【ノルウェージャンクルーズライン(NCL )】NCLホールディングス8隻の新造船が引き渡される予定

ノルウェージャンクルーズライン(NCL)最新情報

NCLH同社史上最大の発注数を発表new!

【2024.4.8】ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)は、同社が運営する3つのクルーズ会社向けに8隻の新造船が建造される。NCLは定員5,000名の総トン数20万トンの船4隻の引き渡しを予定しており、2030年、2032年、2034年、2036年に引き渡しが行われる予定。新たな発注にはNCLH参加の別のブランド、オセアニア・クルーズの新造船2隻も含まれており、同クルーズラインは2027年と2029年に約86,000トンの船舶2隻の引き渡しの予定がある。8隻の新造船の発注に関するニュースに加えて、NCLは同社の私有島であるグレート・スターラップ・ケイに新しい桟橋が2025年末までに完成する予定であることも発表した。(引用:CruiseFever)

クルーズ船乗り遅れた乗客8人は無事に戻れたか?(結末)


(引用:cruisehive)
【2024.4.2】アフリカのサントメ・プリンシペ港に取り残されたノルウェージャン・ドーンの乗客8名に対し、クルーズ会社側の対応に物議を醸している。3月27サントメ・プリンシペ島を巡るプライベートツアーに参加した8人が乗り遅れ、湾岸警備隊がノルウェージャン・ドーンまで護送したが出港してしまった同船への乗船は許可されなかった。NCLはメディアに対し『非常に残念な状況ではあるが、公表された時間に確実に船に戻るのは乗客の責任である』と述べた。乗り遅れた乗客のある夫婦はクレジットカードを所持しており「グループ全員のホテル代、洗面用具、食事、交通費に5,000ドル以上費やした」とメディアに語った。その後彼らは、次の寄港地であるセネガルのタガールで同船に再乗船するために48時間で7カ国を飛び回り、待機中は言葉の壁、常用薬が手に入らないこと、両替、交通手段、宿泊施設の確保など様々な試練に直面しなければならなかった。米国大使館はガンビアで彼らが船に戻れるよう手助けをしようとしたが、干潮のために同船が港に接岸できず依然として乗船することができなかった。彼らが同船に戻れたかどうかは現在不明、最新情報は入っていない。
【2024.4.3】ノルウェージャン・ドーンに乗り遅れた乗客8人はその後再び乗船するまでに1週間を要した。セネガルのタガールまで移動しそこで全員が船に再乗船できたとNCLは発表した。当初NCLは再乗船までの旅費は乗客自身の負担としなければならないと強調していたが、その後態度を軟化させ『私たちの制御の及ばない一連の不幸な出来事にもかかわらず、私たちは8人の乗客に対しガンビアからセネガルまでの旅費を払い戻す予定』とNCLの広報は述べた。
◾️「乗り遅れ」を防ぐことができたのか?
クルーズ会社が提供する寄港地観光ツアーを選択すれば、今回の不便は避けられたかもしれない。寄港地観光ツアーは割高だが、運航会社は通常、船のスケジュールと乗客が時間通りに戻ることの重要性をより認識している。仮に船会社主催の同ツアーが遅れたとしても、船会社からツアー主催会社へ連絡することが可能で、参加者の状況も確認できる。今回のように船会社と提携外のツアーの観光ツアーが延長、同ツアー会社からクルーズ船に電話をかけようとし、さらに沿岸警備隊に乗客を船まで護送させたが、船は出港した後で海上で乗船することは危険で不可能だった。一部の報告ではこのグループは数分の遅れではなく、数時間遅れたといい船の航行予定から乗客を置いての出港は免れなかった。
(引用:cruisehive,Cruise RADIO.NET)

ノルウェージャン・ドーン乗客の胃腸疾患で下船拒否

【2024.2.25】ノルウェージャンクルーズライン(NCL)のノルウェージャン・ドーンの乗客は南アフリカのケープタウンからモーリシャルのポートルイスまでの片道12泊のクルーズの最終下船を拒否されている。地元当局によると、船内では胃腸疾患を理由に船を隔離するという理由で決断を下し、これらが蔓延しないよう細心の注意を払っている。NCLでは、ドーンの少数の乗客が胃腸疾患を発症しているが「軽症」と説明、正確な症状は明らかにされてないが、ノロウイルスの一般的な症状を発症しているとしている。ただし、症状からこれらやその他のより重篤な病気の兆候である可能性があるため、モーリシャス当局は追加検査と、ノルウェージャンドーンの乗客の下船許可をする前に2日間の隔離期間を要求している。これにより下船と次のクルーズの日程が2日延期になることが発表された。(引用:cruisehive)

