【2024年ジャパネットチャーター】シルバー・ムーンはどんなクルーズ船?|シルバーシークルーズについて
シルバーシー・クルーズについて
小型ラグジュアリー船を代表するシルバーシー・クルーズは、本社はモナコ、営業の拠点は米フロリダ州フォートローダーデールに置かれています。シルバーシー・クルーズが保有するクルーズ船、シルバー・ムーンは2024年3月ジャパネットがチャーターし日本発着クルーズが行われる予定です。シルバーシー・クルーズ、シルバー・ムーンはどんなクルーズ会社、クルーズ船なのかをまとめてみました。
シルバー・シークルーズ社沿革
1988年:P&Oクルーズ傘下のイタリア船社シトマー・クルーズの共同オーナーになる
1994年:世界初のオールインクルーシブの最高級グローバルクルーズ会社として設立
1994年:第1船 シルバー・クラウド完工
1995年:シルバー・クラウド姉妹船シルバー・ウインド完工
2000年:シルバー・シャドウ就航
2001年:シルバー・ウィスパー就航
2008年:探検クルーズに進出,シルバー・エクスプローラー就航
2009年:シルバー・スピリット就航
2013年:探検クルーズが好調で改名したシルバーシー・エクスプローラーに続くシルバー・ガラパコス就航
2014年:探検船3隻目としてシルバーシー・ディスカバー(日本船 旧おせあにっく ぐれいす)を投入。
2017年:シルバー・ミューズ,シルバー・クラウド就航
2018年:ロイヤル・カリビアン・グループが同社の株式2/3を取得
2019年:シルバーディスカバー売却
2020年:シルバー・ムーン,シルバー・オリジン就航
2020年:ロイヤル・カリビアン・グループが同社の株式を残り1/3を取得
2021年:シルバー・ドーン,シルバー・ウインド就航
2021年:シルバー・ガラパゴス売却
2022年:シルバー・エンデバー就航
2022年:シルバーシー・エクスプローラー売却
2023年:シルバー・ノヴァ就航
2024年:シルバー・レイ就航予定
シルバーシー・クルーズ運航船(2023年現在)
⚫︎シルバー・ウィスパー:28,258トン/2018年最終改修/オセアニア
⚫︎シルバー・スピリット:39,519トン/2018年最終改修/アフリカ・インド洋
⚫︎シルバー・シャドウ:28,258トン/2019年最終改修/カリブ海・中央アメリカ
⚫︎シルバー・ミューズ:40,700トン/2017年建造/オセアニア
⚫︎シルバー・ムーン:40,700トン/2020年建造/地中海・アフリカ・インド洋
⚫︎シルバー・ドーン:40,700トン/2021年建造/太平洋横断・カリブ海他
⚫︎シルバー・ノヴァ:54,700トン/2023年建造/カリブ海・南アメリカ
⚫︎シルバー・レイ:54,700トン/2024年建造/地中海
⚫︎シルバー・クラウド:17,400トン/1994年建造/南極大陸・太平洋横断など
⚫︎シルバー・エンデバー:20,649トン/2021年建造/南極大陸
⚫︎シルバー・オリジン:5,800トン/2020年建造/ガラパゴス諸島
⚫︎シルバー・ウインド:17,400トン/2021年最終改修/南極大陸他
シルバーシー・クルーズ船の特徴
【超豪華遠征船と超豪華客船】
シルバーシー・クルーズは2023年現在、4隻の超豪華遠征船と7隻(2024年には1隻追加予定)の超豪華客船を保有しており、「超高級クルーズ業界」と「遠征クルーズ業界」で革新を続けています。
【地球環境に配慮したエネルギーの使用】
シルバーシー・クルーズはグループの継続的な持続可能性への取り組みを基盤とし、2023年就航のシルバー・ノヴァと2024年に就航予定のシルバー・レイに船舶の航続距離を削減する先進的な技術を投入、寄港中に燃料電池を使用して電力を100%供給する初のクルーズ船となります。また燃料電池システム、バテリー技術、液化天然ガス(LNG)を主燃料として使用するデュアル燃料(2種類の燃料を混合)を含む3つの電源を使用して稼働する予定です。
