【2023にっぽん丸乗船前ブログ1】コロナ禍の国内クルーズ申込|乗船条件・乗船人交替・取消料

にっぽん丸初乗船の申し込み&乗船条件


新型コロナウイルスの感染状況もようやく落ち着きをみせてきた今日この頃。来月3月にはマスク着用も個人の判断によって外すことができるというニュースも入ってきました。国内外クルーズ業界も「withコロナ」運航が行われ、クルーズ乗船条件もコロナ禍真っ最中に比べるとかなり緩和されたようにみえます。
昨年は飛鳥II、今年はにっぽん丸の乗船を決めました。我が家では、クルーズとして乗船するのは初めてのにっぽん丸に申し込み前の客室選びからワクワクが止まりません。
今回は旅行代理店を通さず、にっぽん丸公式サイトから直接申し込みを行いました。申し込み後「仮予約受付」のメールがすぐ届きましたが、申込書や旅行代金の決済に関する書類など届くまで約1ヶ月を要しました。

申込予約の成立手続き


正式な予約が成立するには以下の手続きが必要です。
【旅行申込書の提出】
サイトから申し込んだ際に記載した申込人、同行者の住所・電話番号・生年月日などが印刷された『ご旅行申込書』に留守先連絡先(氏名・続柄・電話番号)、署名欄に自署した用紙を同封の封書にて返送する。
【申込金または(全額)の支払いまたはクレジットカード利用の申告】
・現金にて支払いの場合:同封されている振込用紙にて支払い。
・クレジットカードにて支払いの場合同封されているクレジットカード利用申込書にクルーズ名・氏名・電話番号・メールアドレスなどを記入した用紙を旅行申込書と一緒に返送する。クルーズ出発月の2ヶ月以前に商船三井客船が定める日にメールアドレス宛に決済専用URLが送られてくるので、24時間以内に全額決済を行う。

取り消し料・旅行者の交替

【取消料の発生】
旅行出発日の前日から起算して20日前より取消料が発生する。
【旅行者の交替】
・取消料が発生する日以降に乗船者の交替(商船三井客船の承諾が必要)が必要な場合、手数料一人1万円にて交代が可能。
・乗船者の交替・新規・追加の引き受けは商船三井客船の定めた日以降は不可能。
・「1室全員が交替する」「人数変更により1室を1人利用する」場合、一旦予約を解除し新規予約の受付となる。

にっぽん丸 新型コロナウイルス感染症に関する乗船条件

【予約申込条件】
●乗船前にウイルス検査の実施
●新型コロナウイルス感染症対応乗船条件
1.乗船日前日より起算し、遡って7日以内に37.5℃以上の発熱、咳、喉痛み、筋肉痛、倦怠感、息苦しさ、味覚・聴覚異常などの症状がない人
2.乗船日前日より起算し、遡って7日以内に新型コロウイルス感染症と診断されていない、感染の疑わしい人と濃厚接触がない人
3.乗船日前日より起算し、遡って7日以内に新型コロナウイルス感染症により病院から退院、自宅・ホテルなどで療養期間が終了した人
4.乗船前のウイルス検査により「高リスク」と判定されなかった人
5.乗船前のウイルス検査を受検した人
6.船内や寄港地でのマスク着用することが可能な人
※上記、1〜5はクルーズ料金代金にかかる取消料は免除
【申込不可対象者】
・呼吸器疾患用医療器具を利用している人
・妊娠中の人
・マスクの着用が困難な人(船内や寄港地でのマスク着用は必須)

にっぽん丸で船内で新型コロナウイルスの有症者・感染者が発生した場合

申込時(2023年2月現在)のにっぽん丸の船内で有症者・感染者が発生した場合の対応は以下のとおりです。

新型コロナウイルス感染症を疑われる人(有症者)が発生した場合

発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、関節・筋肉痛、下痢、味覚・聴覚の異常など、船医が新型コロナウイルス感染症の感染を強く疑う場合、新型コロナウイルス感染症優勝者と判断する。
【対応】
・有症者:別室に隔離し、船内ウイルス検査を実施

・有症者と同室者,濃厚接触者:別室もしくは自室隔離とし、経過観察

船内ウイルス検査の結果

●有症者が船内ウイルス検査で陽性者と診断された場合
【対応】
・感染者が使用した船内施設を速やかに消毒を実施したうえ、業界団体の運航基準に則りクルーズの継続の判断をする。
・感染者は船内隔離の上、原則とし次港で下船、下船地の検疫上・保健所の指示に従う。
・濃厚接触者を特定の上、船内でウイルス検査を実施する。
・濃厚接触者で重症化が懸念される人も同様に下船となる。
・濃厚接触者で重症化リスクの低い人は、厚生労働省の通達に定められた期間において船内隔離となる。
●有症者が船内ウイルス検査で陰性と判断された場合
【対応】
・船医が総合的に判断し、新型コロナウイルス感染症を特に疑う所見が認められた場合、自室待機の上経過観察となる。

下船時の留意事項

【感染特定該当者】
65歳以上の人、入院を要する人、重症者リスクがあり酸素投与が必要な人はにっぽん丸クリニックからの発生届を提出しその後は保健所の指示に従う。
【上記に該当しない感染者】
・公共交通機関の利用が不可能なため、専用車(本人負担)での帰宅
・帰宅困難な場合は下船地の自治体の健康フォローアップセンターに自身で登録申請し、下船地の療養先の斡旋を受ける。
・濃厚接触者(陰性)の人は公共交通機関の利用は避け、専用車(本人負担)での帰宅となる。帰宅困難な場合は宿泊先を斡旋してもらえるがその場合本人負担となる。

【参考】にっぽん丸 新型コロナウイルス感染症への取り組み

にっぽん丸 クルーズ申し込み手続きなどまとめ

昨年飛鳥IIに乗船した時は「乗船条件にワクチン接種2回以上」とあったが、今回にっぽん丸での申し込み条件にはなかったので、ハードルが下がったように思えました。しかし、クルーズ中に自身が陽性者や濃厚接触者となった場合、途中下船や帰宅するまでの費用など、感染リスクもまだ考慮しなくてはいけないと感じました。
申し込みに関しては、書類の返送が必須だったり、オンラインでの決済を含むオンラインでの申込みができない点にもどかしさを感じました。これから出発まで何事もなくクルーズが催行されることを願い、最終の案内が届くのを待ちたいと思います。

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