ノルウェージャンクルーズ外貨両替サービスを廃止

【2024.1.13】ノルウェージャンクルーズライン(NCL)は2024年2月1日から船内での外貨両替サービスを中止すると発表した。NCLは、国際的な乗客の多様なニーズに対応するために長年にわたって様々な通貨の利用を促進してきたが、今回の変更により船内での決済はUSドルのみとなる。外貨両替サービスの提供は、クルーズ旅行の重要な側面であり、旅行中にATMを探す必要がなく楽に両替できるサービス。現地通貨で支払う利便性はこれまで好まれてきたが変更以降は選択肢ではなくなる。NCL以外のクルーズ会社では、外貨両替に関して独自の慣行を定めている。
【カーニバルクルーズ】外貨両替サービスは提供していないが、米国クルーズではカナダドルへの両替は行っている。ヨーロッパのクルーズでは、船内のATMでユーロを入手して現金を引き出すことができる。通常、港の両替所よりも有利なレートで現金を引き出すことが可能。
【ロイヤルカリビアン】同社では両替の上限が決められており、1人あたり1日950ドルが上限。ほとんどの主要な通貨を受け入れており適用される換算レートで米ドルに換算する。
【MSCクルーズ】登録されたクレジットカードに対する現金前払いサービスを有料で提供。クルーズの旅程に応じて米ドルまたはユーロで通貨換算が可能。(引用:cruisehive)

ノルウェージャン・サン:2025年11月日本発・着クルーズ決定

【2023.12.13】ノルウェージャンクルーズライン(NCL)は、2025〜2026年の世界各地でのクルーズを発表した。アジアに配船予定としているノルウェージャン・サンは、2025年11月に日本発・日本着の日本(東京)-韓国(仁川)間の11日間のクルーズ2本を始め、同年12月〜2026年3月まで、シンガポールを含む東南アジア全域を巡る11〜15日間のクルーズが行われる予定と発表があった。(引用:Seatrade Cruise News)
◆2025年11月3日(月)〜13日(木):東京発/仁川着(予定寄港地)済州島・神戸・名古屋・大阪他
◆2025年14日(金)〜24日(月):仁川発/東京着(予定寄港地)広島他

ノルウェージャンクルーズライン 他では見られない特徴的7点

【2023.10.26/CruiseFever記事の要約】現在世界中で50を超えるクルーズ会社がクルーズ船を運航している中で、ノルウェージャンクルーズライン(NCL)は業界の中で特に注目すべきサービスがあります。その特徴的サービスは何か?
【1.フリースタイルクルージング】
NCLが愛されている最も注目すべき点の1つは、全船が全体的に非常にリラックスした雰囲気であることです。NCLは2000年に導入された『フリースタイルダイニング』の先駆者で、船内ではいつでも、好きなレストランで予約なしでの食事を楽しめます。数ヶ月前に船内のレストランを予約し、ドレスアップをして着飾る必要もありません。また、NCL船内では厳格な服装規程を設けておらず、クルーズ会社が伝統的に行なっている「フォーマルナイト」も開催していません。その代わり、希望者だけのドレスアップナイトを開催しますが、参加するのは乗船客の約半数のみです。NCLでは、清潔で見栄えするものであればメインダイニングでのデニム着用も許可されています。
【2.ひとりクルーズに最適】