【包括的サービス】
・オールインクルーシブ:客室料、食事料、アルコール類の代金(特定銘柄は除く)、港湾料、エンターテイメント料、クルーのチップ料が含まれている業界初のオールインクルーシブ制を導入しています。
・オープンシーティング制:好きな時間に好きな人と食事をとることができます。
・専任バトラーサービス:客室担当のバトラーが様々な要望に対応しています。
・24時間対応のルームサービス:24時間対応の客室内での食事に対応可能。
・全室スイートルーム:客室はほとんど全て海側バルコニー、バスタブあり。世界有数のラグジュアリーブランドと提携し、欧州各国の王室御用達ブランド、ブルガリのアメニティ、エトロのバスロープなど細部に至るまで最高級品を用いています。
・寄港地観光ツアーのカスタマイズ:特別なイベント、小旅行などを乗船客専用にカスタマイズの依頼ができます。
・900以上の寄港地観光ツアー:小型豪華客船ならではの7大陸すべてに900以上の観光ツアーがあり、象徴的な都市や隠れた名所を探索、没入型の体験ができます。
シルバーシー・クルーズのドレスコード
超ラグジュアリークルーズ船のシルバーシー・クルーズはカジュアル、インフォーマル、フォーマルとドレスコードが定められています。船内で何を着用したら良いのか?↓下記の動画で詳しく説明されています。(英語音声字幕のみですがなんとなくわかります)乗船される前の参考にどうぞ。
シルバー・ムーンについて
2024年3月、シルバー・ムーンによる日本発着クルーズ、チャータークルーズが予定されています。シルバー・ムーンには『食』に特化したプログラムを導入しています。
↑シルバー・ムーン乗船動画、日本語字幕ありです。船内の様子が丁寧に撮影されています。
シルバー・ムーンの特徴
(Photo by SILVERSEA)
・全長:212.8m
・総トン数:40,700トン
・最大乗客数:596人
・デッキ数:8階
・就航:2020年
・シルバー・ムーンデッキプラン
【客室サービス】
●浴室:バスタブとシャワーが別々になっていて寛げる
●高級ブランドのアメニティ:ブルガリのバスコレクション
●枕のチョイス:数種類の枕から自分好みの枕が選べる
●好みに合わせたミニバー:ミニバーには好きな飲み物をセットで喜寿夕に飲める
●Wi-Fi無料:スタンダード回線使用無制限の利用が可能
◉シルバー・ムーン:各スイートの詳細
2017年にデビューした姉妹船シルバー・ミューズは、シルバーシー・クルーズの特徴でもある「小型船の親密さと広々としたラグジュアリースイート」のレベルアップし旅なれた旅行者の満足度を上げたクルーズ船へと進歩しました。シルバー・ムーンはその姉妹船を反映し『クルーズ愛好家のための』の新しいクルーズ船として新しいプログラム、Sea And Land Taste(SALT)プログラムを導入しています。
(Photo by SILVERSEA)
【4つのSALTプログラムとは】
シルバーシー・クルーズ独自の海と陸の味覚プログラムで、旅行者にこれまでで最も豊かな美食体験を提供するというコンセプトの4つの体験プログラム。伝統を尊重して調理された本物の食材を調達し、味を通じて訪れる寄港地を反映する没入型体験プログラムです。雑誌「SAVEURS(サヴール)」(=フランスの人気グルメマガジン)の元編集長が監督を務めています。
1.SALT Kitchen:寄港地の郷土料理を日替わりで提供するスペシャルディナー
2.SALTバー:寄港地の食材を使ったカクテルやドリンクを楽しめる
3.SALTラボ:シェフ達と訪れる地域の料理を一緒に作り学ぶ体験
4.SALTエクスペリエンス:シルバーシー限定の寄港地観光。地元の料理とワインの専門家によって厳選されたツアー
シルバー・ムーンのレストラン
(Photo by SILVERSEA)
SALTキッチン:シルバー・ムーンの寄港地に特化し、寄港地の郷土料理、伝統、食文化を楽しむレストラン。
(Photo by SILVERSEA)
