【news】パシフィックプリンセスの売却先はアザマラクルーズライン、改修され4隻目として2022年デビューへ
パシフィックプリンセスはアザマラへ売却
プリンセスクルーズの最少クルーズ船として活躍してきた「パシフィックプリンセス」が売却されたというニュースが入ってきたのは1月23日でした。売却先は明かされていませんでしたが、アザマラクルーズラインということがわかりました。
シカモアパートナーズはパシフィックプリンセスを2億100万ドルで買収予定とし、3月末までに売却は完了するとのことです。
パシフィックプリンセスが売却されたアザマラクルーズラインもまた、ロイヤルカリビアン グループから米投資会社シカモアパートナーズへ売却されたことが1月19日に報道されたばかりです。
パシフィックプリンセスを迎えたシカモアパートナーズは、2022年ヨーロッパでのクルーズを迎える前までにパシフィックプリンセスを姉妹船として完全改装する予定です。
アザマラのキャロル・カベサス社長の発表でのコメントは以下の通り。
「私たちは4隻目の船でクルーズを拡大し、世界のさらに多くの地域を訪問し、より良いサービスを提供できるようになることに興奮しています。さらにユニークで没入型の旅程を開始することを楽しみにしており、これはアザマラのエキサイティングな成長フェーズの始まりに過ぎないと感じています。」
元HAL社長が売却されたアザマラへ
元ホーランドアメリカライン社長のオーランドアッシュフォード氏がアザマラクルーズラインへエグゼクティブチェアマンとして、就任後すぐにロイヤルカリビアングループからアザマラの所有権がシカモアパートナーズへ移りました。
シカモアパートナーズのマネージングディレクターであるステファンカルズニー氏は
「アザマラがシカモアパートナーズの支援を受け、新しいクルーズに着手するにあたり、アッシュフォード氏がその役目を担うことを嬉しく思う。クルーズ・旅行業会における重要なリーダーシップの経験と専門知識を有している彼がアザマラのエグゼクティブチェアマンを務めることは非常に適している。」と述べています。
クルーズ業界の経験が長いアッシュフォード氏の就任も今後のアザマラクルーズラインのブランドにとって大きな影響があると考えられます。
ホーランドアメリカラインでの彼の在初期期間中、食とエンターテイメントのプロデュース、トークショーなど多くの実績がありアザマラでの活躍も期待されます。
アッシュフォード氏は「クルーズや旅についてやりたいことを話し合う予定でいる。クルーズにはまだチャンスがある。」と語っています。
(出典:CRUISE HIVE,cruise critic,Seatrade Cruise News)