【2017コスタネオロマンチカ乗船記ブログ34】5日目釜山港に初下船・韓国料理の昼食|台風足止め船内ライフ-7
釜山に初下船
台風18号(2017年)の影響で3日目の寄港地釜山で3日間足止めになった2日目の午後、初めて釜山に下船してみることにしました。
ゴールデンウィークに乗船したダイヤモンド・プリンセスも釜山に寄港しましたが、その時も下船せずに船内で過ごしていました。
しかし、同じ場所に3日もいるとなると「一度くらい下船しても」という気になってきました。
船を出て、釜山旅客ターミナルの建物内に出るとすぐにおなじみのFree Wi-Fiエリアに出ます。今日もほぼ満席。今日は素通りでこのまま歩いて、歩いて入国審査の場所まで向かいます。
下船して釜山に出るには、その都度原本パスポート、クルーズカード、そしてコスタの方でコピーしてくれるパスポートコピーを持っていかなくてはなりません。
停泊中は1日1回許可されていましたので、パスポートのコピーは毎日部屋に届けれました。
入国審査では、このパスポートコピーのみが回収されて、パスポート原本には出入国のスタンプは押されませんでした。
荷物の検査は、入国するときにはありませんでした。
入国ゲートを出るとピカピカの床のフロアが広がります。2015年8月にここへ新設移転となったようです。どうりでピカピカで綺麗な訳です。
日本円から韓国ウォンへの両替
まず、両替をしなくてはなりません。入国ゲートを出てすぐのところ、左側に銀行窓口があります。
何か食べようと思っていたので、とりあえず10,000円を両替。後から紙幣単位で両替してもらえることを知りました。
両替は韓国ウォンに両替するときにはそのままお札を出せば明細書とともにウォンを渡してくれます。
さて、何を食べましょうか?…と思って見回しても、コンビニ、カフェ、チキン屋さんなどファストフード的なところが多く…
思いっきり日本語でメニューが書いてある、安心の?韓国料理食堂に入店。
ターミナル内の食堂で昼食
『チャンミプンシク』と読むのかな?私は、韓国語検定5級を持っていますが、ハングルは読めるけれど、語彙力がないという半端な語学力。チャンミ…人の名前?「プンシクってなんだったっけ?」という具合。シクは多分「食」だなぁ。(帰宅後調べ*プンシク=軽食)
食べたかったメニューが売り切れで、なんだかんだでようやくたどり着いた牛タンスープ定食10,000ウォン(約1,000円)。街だったら半額位では?ターミナル内だから仕方ないです。
ターミナルの端にあるお店なので、釜山港が一望できてナイスビューな食堂でした。
オンマ(母)、アドゥル(息子)、ハラボジ(おじいさん)、アジュンマ(叔母さん)<と思われる>で経営している家庭的な食堂。 ご飯とスープ、キムチに他のおかずが妙に落ち着きます。ご飯の国の人だもの…(古)洋食続きだったので、ここで一旦胃袋リセット!思い切って入国してよかった!と思いました。
テーブルの脇にスプーンとお箸などが入る引き出しが!って、ジェスチャーで教えてくれたハラボジ。
小学生くらいのこの店の息子さんが、手伝っていたのですが、しきりに私のこと「イルボンアネ」と連呼していたので「イルボン(=日本)の何だと言ってる?”アネ”ってなんだっけ?」とずっと気になっていて、韓国語スクール時代の友人にLINEして聞いたら「”妻”だよ」ということで解決。まぁ「日本人妻」なんだけれどね(笑)
さて、少しターミナル周辺でも歩いてみますか?ということで外に出たわいいけれど…
少し出てみると、野っ原が広がって…空港から出ているバスで最寄の地下鉄の駅か釜山駅に行ってみようということで
バスが発車するのをひたすら待っていたのですが、運転士が時間に来ません!なんで?
先ほどの食堂で隣に座っていた日本人ご家族(コスタ乗客の方?)もバスを待っていたのですがしびれを切らし、日本ご案内の受付まで言いに行って下さいました。
受付のお姉さんはカタコトの日本語で「通常運転と聞いています」というだけで結局バスの運転士は現れませんでした。
この道路の向こうにタクシー乗り場があり、タクシー車がズラーっと並んでいるのでタクシー移動も考えましたが、その日本人の方が「あのタクシー、近い場所には行ってくれないわよ」と教えてくれました。どうやら近場へは稼げないようなので乗車拒否(された)らしいです。
…あぁ〜、なんだか一気に外国に来た感が高まってきましたよ。日本じゃ考えられません。
やっぱり野っ原沿いを歩いて最寄駅まで行くしかないのか!まぁ、こちらは時間があるからいいけれど。歩き始めたら雨が降り出してきました。
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