【ハーモニー・オブ・ザ・シーズ乗船記ブログ6】シカゴからマイアミへの乗り継ぎ
成田からJAL機で約12時間の長いフライトを経てシカゴに到着しました。
マイアミへはシカゴ経由でアメリカの国内線で向かいます。
ESTAについて
アメリカへの入国の際、事前にESTA(電子渡航認証システム)という米国入出国カードをあらかじめwebでサイト電子申請しておかなくてはなりません。
自分でwebから申請できる(14USドル/人・クレジット払)ということでしたが、「入力間違いなどで米国入国の際にトラブルが生じる可能性がある」ということなのでクラブツーリズムにESTA取得手続きを依頼しました。(別途5,820円/人)
質問攻めのアメリカ入国審査
シカゴに到着し、まずは入国審査を受けなければなりません。パスポート、税関申告書、そしてESTAの控えが必要です。
入国審査で私の番が来てブースに進むと審査官が英語で「目的は?」と聞いてきたので「sightseening,cruise ship」と添乗員さんに教えられた通りに答えました。
次に「何日滞在?」と聞かれ「2days」と答えると、「クルーズ船に乗るのに、2日間ってことはないだろ?」とまくしたてられました。
確かにそうなんですけれど、アメリカでの滞在はこの日と下船した日の2日で間違ってはいないのです。
ここから審査官は怪しむ方向へと加速して
「クルーズは何日間なんだ?」
「8日です」
「え?どういうこと?おかしくない?」
…と、いうことになりこちらが怯んでいると、どんどん怪しんだ表情になってきました。
英語のヒアリングは不得意ですが、言いたいことはなんとか言えるのでこムヅカシイことを言われる前にこちらも応戦。
「まず、これからマイアミに行って、明日フォートローダーデールからハイチに行って、それからジャマイカ、メキシコに行くんですよ、大きな船で。その後マイアミに戻って日本に帰るの!」
と、一連のスケジュールを説明すると、理解したとは到底思えない表情で「もう面倒臭いな」という感じで通してくれました。
同じツアー参加者の人も同じような目に合うのでは?と入国審査ブースを振り返りますが、さして困った様子でもなく次々と審査を終えて来ていました。
「『あなたもクルーズ船に乗るの〜?』って聞かれたわ。」ということで…私以下は難なくスルーのようでした。
入国審査を終えるとすぐに荷物を一旦ピックアップして、自分でスーツケースをアメリカン航空のカウンターまで持って行きました。
シカゴ空港はターミナルが5つもあってトラムで移動しました。広さに驚きです。
出発便の搭乗口の見方
出発便の搭乗口を表示するモニターの見方を添乗員さんから教わっています。日本だと出発時間の時系列で表示されますが、ここでは到着地名のアルファベット順で表示されています。
次に向かうのはマイアミなので頭文字Mで『Miami』を見つけ、便名、出発時間を参照して搭乗口を確認する、という…慣れない見方です。チケットとモニターの表示が違う場合は、「モニター表示が優先」ということでした。
この後は国内線の搭乗の手続きです。国内線への手続きは係員の人にチケットとパスポートを見せるだけ。係員の人は「『ハロー』は日本語ではなんていうんだい?」なんて聞いてきて入国審査とはうってかわってなんかだ和気あいあいの雰囲気でしたが、その後の荷物検査は身につけているものすべてトレイに乗せられ、みな裸足…(笑)
ようやく国内線搭乗口エリアに入れました!搭乗口確認モニターの見方が理解できたところでしばし解散。マイアミ行きの国内線搭乗までの3時間はフリータイムとなりました。
このフリータイムの時間帯、日本時間だと出発した翌日の真夜中から夜明け頃だったので眠いのなんの。空港内で何かを食べるでもなく、何かを買うでもなく私たちも含めみなさん荷物を抱えて椅子で眠りこけていました。
激混み必至・シカゴオヘア空港
シカゴオヘア国際空港(ORD)はとても混み合う空港だということは帰国してから知りました。入国審査・税関通過、国内線への手続きなどとにかく「混む」ということは身を以て体験しました。ただ、入国審査は早朝到着だったので並んで待つことはなかったです。
添乗員さんに連れられてトラムで空港内に移動したのでなんの迷いもなく国内線搭乗エリアまで来れましたが、果たして個人でシカゴ乗り換えをするとなると言葉の問題もありますが、乗り継ぎのスケジュールも余裕を持って行かないと危ない気がしました。
私たちもJAL機がシカゴに着いてから次のアメリカン航空の乗り継ぎ時間が約5時間程あり相当時間を持て余すのではないか?と思っていましたが、最終的にゆっくりできたのは2時間弱でした。
アメリカン航空に搭乗
ようやく国内線のアメリカン航空へと搭乗しました。国内線はエコノミー席です。3人席が2列の狭い機内。ここではツアーの人皆んなバラバラで、私も両隣が外人さんでした。
シカゴから3時間半のフライトですが、機内サービスはソフトドリンク以外は無料です。搭乗口付近でミネラルウォーターを買って乗ったので私は機内サービスのドリンクをもらいませんでしたが、お水を飲んだ主人は「すごくマズかった」と言ってました。
隣席の窓際の女の子がしょっちゅう屈むので「具合が悪いの?」と思っていると、なんと足元にゲージに入れてない子犬がいました。
かなりのオドロキです。まるで自宅のように子犬は女の子の足元で寛いでました。
「いいんだ、機内に持ち込んでも…。さすが自由の国。」と、思った最初の出来事でした。
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