シンガポール旅行記(10):旧正月元旦のホテルのイレギュラーな朝食とホスピタリティールーム

朝食会場はバンケットルーム

2018年旧正月のザ・リッツ・カールトンミレニアムでの朝食はいつもの『コロニー』ではなく別会場だと事前に案内されました。


コロニーはお正月イベントで準備に入るという理由。


別会場となったのは、1階にあるバンケットホールがこの日の朝食会場。




広い会場の中央に朝食のお料理が並べられて、結婚式披露宴のような真っ白いテーブルクロスのかかったテーブルでいただきます。これまた珍しい体験でした。



確かに珍しい体験ではありましたが、通常のコロニーで食べるよりもはるかに品数が少なく…そして普通のホテルの朝食となんら変わりがなかったということ!エッグベネディクトなどもありません。残念!


私たちもなんだか盛りが少なく…


そんな中、周りのテーブルで食べられている果物の中でダントツの人気だったのがこのマンゴスチン!一人で20個、30個を一度にお皿に盛ってひたすら食べている中国人のおばさん、おじさん。お正月の食べ物なのでしょうか?

この日マリーナベイ・クルーズセンターに早朝に入港していたゲンティン・ドリーム号はかすかに船首が見えていました。

ホテルで主人が倒れる

シンガポール4日目のこの日、夜便のJALで日本に帰国することになっていました。空港へのピックアップまでの半日間、JTBツアーについていた無料片道タクシーサービスを利用してカトン地区まで出かける予定でした。


そろそろ出かけようかという時になって主人の顔をみると右目の白目が充血を通り越して、べっとり血に染まって赤くなっているのに私が気づきました。
目は見えるようなので安心しましたが、その後本人が鏡で目の状態を確認してからトイレに入ったところ、しばらくして「あっ」という短い声と「ゴンっ」という鈍い音が聞こえました。

ちょうどその時廊下でスーツケースを運ぶ音が聞こえていたので、外の音だと思い私は気にしませんでした。トイレに入ってしばらくして主人は顔面が血だらけになって出てきました。トイレの便器に腰掛けてそのまま前に倒れてしまったようでした!

本人曰く、私が指摘した白目が真っ赤になった目を見て「気持ち悪くなった」その後気がついたらトイレの床だった…というのです。まさか血を見て貧血で倒れるなんて、マンガみたいなことがあるのかと私は信用できませんでした。

「目は見れている、でも気持ちが悪い」というので、とりあえずJTBにはタクシーをキャンセルしてもらい、空港へのピックアップまでホテルの部屋を使わせてもらえないかということをホテルの日本語デスクにお願いしに行きましたが、あいにく旧正月の元旦でホテルの予約は満室で14時のチェックアウトで部屋は出なければなりませんでした。

旧正月なのでホテルのお医者さんもお休み、近くの日本人医師がいる診療所もお休み、行くならば英語オンリーの総合病院しかないと言われ「どうしようか」と思っていたところホテル内にリフレッシュルームでのステイを提案されました。

ホテル内のホスピタリティールーム

チェックイン前に到着やチェックアウト後の出発までの時間ゆっくりできる部屋をホスピタリティールームというようで他のホテルでも有料で使えたりするスペースがあるようです。リッツカールトンでは無料で使わせてもらえました。


小さいバンケットルームのような部屋が2つありソファとテーブルが置いてありました。


コーヒーマシンや紅茶、お茶類、クッキーなどが自由に飲めるありがたいスペースでした。
広いこのスペースに14時から19時まで5時間も居ました。幸いホテルの無料Wi-Fiが利用できたのでネット環境は抜群、各々PCを持参して居たので飽きることはありませんでした。
完全には横にはなれませんでしたが、主人もこのスペースで寛ぐことができてその後も倒れることなく過ごすことができて安心しました。

ホテルの好意でこのスペースを使わせてもらうことができて本当に感謝しました。また日本人のスタッフの方がいるホテルで本当に良かったと思いました!リッツでよかった!

想像もしえなかった外国地での主人のまさかの体調不良。幸いこの後再び体調が悪くないることも、悪化することもなかったので本当に良かったのですが、 そういうことがあってもおかしくない年齢になっていることは間違いないのだな…と思いました。

 

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