【news】飛鳥IIクルーズ再開目前 新型コロナウィルス感染症対策の訓練を実施

飛鳥II横浜-神戸テストクルーズクルーズを実施

来月国内でのクルーズを再開する「飛鳥II」は10月19日、横浜港発神戸港着の試験航海を行った。試験航海中「クルーズ中に感染症の陽性者が発生した」と想定した対策訓練を日本海事協会、横浜市、神戸市と共同で実施した。


飛鳥II試験航海の密着の様子


飛鳥II 試験航海中感染者想定した訓練など


飛鳥II感染者発生の養生訓練の様子


飛鳥II 試験航海神戸港入港の様子

 

訓練設定クルーズ内容

横浜・神戸トライアルクルーズ
期間:10月19日 2泊3日
乗客数:150名
状況:乗客内に体調不良者が発生。船内での検査の結果「陽性」と判明。
飛鳥IIからの感染者発生の第一報と同時に郵船クルーズ本社内に対策本部を立ち上げた。
訓練は「飛鳥II新型コロナウィルス感染症対策プラン」を基にしたマニュアルに則り行われた。

船内にて有症者が発生した場合

・本人、濃厚接触者の新型コロナウイルス感染症検査の実施
・有症者でない乗船客も新型コロナウイルスの症状がある場合は検査を実施する場合もある
・検査対象者は検査結果が出るまで隔離
・検査対象者の検査結果が出るまでの間、船内のイベント、船内の施設使用を休止し全ての乗船客は自室にて待機(食事は各部屋に届けられる)
【有症者】
*医師が感染症の可能性が高いと認めた人
*医師が検査結果が陰性であっても感染の可能性が高いと認めた人

感染が確認された場合(陽性)

・船内検査で感染が確認された感染者及び濃厚接触者は隔離を継続
・国内寄港地に停泊中、国内各港間を航行中のいずれの場合も感染が確認された時点でクルーズを中止し下船港に向かう
・感染者は最早の寄港地での下船を要請される場合があり、その際は関係機関の指示に従う
・船内イベント、船内施設の使用が中止となり全ての乗船客は自室にて待機(食事は各部屋に届けられる)

感染が確認されなかった場合(陰性)

・休止していた船内イベント、船内施設使用の再開
【陰性者が感染の可能性が高いと医師が判断した場合】
1.有症者、濃厚接触者は隔離の継続
2.船内イベント、船内施設の使用を中止
3.全ての乗船客は自室にて待機
【陰性有症者、濃厚接触者の下船後について】
下船については関係機関の指示に従う。
現時点で当局によると該当者は公共交通機関での帰宅ができないことになっているので、必要に応じて郵船クルーズが車両や宿泊施設を可能な限り紹介するが、費用実費については乗船客の負担となる。

(出典:Asuka Cruise)

 

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