NCLではひとり参加のクルーズ旅行者用の「ソロキャビン(スタジオキャビン)」が用意されており、近年の需要増加により間も無くNCL全船にスタジオキャビンが設置される予定です。各ソロキャビンの広さは100平方フィート(約9.29平方メートル)で、フルサイズのベットと独立した専用バスルームエリア、十分な収納スペースが備わっています。客室はバルコニーやスイートに比べて著しく小さいですが、バスルームの大きさはほぼ同じと言われています。
【3.ザ・ヘブン】
特別室限定のフロア『ザ・ヘブン』は全線に配置されており、他のクルーズ会社のスイートとの違いはスイートから出ることなく厳選されたレストランで飲食、プール、バー、プライベートサンデッキなどが楽しめます。一部の船では、乗船客に携帯電話が与えられ、直接コンシェルジュに繋がりスパ、ツアー、食事などの予約をサポートしてくれます。
【4.Free at Sea】
常時実施されている「Free at Sea」を予約すると変動する特典の中からサービスを選択することができます。無料で無制限のオープンバー、無料WiFiパッケージ、無料の寄港地観光ツアー、無料のスペシャリティダイニング、客室内の3人目、4人目の旅行代金無料などは基本的に含まれています。過去には航空運賃の無料または割引、無料チップなどのオプションもありました。
【5.海上ゴーカート】

予約なしで楽しめる船上のゴーカートは10周15ドル/回で楽しむことができます。
【6.ハワイだけのクルーズを運行】
NCLが運行しているプライド・オブ・アメリカは、ハワイ諸島へのクルーズが法的に許可されている唯一の米国登録主流クルーズ船です。ホノルルから出発し、ヒロ、コナ、カウアイなどの寄港地を1週間で周り、一年中クルーズを行っています。
【7.海上最大のスイート】
NCLのガーデンヴィラは洋上最大級の客室を誇り、平均最大6,694平方フィート(約622平方メートル)の広さのスイートルームです。この客室にはベッドルーム3室、専用バスルーム、全食事の無料ルームサービス、ダイニングルーム、2つのバルコニー、グランドピアノ、プライベートバー、プール、サンデッキ、サウナなどがあり、豪華なバトラーサービスもついています。(引用&写真:CruiseFever)

ノルウェージャンクルーズ全船に一人部屋を導入へ

【2023.10.4】一人旅行の人気を受け、ノルウェージャン・クルーズ・らいんは、全19隻のクルーズ船全部に一人用客室を導入することを発表した。NCLは2010年にノルウェージャン・エピックで初めて一人用客室を導入、それ以来一人旅行者には人気のあり、また個人旅行の需要が高まっていることもあり今回NCL全線に一人用客室を拡大することを決めたとしている。

(Photo by cruisecritics)
新しいソロステートルームカテゴリには、ソロキャビンを利用する乗船客が共有するプライベートエリア「スタジオラウンジ」があり、ラウンジエリアとバーが設置されている。スタジオラウンジは、ノルウェージャン・プリマ、ビバ、アンコール、エスケープ、ブリス、ブレイクアウェイ、ゲッタウェイ、エピック、プライド・オブ・アメリカで利用することができる。他のNCLクルーズ船でソロキャビン用のこのラウンジを新たに設けるかどうかは未発表で、現在一人用客室がない船は、標準の二人用の部屋が一人用として再分類される可能性が高い。価格は従来の2人利用の1名料金よりも安いとし、価格は空席状況と需要に応じて決定する。(引用:cruisecritics)

2024年9月以降アジア太平洋地域のクルーズを発表

【2023.9.28】ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)は、ノルウェージャン・スピリットによるアジア太平洋地域での新しいクルーズ旅程を発表した。マニラ、シンガポール、台北、東京、ソウルなどに寄港し、2025年4月までの8ヶ月間、4〜14日間のクルーズが展開される。NCL担当氏によるとインド人旅行者の間でのアジアの人気と、新しいクルーズでアジア視聴を盛り上げることが目標であるとし、日本への気候は東京都大阪で一泊寄港が含まれ、日本の桜の時期に合わせたクルーズ運航も含まれているという。(引用:Cruise Industry News)
◆2024年10月 東京発着12日間:大阪と京都に1泊。日本各地の古代遺跡と近代的な都市、韓国の釜山。
◆2025年3月 ソウル発東京着10日間:日本の大阪で一泊。韓国の島々や、沖縄や富士山などの日本の目的地を含む、10日間で9つの港を訪問。
◆ 2025年4月 ソウル発東京着12日間:日本の桜の季節に合わせ済州島、名古屋、札幌

