感です。日本市場で成功してもらいたい!そのためには船内に展望風呂は必須かもしれません。

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