ラ・ダム:シルバーシーを代表する高級フレンチレストラン。
(Photo by SILVERSEA)
ザ・グリル:最高級の溶岩席でのグリル料理。ディナーのみ石焼料理を提供、日中はロティサリー(回転させて焼く肉料理)、サラダ、ハンバーガーバーとなり、最高級肉のパティでオリジナルハンバーガーを作ることができます。
(Photo by SILVERSEA)
アトランティド:ロイヤルクラブ、ブルードブスターなどシーフード、ステーキレストラン。
(Photo by SILVERSEA)
ラ テラッツァ:伝統的から創作まで幅広いイタリア料理を楽しめるレストラン。アラカルトメニューも豊富で日替わりの伝統的家庭料理が人気。
(Photo by SILVERSEA)
シルバーノート:NYのマンハッタンにあるジャズクラブを模したレストラン。多国籍料理の小皿タパススタイルを提供。
(Photo by SILVERSEA)
スパッカナポリ:ナポリピッツァ専用のダイナー。ドレスコードは気にせずにカジュアルに本場イタリアのトマトとチーズの15種類のピザが楽しめる。
(Photo by SILVERSEA)
KAISEKI:シルバーシーのオリジナル創作和食メニューが楽しめるレストラン。
2024年日本発着シルバー・ムーンチャータークルーズ
2024年3月、ジャパネットクルーズによるシルバー・ムーンのチャータークルーズが予定されています。資料(パンフレット)の請求はwebか電話で可能ですが届くまで1週間〜10日ほどかかります。(実際に到着まで10日程かかりました)
◉2024年3月出港ラグジュアリークルーズパンフレット請求フォーム
ジャパネットクルーズ:シルバー・ムーンチャータークルーズの内容
◆シルバー・ムーンで優雅に巡る陽春の日本絶景ツアー10泊11日
【旅程】2024年3月30日(土)〜4月9日(火)
【発着】東京(東京国際クルーズターミナル)
【寄港地】熊野・新宮-徳島-釜山-長崎-鹿児島-奄美大島-鹿児島-伊勢志摩
【旅行代金】1,098,000〜3,498,000円(一人/2名1室)
【ジャパネット特典】
・クルーズマスターによるプランニングの旅
・クルーズガイド,寄港地ガイドの提供
・ジャパネット添乗員の乗船
・オリジナルイベントの開催
・ジャパネット厳選の寄港地観光ツアー
・日本語の船内新聞の配布
◉ジャパネットクルーズ:SILVERSEA × Japanet CRUISE
船会社自主クルーズとジャパネットチャータークルーズの違い
【日本食のクオリティを追求】
ジャパネットチャータークルーズのシルバー・ムーンのパンフレットの中に
”シルバーシー・クルーズの高いサービスレベルに加えて、日本食のクオリティを追求し、日本語のサービスを磨き、日本のお客様にご満足いただけるおもてなしを実現しています。”と記載がありました。「食」に特化したコンセプトを持つシルバー・ムーンの特色を活かしたチャータークルーズとなるようです。
【創作和食 鈴なりの特別出店】
ジャパネットチャータークルーズの期間中のみ、7年連続ミシュラン1つ星創作和食「鈴なり」が船内に出店。船内のSALT Kicthenが会場となるようです。各寄港地の食材を利用しての創作料理が提供される予定です。
◉日本料理 鈴なり【公式ホームページ】
【予約料のあるレストラン有り】
チャータークルーズ、船会社自主クルーズ共に船内レストランを利用する場合、一部のレストランでは「予約料」を取っています。
・La Dame(ラダム/フランス料理):テーブルチャージ料60ドル
・KAISEKI(創作和食):テーブルチャージ料40ドル
【引用:silversea explorer(wikipedia), siversea cruses,クルーズ客船データブック2020-2021(海事プレス社),CRUISE VACATIONS,INC.,シルバーシー・クルーズ日本地区公式エージェントiCruise,ジャパネット シルバー・ムーンパンフレット】