8/3続【news】コロナ後再開したクルーズ船フッティルーテンで感染者が発生

乗組員4人がクルーズ中に体調不良に


新型コロナウイルスにより世界中で今年3月からクルーズの運航を停止して以来、世界で最初に運航再開を果たしたフッティルーテン(ノルウェー)ロアール・アムンセン号
の乗組員4人が感染した。
ロアール・アムンセンは7月20日にトムロソを出港、北極圏のスバールバル諸島への7泊のクルーズを終えたばかり。

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体調不良を訴えた乗組員4人は、7月31日ノルウェー、トムロソにある北ノルウェー大学病院に入院、検査の結果新型コロナウイルスの陽性反応が出たという。
入院した
乗組員たちは船内で数日間体調を崩し隔離されていたが、新型コロナウイルス特有の症状とは一致しなかったという。今現在、入院した乗組員たちが重度であるか、隔離されているだけかは不明。

残りの160人の乗組員全員が検査を受けており、フッティルーテンは7月31日に下船した乗船客177人の追跡をしているとし、その後の予定されていたクルーズはキャンセルになっている。

地元旅行者の乗船に限定していたが…

ノルウェー地元紙の報道によると
「7月31日にロアール・アムンセンがトムロソに戻ってきた時点ですでに入院した乗組員のコロナ感染の疑いが、200人の乗船客を下船させた」としている。

フッティルーテンは大陸全体で新型コロナウイルスの症例数が減少したことを受け、ヨーロッパでのクルーズを6月から再開していた。乗船客はヨーロッパの一部の国からの地元旅行者に限定しており、アメリカ人乗船客はいなかったという。

フッティルーテンは、清掃の強化、乗客と乗務員の医療検査の追加、ビュッフェの中止など、さまざまな新しい健康と安全対策を実施し、ソーシャルディスタンスの確保に通常の50%以下の操業で運行していた。

ロアール・アムンセンは以降のクルーズを9月まで中止となった。

(出典:The Maritime Exective,WALKER&O’NEILL)

乗組員32人が陽性

(8/3更新)
全乗組員の検査の結果、32人が新型コロナウイルスに感染していることが判明した。32人の郵船クルーズは無症状だという。
フッティルーテン社は乗客387人に連絡を取り、乗客はノルウェー保健当局の規制に従い自主隔離となる。

(出典:WEB CRUISE)


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