NCLフリーアットシーパッケージに付加価値税の課税

【2023.9.23】ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)の「フリーアットシー」(=ドリンクパッケージ、無料Wi-Fiなどを含むパッケージプラン)を購入していても、スペイン海域に航行するたびに10%の付加価値税が課せれられる。ヨーロッパではパッケージがオールインクルーシブとして販売されていても、スペシャリティレストランでの飲み物や食事には付加価値税が加算される。付加価値税は各乗客によって内容が異なるため、パッケージの価格全体に含めることが困難とされている。NCLの細かい注意事項を読むと『スペインまたはスペイン近海でのヨーロッパ旅程から出発する特定の公開において、無制限のオープンバー、またはスペシャリティダイニングパッケージに基づいて購入を含む、船内で行われる飲食の購入には10%の付加価値税が適用』と記載されている。スペインの首都マドリッドでは「観光客は陸上にいる間の飲食に対して付加価値税を支払うため、クルーズ客も同様の義務を負うべき」と主張している。NCLでは今年初めにヨーロッパのクルーズシーズンが始まる際に、特定の航海では乗船客に付加価値税が課されると通知があったと述べている。(引用:CruiseRADIO.NET)

エピック:ラグビーワールドカップのクルーズのためマルセイユに到着

【2023.9.11】ラグビーワールドカップ2023の開催地、フランス・マルセイユにノルウェージャン・クルーズ(NCL)の船ノルウェージャン・エピックは、観戦者のためのクルーズになる。マルセイユのほとんどのホテルは満員になり、宿泊施設不足を補うための配船。インフィニティスポーツトラベルが考案し、NCLと提携したことにより実現した。エピックの船上ホテルは、2〜7泊までありバルセロナ、ナポリを寄港するクルーズを催行しマルセイユでの重要な試合日を保証するというチャータークルーズ。(引用:船員ニュース)

スピリット:2024年初の日本発着クルーズを実施

【2023.9.5】2024年10月からノルウェージャン・スピリットが初めてアジアでクルーズを行う。2024年秋と2025年春に日本発着を含めた10クルーズを予定している。(引用:WEB CRUISE)
【ノルウェージャン・スピリット日本発着クルーズ】
◆2024年10月23日(水)〜11月4日(月)13日間

【発着地】東京
【寄港地】小樽・函館・秋田・金沢・釜山・別府・姫路・大阪・姫路
【ノウルージャン・スピリット日本寄港クルーズ】

◆2023年9月22日(日)〜10月1日(火)10日間
【発着地】基隆発横浜着
【寄港地】花蓮・石垣・那覇・高知・姫路・京都・清水

◆2024年10月1日(火)〜10月12日(土)12日間
【発着地】横浜発仁川着
【寄港地】清水・名古屋・和歌山・大阪・姫路・那覇・石垣・済州島
◆2024年10月12日(土)〜10月23日(水)12日間
【発着地】仁川発東京着

済州島・石垣・那覇・広島・大阪・名古屋・清水
◆2024年11月4日(月)〜11月15日(金)12日間
【発着地】東京発仁川着
清水・名古屋・大阪・広島・那覇・名瀬・長崎・済州島
◆2024年11月15日(金)〜11月26日(火)12日間
【発着地】仁川発東京着
済州島・佐世保・鹿児島・油津・京都・広島・高知・名古屋・清水
◆2024年11月26日(火)〜12月10日(火)14日間
【発着地】東京発マニラ着
清水・大阪・和歌山・名瀬・那覇・基隆・香港・コロン・ボラカイ島
◆2024年12月10日(火)〜12月22日(日)15日間
【発着地】マニラ発基隆着
ボラカイ島・プエルトプリンセサ・コロン・香港・高雄・基隆・宮古島・那覇・石垣
◆2025年3月13日(木)〜3月23日(日)11日間
【発着地】仁川発横浜着
済州島・石垣・那覇・名瀬・高知・大阪・清水
◆2025年3月23日(日)〜4月2日(水)11日間
【発着地】横浜発仁川着
清水・名古屋・神戸・姫路・那覇・名瀬・長崎・済州島
◆2025年4月2日(水)〜4月14日(月)13日間
【発着地】仁川発横浜着
済州島・釜山・金沢・秋田・小樽・函館・清水・和歌山・姫路・名古屋

