【東京国際クルーズターミナル見学記1】東京臨海副都心


先週、近くを通ったので2020年に完成予定の東京お台場にできる新客船ふ頭ターミナル建設予定地を見てきました。

すでに工事は始まっており、小雨が降るこの日も工事の真っ最中でした。場所は、船の科学館(現在本館は2011年より閉館中)のすぐ目の前でした。船の科学館の本館建物は現在もそのまま残されています。「船の型をしている」とは思っていたのですが、クィーンエリザベス号がモチーフになっていることは知りませんでした!


工事看板によると現在の工事は、新客船ふ頭の連絡通路取り付け部のようです。船の科学館本館と屋外展示船『宗谷』の間に作られていました。



この連絡通路取り付け部が海の方まで曲線を描き伸びていて、どういう形になるのかさえイマイチわかりませんでした。
と、思ったらYou tubeに東京港・新客船ふ頭ターミナルのプロモーション映像がありました。こちらを見ると、まだまだほんの工事初期段階だということがわかります。



宗谷側から船の科学館を方をみた現場風景。
船の科学館本館が閉館中もあって、ゆりかもめ線の『船の科学館駅』に下車する人もなく、またこの辺りを歩いている人もなく、天気も悪く…まだ何もないので、ここが新しい東京の海の玄関口になると言われても想像がつきません。

ただ一つ言えるのは、船の科学館駅から徒歩3分圏内で新客船ふ頭ターミナルに到着します。(ターミナル建物はまだその先になりますが)その他のアクセスはおそらくバスになるのだろうと思います。
このあたりからダイバーシティ、ビーナスフォートなどの商業施設が見え、隣駅には大江戸温泉などがありますがどこも実際に徒歩では結構な距離です。

平成27年12月25日に発表された東京都港湾局の概要は以下の通りです。
【ターミナルビルの構造等】
・鉄骨造4階建(最高高さ 約35メートル)
・計画面積 約15,000平米メートル

【ターミナルビルの特徴】
・「海の波」「船の帆」「日本の伝統的な屋根のそり」をイメージ
・高い天井とトップライトからの自然採光による開放的な空間
・木材を使用した日本らしさの創出
・大屋根を活用して太陽光発電等の自然エネルギーの活用

22万トン級の大型客船の着岸もOKという期待の新ふ頭ができることによって超大型クルーズ船が来る日ももう3年は切った、ということですね。

関連記事:【news】2020年東京オリンピック、クルーズ船をホテルに
関連記事:【news】モノ消費からコト消費へ!増えるクルーズ旅行ツアー

 

Pocket