【2023にっぽん丸乗船ブログ1】乗船前検査〜乗船1日目|スーペリアツイン客室・夕食紹介|新型コロナ5類以降のクルーズ
東京港発『熱海花火クルーズ〜初島〜』乗船1日目
初めてのにっぽん丸の乗船、しかも新しい東京国際クルーズターミナルからの出港とあってワクワクしました。夫婦揃ってのクルーズは4年ぶりです。今回乗船した2泊3日のクルーズは週末出発ということもあり、現役世代には利用しやすく、また数も少ないので貴重なクルーズ体験となりました。
出発前の新型コロナの検査はPCR→抗原検査
今回のクルーズは、新型コロナウイルス対応が激変化した中でのクルーズでした。申し込みはまだまだ感染者の多いコロナ禍で、最初に届いたクルーズの案内には出発前にPCR検査が必須、その後2023年4月29日以降水際対策の緩和、5月8日以降新型コロナウィルスの位置付けが5類に移行、にっぽん丸の新型コロナウィルス対応が5月12日の出発クルーズから変更となり、乗船したこのクルーズがまさに対応変更となったその第1発目のクルーズとなりました。
【乗船日に行ったセルフ新型コロナ抗原検査】
乗船日の朝に行ったセルフ抗原検査キットは、予めにっぽん丸から送られてきたもので、綿棒で舌下の唾液を採取し、液薬の中に入れてからテスターに垂らし結果を確認するというキットでした。判定は「陰性」「陽性」の他に、「無効」があるようだったので、「無効」が出てしまうとクルーズターミナルで再検査になってしまうので、慎重に唾液を採取しました💧検査結果はテスター実物を乗船受付まで持参するか、スマホなどで写真撮影をしてそれを提示するか、ということだったので写真撮影して行きました。とりあえず「陰性」が出て安心。
ゆりかもめ線『東京国際クルーズターミナル駅』から徒歩
今回は自宅から小さめのスーツケースを持って、東京国際クルーズターミナルまでゆりかもめ線&徒歩移動を試みてみました。
【東京国際クルーズターミナル駅の不便さを実感】
東京国際クルーズターミナルができる前から何度も来ていた場所ですが、実際に乗船する前提で、荷物を持ってきてみると不便さを感じました。東京国際クルーズターミナル駅には、ターミナル側とは反対方向の階段付近に小さめのエレベーターが1台あるだけです。駅からターミナルの敷地までは、雨も日差し避けもないので駅からスーツケースをガラガラ引いて行くには面倒だと思いました。次回乗船時はスーツケースは宅配便で送るか、近くからタクシーを利用しようと思いました。
【東京国際クルーズターミナル最寄りコンビニ】
(画像:Googlemap)
東京国際クルーズターミナル内には、今現在(2023年5月)、飲み物の自販機しかなく店舗はありません。最寄りのコンビニは↑デイリーヤマザキ臨海副都心青海店またはファミリーマート東京湾岸警察署前店となります。
手荷物預け〜乗船手続き
集合場所は東京国際クルーズターミナル2階で、16時から客室カテゴリー別に順次受付となる予定でした。
クルーズターミナルやにっぽん丸の写真などを撮る目的で、該当時間の約2時間前位に到着しのんびり待つ予定でしたが、到着してから30分位で荷物の預け入れが始まり、その後間もなく順次乗船手続きが始まりました。私たち以外でもすでにターミナルで待っている方がいらしたので、前倒しで受付開始になったのだと思いますが、抗原検査の結果を見せて、クルーズカードを受け取るまでがスムーズ過ぎて驚き!そして感動しました。
あれよあれよという間に、もう乗船!乗船は1階からターミナル建物を出て歩いて乗船口へ!
3階スーペリアツインルーム
今回利用した客室は『スーペリアツインルーム』です。ブラウンの色調で、家具はウッディーで暖かみのある落ち着いた部屋でした。広さは14㎡。
ベッドが二つ並んだツインルームより、このようにベッド間に空間があった方が動線が抜群によく思えました。ベッド下はスーツケースが収まる高さです。
ベッド間にあるサイドテーブルがフラットで、ここに電話や置き照明がなかったのが非常に使いやすかったです。↑見切れていますが、棚上が高さの低い左右に分かれた棚があり、ここにPadやPCを収納して電源をさせたのも良かったです。
ソファコーナーの上にも照明があり明るい!このコーナーソファが気に入りました。
ソファの向かい側はデスク、収納引き出し、腰高に冷蔵庫、茶器などがありました。普通冷蔵庫は床に近い場所に設置されていますが、腰高にあると出し入れが楽ですね。
電気ポットのIHヒーター部分は、なんと格納式!無駄がない!面白い!機能的!
