9/9更新【news】コスタクルーズ運行開始!コスタデリチョーザが出航


(Photo by Costa cruise twitter)

コスタクルーズ 復帰第1船はデリチョーザ


新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年3月から運行が停止していたコスタクルーズ のコスタデリチョーザは9月6日ヨーロッパでのクルーズを再開した。
同日夕方イタリア・トリエステから1週間のクルーズへと出港した。乗船客はイタリア人のみとなっており、寄港地はバーリ、ブリンディジ、コリリアーノロッサーノ、シラクーサ、カターニアとイタリア国内だけになっている。

5か月以上経過した後も、クルーズなしで再びゲストを迎えることができてうれしく思います。また、ここイタリアで営業を再開できることを嬉しく思います。
イタリアの旗を掲げる唯一のクルーズ会社として70年以上にわたってこの国に信じ、投資してきたため、イタリアのゲストのためのイタリアのクルーズで責任を持って再開するという私たちの決定は、私たちにとって特に重要です。」

「この数週間、私たちは当局と協力して、ゲストが最大限の安全を確保しながらクルーズ体験を最大限に活用できるようにする新しい健康管理手順の実装に取り​​組んできました。

一方、私たちは状況を継続的に監視しており、10月からはより多くの船のクルーズを徐々に再導入する予定です。他のヨーロッパ市場からのゲストも含むように旅程が延長されました。」
(コスタグループ&カーニバルアジアグループCEO マイケル・タムのメッセージ)

 9月に予定されている3つのクルーズは、イタリア人のみが乗船する予定で、安全を守ため厳しい健康プロトコルが導入される。手順はイタリアとヨーロッパの当局と一致して開発され乗船前から行われることになっている。

(Photo by Cruisecritic)
【トリエステのターミナルでの乗船手続き】
・オンラインチェックイン
・ソーシャルディスタンスを保ち乗船
・体温測定
・健康アンケートの提出
・抗原迅速綿棒検査
*乗客は、検査で陰性と判定されない限り、搭乗許可を得られない。
新型コロナウイルス(COVID-19)の疑いのある人は、分子スワブテストで追加のテストを実行することが可能。

また、乗務員は定期的に分子綿棒で検査を行い、14日間経過しておりその後も毎月定期的に綿棒検査を行うことになっている。
【船内での安全対策】(9/9更新)
・ソーシャルディスタンスの標識
・少人数の視聴者向けのライブショー、パフォーマンスを繰り返し放送
・ビュッフェレストランからレストランでの着席式ダイニングへの切り替え
・シアター、ショーラウンジ、レストランの座席はソーシャルディスタンスを維持するため席数を変更
・スパ、プール、キッズミニクラブなど一部の施設の立ち入りを制限
・船内の医療サービスが拡張されている間、船内の全てのエリアで洗浄と消毒の強化
・必要に応じフェイスマスクを使用
・手指消毒剤ディスペンサーの使用
・セルフサービスの体温計の導入
【エクスカーションの安全対策】
MSCクルーズと同様、全ての寄港地観光ツアーは消毒された輸送で船のみとなる。乗客は途中で降りることができず、また独自の行動ができない。

(9/9更新ここまで)

オールイタリアクルーズ順次再開へ

2020年末までトリエステからのクルーズが予定されているコスタデリチョーザの後、次の就航予定はコスタディアデマが9月19日ジェノバより出港予定となっている。
コスタディアデマも同様にイタリア在住の乗船客を乗せ、チヴェタベッキア、ローマ、ナポリ、パレルモ、カリアリ、ラスペツィアに寄港することになっている。
10月以降はコスタスメラルダ 、12月には新造船コスタフィレンツェの出航も予定されている。

(出典:Costa cruise twitter,CRUISE HIVE)

Pocket