カジュアル船クルーズカレンダー

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外国船(カジュアルクラス)日本発着カレンダー

プライド・オブ・アメリカ マウイ島へ帰港

【2023.8.31】ノルウェージャン・クルーズライン(NCL)は来週、プライド・オブ・アメリカがハワイ島を訪問する際にマウイ島に戻ることを発表した。NCLは18年間ハワイ周辺を航行しており、ハワイ周辺を7日間かけてクルーズを行う唯一のクルーズ会社です。今回のマウイ島の火事を受け、NCLは復興活動を支援、島への負担をかけないよう一時的にクルーズを中止した。5万ドルの寄付、食料、医療、マットレスなどの物資などを寄付する予定。ハワイ州知事は「ノルウェージャンクルーズラインとの継続的なパートナーシップとラハイナ住民の復興を支援するためにNCLのからの支援に感謝する。マウイ島への旅行は帰還住民と緊急対応要員に限られているが、私たちはNCLなどの観光パートナーと協力し、島の他の地域や他の地域への旅行者の帰還を歓迎するよう奨励している」としている。(引用:CruiseFever)

プライド・オブ・アメリカ:マウイ島への寄港を中止

【2023.8.11】ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)は、今後予定されている3クルーズの予約者に対し、マウイ島の山火事の影響により旅程を調整する旨の通知を開始した。マウイ島ラハイナ港近くの島への山火事の影響により、プライド・オブ・アメリカは別の港に寄港により山火事からの復興のために地元資源を圧迫することを避ける目的としている。NCLのプライド・オブ・アメリカはホノルル発往復7泊のハワイアンクルーズを年間通して運行しており、今回の山火事によりマウイ島への寄港をハワイ島ヒロでの1泊寄港に変更した。この調整は9月のクルーズにも影響される可能性があるとしている。(引用:cruisehive)

ノルウェージャン・プリマ強風により係留ロープが外れる

【2023.7.16】ノルウェージャンプリマは、ベルギー・ゼーブルッヘに停泊中、船のタラップが引きづられて水中に落ちた。強風によって船がドッグから離れたことが原因と考えられている。


事故当時、タラップには乗船客や乗務員はおらず、関連した負傷者も出なかった。事故当日の午後、ノルウェージャンプリマの係留ロープが外れ、桟橋から船が漂流し始め、船と桟橋にかかっていたタラップが引きづられて水中に落下した。その後3隻のタグボートにより、プリマは埠頭に戻された。強風により20階建ての船が圧迫され、係留ロープにストレスがかかった結果今回の事故に繋がったと考えられている。(引用:cruisehive)

トランシーバーが禁止リストに新品目を追加される

【2023.7.14】ノルウェージャン・クルーズラインは、船内持ち込み禁止リストにトランシーバーを追加した。いかなるサイズのトランシーバーであっても船内には持ち込めなくなった。トランシーバーが現在禁止される理由について、NCLでは明確化されていないがいくつかの理由が考えられる。特定のトランシーバーの周波数は、乗組員が使用する無線や緊急時のために使用する電波など、他の船内信号に干渉する可能性がある。また場合によっては、可能性は低いながら船内Wi-Fiに干渉する場合も否めない。船内で一部の乗船客同士が連絡用に使用していたり、小型無線機を投げての騒乱、トランシーバーを使用した乱暴なゲームなどの事例があるが公表はされていない。今年初めに一部の例外を除いてのちに明確化された小型ファンの禁止とは異なり、サイズ、スタイル、メーカー、強度など一切関係なく、いかなる理由であってもトランシーバーの持ち込みは絶対に禁止となる。(引用:cruisehive)

NCL9隻でスタバックスコーヒーの新しいマグカップが追加new!

【2023.7.10】ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)では、この夏新しいクルーズ船として加わるノルウェージャン・ビバを含む9隻のクルーズ船に新しいスターバックスの「Been Three」マグカップが追加される。収集価値のある限定スタバマグカップとなり、販売される船はノルウェージャン・ブリス、アンコール、エピック、ジェム、ゲッタウェイ、ジョイ、スカイ、プリマ、ビバ。

(Photo by:CruiseFever))
各マグカップのデザインは、海洋保護活動家のワイランド氏が出がけ、NCLのマグカップが販売される船が特徴的に描かれている。NCLは、全船でスターバックスコーヒーを導入した最初のクルーズ会社で、パートナーシップの拡大により、同クルーズ会社の18隻の全船でライセンスストアとカフェが利用可能となっている。(引用:CruiseFever)

