【ルビープリンセス】船内集団感染(クラスター)時系列まとめ|2020年3〜4月
ルビープリンセス クラスター時系列
オーストラリアでの新型コロナウイルス感染者が急増した主な原因となってしまったルビープリンセス(Ruby princess)の船内感染は、最終的に感染者約700人、死亡者21人となった。死亡者数はオーストラリアの新型コロナウイルスで死者数の1/4となってしまった。
【2020年3月8日】
シドニー発着ニュージーランドクルーズ14日間
(乗客2,700人/乗員1,100人)
前クルーズの乗船者が下船後、乗船が数時間遅れた。
「清掃のための遅れ」とのアナウンス。(乗船客)
【2020年3月14日】
ウエリントンに到着するまでにインフルエンザ検査の受信者がいたが
新型コロナウイルスの検査は陰性であった。
【2020年3月17日】
「新型コロナウイルスに関連する制限のため」クルーズが短縮されるとのアナウンス。(乗船客)
【2020年3月19日】
シドニー港に帰港。
体調不良を訴えた乗員乗客13人おり、新型コロナウイルスの検査を行なった。
その結果が出る前に乗客約2,700人が下船。
下船した乗客の感染が相次ぎ判明、最終的に700人以上陽性、21人死亡。
【2020年4月5日】
オーストラリア警察当局は、新型コロナウイルスの検査結果が出る前に乗船客を下船させたことについて船側や当局の対応に問題があった可能性もあるとして刑事事件として捜査する方針を明らかにした。
船側は「体調を崩していた乗員乗客の検査を行なったが、前寄港地のニュージーランドは感染者が少なかったため検査結果が出る前に2,700人の乗客全員の下船を認めた。」という。
【2020年4月21日】
乗員57人が下船し帰国。
【2020年4月22日】
オーストラリア国境軍当局はルビー・プリンセスにに対し23日中にオーストラリア海域を離れるよう要請。115人以上の乗員が下船を許可され、シドニー内のホテルで14日間の経過観察のため隔離された。
【2020年4月23日】
行く先は明かされずシドニー港を出航。
フィリピン・マニアへともいわれている。
(ニュース元:日経新聞、AAP,ABCニュース,skynews)