【news】ポールゴーギャン クルーズ再開後乗船客が新型コロナウイルスに感染

ポールゴーギャン乗船客が陽性反応


(出典:The Maritime Exective)
新型コロナウイルスにより世界的にクルーズが停止後、7月中旬にクルーズを再開したばかりのクルーズ船「ポールゴーギャン」。再開後のクルーズでアメリカ人女性乗船客が新型コロナウィルスの検査で陽性反応を示した。

ポールゴーギャンはボラボラ島で2日間過ごした後すぐにタヒチ島パペーテに戻りわずか4日でクルーズは終了となった。

到着後の検査で陽性反応

ポールゴーギャンの発着地であるタヒチ、フランス領ポリネシアは7月15日に海外からの旅行者を受け入れを開始し、ポールゴーギャンはタヒチ住民を対象に7月18日にクルーズを再開、その後7月29日に海外からの乗船客を迎えた。

フランス領ポリネシアの規則に従い、海外からの旅行者はフランスポリネシア領域のフライトに登場してから72時間(3日)以内に新型コロナウイルスの検査を行い、到着4日後に2回目の検査を受けることになっており、同船上で検査を行ったところ陽性反応が出たという。
感染が確認された乗船客は下船し病院へ運ばれ、同行者である母親は検査で陰性が確認された。

フランス領ポリネシアの公衆衛生対応チームは、感染した乗船客の濃厚接触者を特定するために追跡調査を始め、また他の乗員乗客全ての検査が8月3日に完了し、4日に結果がわかるまで全ての乗務員、乗船客は船内にとどまることとなっている。
(出典:Seatrade cruise News,USA TODAY,TRAVEL PULASE,TRAVELWEEKLY)

他の乗船客は全員「陰性」

Thaitinews.coのウェブサイト(8月3日現地時間)によると、新型コロナウイルスの検査を受けた他の乗員乗客は全て「陰性」であったことを伝えている。
船内での蔓延は逃れたが、感染者と同行者は寄港先のボラボラ島で観光しており、現地での接触調査を行う予定。

 

新型コロナウィルス保険安全ガイドライン



(出典:ポール・ゴーギャン・クルーズ プロトコール抜粋和訳)
ポール・ゴーギャン・クルーズのウェブサイトでは『新型コロナウィルス(COVID-19)に対する保険安全に関するガイドライン』が日本語版(抜粋)・英語版で掲載されており、乗船条件、食材や備品の仕入れ、清掃、除菌、空気循環などかなり細かい対応策が決められているのがわかります。

 

ポール・ゴーギャンとは

フレンチ・ポリネシアの島々をめぐるクルーズ船。画家ゴーギャンの名前が船名となっており、ゴーギャンの作品やタヒチの作品が船内に飾られている。アルコールも含むオールインクルーシブ制をとるラグジュアリー船。
総トン数:19,170トン
乗客定員:332人
乗組員数:217人
船籍:バハマ
(出典:クルーズ客船データブック2020・2021)

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