NCLスタッフの船内での身だしなみポリシーを更新

【2023.7.3】ノルウェージャン・クルーズ・ラインは、7月1日より乗組員、役員、スタッフに対する船内での身だしなみ規約を更新した。すべての船内従業員は、刺青(タトゥー)、ピアスは許可され、男性は髭を生やすことが認められる。
・ヒゲ:顔周りの髭はよく手入れされ、きちんとトリミングされていれば許可。
・ブレスレッド:最大3つまで。飲食時のサービス際は時計も含み着用不可。
・指輪:最大3つまで。食品に携わるスタッフは装飾のない指輪1点のみ着用可。
・ピアス:10セントコインの大きさ以下の小さなスタッド、フープは最大2点まで着用可。
・タトゥー:衣服着用した際に目に見えないタトゥーは可。
タトゥーの禁止事項は、体のどの部位にある性的差別、人種差別、宗教差別など差別や攻撃的なものなどはNGとされている。(引用:CrewCenter)

スピリット:2024年台湾旅行会社チャーター、日本寄港も

【2023.6.20】ノルウェージャンクルーズラインは、台湾の大手旅行会社と長期契約し、2024年にノルウェージャン・スピリットでのクルーズをアジアで展開する予定としている。同船は基隆、高雄の両港からチャーター契約に基づいて出航、日本・韓国への26回のクルーズが予定されている。NCLではアジアでのチャーター事業が増加したため、予定されていた2024年5月〜2025年11月までのアラスカ、ハワイ、南太平洋、オーストラリア、ニュージーランドでのクルーズをキャンセルし、同期間をアジア配船とした。(引用:Cruise Industry News,Seatrade Cruise News)

2025年クルーズ船3隻が運航をキャンセル

【2023.6.8】ノルウェージャンクルーズラインは、ノルウェージャン・エピックのクルーズ中止を発表した。キャンセルになったクルーズは、2025年4月15日、20日、5月6日出港の3便で「NCL船全体で一貫した世界クラスの維持」の取り組みの一環とし、ドライドック入し、船の修復作業を行い2025年中にはクルーズを再開する予定としている。その他にもノルウェージャン・ジョイが2024年にドッグ入りするために1ヶ月の運航をキャンセル、ノルウェージャン・ブレイクアウェイも2025年の大西洋横断クルーズをキャンセルしている。(引用:cruisehive)

NCLホールディングス2022年度サスティナビリティ報告

【2023.6.5】ノルウェージャン・クルーズ・ホールディングス(NCLH)では、同社のサスティナビリティへの取り組みの進捗状況を文書化し、2022年度の環境、社会、ガバナンスレポートとサスティナビリティ会計基準委員会指数を発表した。

「私たちは、企業が気候変動や持続可能性を含む地球規模の課題に対処するために行動を起こす必要性を認識しており、ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスでは、社会的責任を果たし、環境を尊重し、社会にプラスの影響をもたらす」 (引用:NCLH時期社長兼最高責任者)

【2022年のNCLH活動報告】

・温室効果ガス排出量を削減するための気候変動対策戦略。
・メタノール対応の新造船は2027年と2028年に納入予定。

・水の生産率の向上に重点を置きます。バイオディーゼル燃料のテスト。
・陸上電力への投資。継続的な公衆衛生の訓練と教育。
・安全とセキュリティへの取り組みを優先する。
・多様な背景を代表し、権限を与えられる包括的な労働力を育成する。
・従業員全体にわたるトレーニングと能力開発の機会。
・倫理的な行動の文化を育む。

アジアクルーズ3年ぶりに再開へ

ノルウェージャンクルーズラインは、2023年10月19日より日本寄港を含むアジアクルーズを再開することを発表した。10月から半年間アジアクルーズに配船されるのは、ノルウェージャンジュエル。東京、横浜、台湾、タイ、マレーシア、バリ、フィリピン、韓国を出航地とするクルーズが予定されている。期間限定でアジアクルーズシーズン全体のクルーズを対象に最大35%の割引特典が用意されている。(引用:PRTIMES)