冷蔵庫にはスーペリアツインのサービス、ということでスパークリングワインが入っていました。ペットボトルのお水消費すると補充がありました。
クローゼットはドア付きで3つあり、ドアを開けると自動的に内部の照明が着く仕組みになっていました。ドアもキッチリ閉まり、船が揺れても開いてしまうことはありませんでした。
洗面・トイレ・シャワーブースはとてもコンパクトでびっくりしましたが、使ってみると狭さは感じずなかなか機能的な仕組みになっていました。
角に設置された洗面台シンクが広い!歯磨きコップが浮き設置になっているのも機能的!揺れても安心です。
アメニティが置かれているシンク隣の奥行きの薄い棚↑があったのも便利でした。着替えとか、化粧品ポーチとかをチョイ置きに便利です。タオルかけもしっかりしているし、ドアの内側下にはバスマット掛けもありました。
温水便座トイレも向きが絶妙です!空間のある方に向けているので便座に座った時に圧迫感がないし、膝や足が壁やドアに当たりません。
半畳弱ほどのシャワーブースは手すりもあるし、シャワーの位置も調節可能、湯量もとても良かったです。
以前、にっぽん丸を見学させてもらった時と内装が変わっていて、水回り空間も改装された新しい感じになっていました。部屋全体、特に洗面、トイレ、シャワーブースの空間はかなり工夫をされていると感じました。整理収納の仕事柄、収納面や機能面では厳しい目で見がちなのですが、無駄な箇所がなくスッキリしていて、この客室ならロングクルーズでも十分に過ごせそう、と満足しました。
7Fリドグリル 軽食・ゴディバのショコリキサー
出発前の避難訓練までの間、7Fリドグリルの無料喫茶で軽食を頂くことにしました。
この時の軽食メニューは、ハンバーガー、ホットドッグ、コンソメクレアスープにゴディバのショコリキサー。
ハンバーガーは小ぶりながらもハンバーグパテが厚く、食べ応えがあり満足!
これが噂のにっぽん丸のゴディバのショコリキサー…美味し過ぎます。
ハンバーガーやホットドッグの隣にアサヒ生ビールが!有料なのかな?と思いましたが、なんと無料!船内でビールが無料で飲めるなんて!すごい〜。
飲み物は他にコーヒー、紅茶、烏龍茶やジュース類などが自由に飲めました。乗船した人がどんどんリドグリルに集まってきましたが、あまり待つこともなく、ビール、ハンバーガー、ホットドッグをもらえました。
【19時】東京国際クルーズターミナル出港
日も暮れた19時、出港の時間になりました。4Fプロムナードデッキでは、スパークリングワイン、ジュースのサービスがありました。
東京国際クルーズターミナルから少しづつ離れていくにっぽん丸。海側から見るターミナルは、建物全体が美しくライトアップされていて明るい。東京タワーや東京の夜景をいつまでも眺めていられました。
第1日目の洋食ディナー
このクルーズでのディナーは2回制でした。出港が遅めだったので、2回目の希望を出しておいて良かったです。1回目は出港前の18:00から、2回目は19:45からでした。
テーブルに置かれていた飲み物メニュー↑です。メニューにはありませんでしたが、生ビール(660円)を注文することができました。
【桜鱒と南瓜のクリーム クレソンソース】
鱒と南瓜のマッシュクリーム、鱒イクラのプチプチが一緒になった初めての食感。サラダ南瓜は生!初めて食べた生南瓜でした。
【平目と銀鮭のブイヤベース】
ブイヤベースが美味しくて…鮭は絶妙に柔らかく、野菜一つ一つにしっかり味が染みていて満足。満腹になってしまいそうなスープでした。
【マンゴーのソルベ】
スープの後の口直しに最高でした。
【牛フィレ肉のステーキ エスパニュールソース】
スープでかなりお腹が満たされてしまい「入るかな?」とも思われたステーキ。心配ご無用、程よいサイズで完食です。
【トマトサラダ オニオンリングドレッシング】
酸味、甘みなど味が異なるトマトのサラダ、アイスプラントの食感もよし。
【チョコレートパフェ オレンジ さくらんぼ】
デザートのチョコレートパフェ、下に隠れていたアイスクリームはゴディバのチョコアイスのようでした。すっぱ甘い多過ぎないデザート。
第1日目洋食ディナーの感想
にっぽん丸は「美食の船」と呼ばれるだけあって、先に頂いた軽食も含め、ディナーの全部のお料理が美味しく大変満足しました。クルーズ船のディナーは一皿毎の間隔が長めの場合が多く、その間、お腹がいっぱいになってしまうことも多いのですが、このディナーでは一皿毎の間隔がちょうどよく、全部のお料理が美味しく頂けました。さっとお料理が出てくるのに、急がされている感じがせず、そんなに多いフロアスタッフ人数でもないのに、その気配りに感心してしまいました。
にっぽん丸ハウスバンドコンサート
ディナーの後は4Fドルフィンホールで行われた、にっぽん丸のハウスバンド『アスール★プラ★プティ』によるヒストリー・オブ・アメリカンミュージックのコンサートを1時間楽しみました。懐かしい曲、好きな曲を楽しんで出港したクルーズ第1日目は終わりました。