【news】MSCグランディオサ再開クルーズで乗船・再乗船の乗船拒否

プロトコル違反の家族再乗船を拒否

8月16日にクルーズを再開したMSCグランディオサは、イタリア・ジェノバを出港し地中海クルーズに出航した。
8月18日同船はイタリア・ナポリに寄港した際、現地でのエクスカーションに参加する予定だった乗船客家族(4人)は、そのエクスカーションには参加せず自分たちで街を散策し、船への再乗船を拒否された。
クルーズ船の安全維持のためMSCクルーズは新しい健康プロトコル(規定)を設定しており、それを守れず残念な結果となった。

乗客、乗組員、寄港先のコミュニティの健康と福祉を確保するために開発された私たちの健康と安全のプロトコルに沿って、私たちは昨日イタリアのナポリを訪問中に海岸のエクスカーションを断った家族への再乗船を拒否する必要がありました。

計画されたエクスカーションを離れることによって、この家族は彼らと他のすべてのゲストのために作成されたプロトコルが破られたことにより、船に再び乗船することを許可されませんでした。

MSCで用意したエクスカーションは、移動の際の消毒、ソーシャルディスタンスの確保、ツアーガイドとドライバーも健康診断を受け、感染防止用具の着用など船内と同レベルの高水準の安全を維持できるように設定されています。
(MSCクルーズによる声明)

クルーズライン公認のエクスカーションは適切な衛生方法、ソーシャルディスタンスの慣行をとっており安全であることを保証している。


(Photo by THE CONVERSATION)
↑MSCグランディオサ、8月16日出港前の検査の様子。

乗船前、乗船中の安全管理を実施

MSCグランディオサのチェックイン時にRT-PCRテストを含む一連の二次医療スクリーニングを実施。シェンゲン圏(出入国審査なしで行き来できる)外の感染高リスクの国居住者は搭乗要件を満たしておらず、出港前に乗船が拒否された。
また、今回のクルーズでは複数の寄港地から乗船客が乗り降りができ、ナポリからの乗船客3人はチェックイン時に抗原検査で陽性が検出され乗船が拒否された。

【その他安全強化のために行われている対策】
・毎日の検温、健康アンケートの実施。
・乗客は非接触型、オプション搭載されたリストバントの着用。
・パンデミック前の乗客数の70%の収容。
・船内衛生環境の強化。

(出典:CRUISE HIVE,CRUISE CRITIC,THE CONVERSATION)

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