『扇風機』は一切持ち込み禁止!持ち込み禁止リストに追加

クルーズ会社は、船上で問題となる可能性がある新しい懸念事項や新技術を取り込むためにクルーズ船に持ち込みが制限・禁止品目のリストを定期的に更新している。ノルウェージャンクルーズライン(NCL)は、「ハンドヘルド、バッテリー駆動、電気などを含むタイプのファン(扇風機)」を禁止品目リストの31番に追加し、大きなバッテリーを使用する可能性のある扇風機はサイズに関係なく禁止される可能性が高い。
多くのクルーズ会社では船の電気網が規制外のアイテムの影響を受けないように電気アイテムを禁止しており、個人用ファンは一般的に例外、船上での使用が許可されている。カーニバルクルーズラインでは、直径12インチ(約30cm)のファンは持ち込みを許可されているが、ロイヤルカリビアン、MSCクルーズでは制限なし、ディズニークルーズではポータブルファンは許可されている。(引用:cruisehive)

4月〜バーチャルマスタードリル(仮想避難訓練)を再導入

NCLは2023年4月1日からオンラインチェックインによるオンラインマスタードリル(e-muster)を再開するとしている。NCLではコロナ禍でe-musterドリルへ一時切り替えたが、その後対面式へと戻っていた。e-mustereドリルへの切り替えは段階的に行われるとしている。(引用:Cruise Industry News)

スピリット、サン、スカイ:2024~2025年3隻アジア太平洋クルーズ

ノルウェージャンスピリット、サン、スカイの3隻は2024年10月〜2025年5月にアジア太平洋地域でクルーズを行う予定。ノルウェージャンクルーズサンとスカイはどちらもアジアクルーズデビューとなる。ノルウェージャンスピリットはアジア太平洋地域に配船され、オーストラリア〜アジアのクルーズを行う予定。(引用:TRAVEL WEEKLY ASIA)

経費削減のため船内エンタテイメントの一部を削除

2023年の冬クルーズは経費削減のためエンターテイメントの事業の調整をする旨の内容を乗組員へ伝えた。これによりエンターテイメント部門の人員削減が行われ、予定されていた一部のエンターテイメント作品の制作がキャンセルとなる。ノルウェージャンクルーズラインでは「業務効率を改善するための継続的な取り組み」として従業員の約1割を解雇した。チップ料とルームサービス料の値上げに踏み切ったばかりで、2023年ノルウェージャンクルーズラインのクルーズ船全船の清掃サービスを削減する計画もあるという。(引用:Teavel Pulse)

プリマ:新造船ケイティ・ペリーが命名

歌手のケイティ・ペリーはノルウェージャンクルーズラインの新造船を「プリマ」と命名。プリマクラスは最終的に6隻となる予定。(引用:cruisecritic)

ジュエル:2023〜2024年東南アジアクルーズ(日本寄港あり)を発表

ノルウェージャンジュエルは、来年2023年秋〜2024年春に東南アジアを中心としたコースを発表、日本寄港クルーズは秋春5本予定されている。
◆2023年10月3日〜19日(17日間)
シアトル-ケチカン-アイシー海峡-スワード-函館-石巻-東京
◆2023年10月19日〜30日(12日間)
東京-清水-大阪-別府-広島-鹿児島-名瀬(奄美大島)-那覇-石垣-花蓮-基隆
◆2024年2月29日〜3月11日(12日間)
基隆-花蓮-石垣-那覇-名瀬(奄美大島)-高知-姫路-大阪-名古屋-清水-東京
◆2024年3月11日〜21日(11日間)
東京-清水-名古屋-大阪-那覇-名瀬(奄美大島)-長崎-済州島-仁川
◆2024年3月21日〜31日(11日間)
仁川-済州島-長崎-名瀬(奄美大島)-那覇-大阪-名古屋-清水-横浜

プライド・オブ・アメリカ、乗務員不足のためクルーズ数を制限

ハワイでのクルーズを航行しているプライド・オブ・アメリカは、乗務員の不足のため予定されていたクルーズの中止を余儀なくされた。約2年間のクルーズ中止を経て4月9日にクルーズ再開となったばかりだった。

全船運航を再開

約500日間のクルーズ休止後、2021年7月25日にノルウェージャンジェイドがギリシャ・アテネから運航を再開、本日ノルウェージャンスピリットが出航したことにより、ノルェージャンクルーズラインのクルーズ船17隻全てがクルーズを再開した。

各クルーズ会社別最新情報LINK
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