【news】米国CDC、11月1日からアメリカ発クルーズの条件付き再開へ

米クルーズ条件付き航海の再開へ

日本船も条件付きで国内クルーズが再開しましたが、アメリカでもクルーズの条件つきでの再開が11月1日より可能となったようです。
アメリカでは新型コロナウイルス感染拡大が始まった2020年3月14日にクルーズの出航停止要請が発令され、その後各クルーズラインの自主的運行停止が行われてきました。
アメリカ疾病予防対策センター(CDC)長は先月「少なくとも2021年2月まで出航禁止命令を発効させたい。」と述べていましたが、段階的、条件付きでの再開となります。

試験航海の実施と段階的再開

米国でのクルーズが正常に戻ったことではなく、クルーズラインは広範はプロトコルと規制を実施しており、クルーズ再開に関するCDCの決定な重要な足がかりとなってきました。

初期段階は、乗組員のためのテストと追加の保護手段で構成されます。CDCは、クルーズ船のオペレーターが乗組員に対して適切な健康と安全の保護を確実に受けられるようにし、これらのクルーズ船のオペレーターは将来の乗客をテストするために必要なスキルを構築します。

その後の段階では、COVID-19リスクを軽減するクルーズ船オペレータースキルをテストするための試験航海、特定の要件を満たす船舶の認証、および乗客、乗組員の間のCOVID-19リスクを軽減する方法でのクルーズ船の乗客航海への段階的復帰が含まれます。

CDCは、公衆衛生上の考慮事項と、クルーズ船のオペレーターがCOVID-19リスクを軽減するスキルを実証後、必要に応じて変更や追加の訓練等が課せる可能性もあります。
これらは連邦官報に公開され、
技術的な指示は、その後CDCのWebサイトに掲載されます。
(出典:CRUISE HIVE-CDC発表一部抜粋-)

 CDCは今後どのような制限を設けるかはわかりませんが。クルーズラインの安全計画に加え追加措置を要求してくることは避けられないとされています。

試験航海では数隻のクルーズ船と短期間の航海、目的地や寄港地観光の限定付きとなるとされています。

ヨーロッパではコスタクルーズ、MSCクルーズ、シードリーム、TUI、AIDAなどはクルーズが再開しており、これらの航海はテストと衛生プロトコルを厳密に実装し船内での新型コロナウイルスの発生を回避することに成功しています。
アメリカから出航を再開する船は再開したヨーロッパクルーズの経験を参考にし、ヘルシーセイルパネル*(Healthy sail Panel)の74のステップの計画も実施されるとのことです。

ヘルシーセイルパネルとは

ロイヤルカリビアングループ、ノルウェージャンクルーズホールディングスによって形成された「ヘルシーセイルパネル」は新型コロナウイルスに関連するクルーズ船での将来の公衆衛生ガイダンスと予防措置など過去4カ月間実施検証した74項目にまとめCDCにレポート提出したもの。

(出典:CRUISE HIVE,cruise critic)

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