【news】MSC・コスタクルーズ、ヨーロッパの移動制限に伴いクルーズを一時停止へ
感染再拡大によりクルーズ一時停止
イタリア でクルーズを再開したMSCクルーズとコスタクルーズは、ヨーロッパでの新型コロナウイルス(covid-19)感染の再拡大による様々な停止のため一部の航海を一時的に停止することを発表した。
MSCマニフィカ世界一周航海も中止へ
MSCクルーズは10月にクルーズを再開した「MSCマニフィカ」の地中海クルーズは、フランスとドイツでの新型コロナウイルスの感染再拡大により、厳しい移動制限が導入されたことにより2020年11月8日〜12月18日まで一時的に停止となっている。
MSCマニフィカは10月にクルーズを再開しイタリア、ギリシャ、マルタに寄港する東地中海と西地中海を横断する10泊のクルーズを行なったばかり。また、2021年1月5日から予定されていた同船によるワールドクルーズの中止も発表、予定されていた寄港地の多くがまだクルーズ船の受け入れを停止しているためだという。
12月18日からのクリスマス・クルーズで再開され、その後2021年4月末まで東地中海と西地中海を横断する現在のクルーズが行われる予定となっている。
コスタデリチョーザはX’masクルーズから再開へ
新型コロナウイルスの感染再拡大により、ギリシャ政府は旅行制限を増加したことによりコスタクルーズの「コスタデリチョーザ」はギリシャクルーズを一時的に停止することを発表した。
トリエステ、カタコロン、アテネ、イラクリオン、バリを巡る1週間のクルーズは現在行われているクルーズで一時終了し、同船は少なくとも7週間の出航はせず、11月7,14,21,28日、12月5,12,19日に出航するクルーズをキャンセルすし、クルーズの再開は12月26日に予定されている。
欧州移動制限/現在運行中のクルーズ
ヨーロッパでの新型コロナウイルスの感染再び広がったことにより、ヨーロッパ各国で移動制限、封鎖が行われ旅行は不可能な状態となっている。
ドイツのシュレスヴィヒホルシュタイン州は、TUIクルーズにキールからのクルーズを停止を命じ、イタリア政府もクルーズ全面禁止を実施する方向と言われている。
現在ヨーロッパでクルーズが行われている「コスタスメラルダ 」は予定通りに行われてカリアリを出発し、メッシーナ、ナポリ、チビタベッキア、ローマ、サヴォーナ、ラスペツィアを寄港予定。
「Mein Schiff2」はドイツ人乗客を乗せ、カナリア諸島周辺の7日、14日間のクルーズを行なっている。
(出典:CRUISE HIVE,CRUISE CRITIC他)