【2024にっぽん丸乗船記6】飛んでクルーズ北海道|乗船3日目朝食・羅臼寄港地観光ツアー|昆布切り体験|昼食&道の駅

にっぽん丸:飛んでクルーズ北海道(乗船3日目)朝食・寄港地『羅臼』

にっぽん丸「飛んでクルーズ北海道」クルーズ乗船3日目の朝食・羅臼寄港地観光ツアー(一部)の紹介です。

乗船3日目:ブッフェ朝食


にっぽん丸「飛んどクルーズ北海道」クルーズ乗船3日目の早朝4時58分頃、デッキから日の出を撮ることができました。




ブッフェでは一食目は普通に食べて…定番のカレーはもはや「デザート」(笑)。本当のデザートもしっかり食べました。3日目は羅臼への寄港時間が早いので、ブッフェも朝早くから混雑していました。

乗船3日目:寄港地「羅臼」&寄港地観光ツアー

乗船3日目は予定通り羅臼に寄港。にっぽん丸は沖留めとなり、通船で羅臼港まで移動します。羅臼では寄港地観光ツアーに参加予定でした。

羅臼 寄港地観光ツアー

◽️魚の城下町羅臼で本場の漁業にふれる旅(約5時間・添乗員同行・14,800円/人)
にっぽん丸→羅臼港→羅臼ミュージアム→羅臼鮮魚卸売市場[この日は日曜日で休場のため羅臼国後展望塔に代替]→羅臼昆布倉庫(羅臼昆布の試食及び加工に挑戦)→羅臼町内で昼食→道の駅知床らうす→羅臼港→にっぽん丸


羅臼港は大型船が停泊できないので、にっぽん丸は沖留めとなり通船で羅臼港へ移動しました。

海は穏やかで通船も揺れず、またお天気がとてもよく気温も22度前後で半袖一枚、上着要らずの一日でした。


羅臼港に着くと既に寄港地観光ツアーのバスが停車しており、指定された号車へと乗車。移動の間がシームレスで快適です。

にっぽん丸 知床・羅臼ミュージアム(海岸町コミュニティセンター)



通常は羅臼のコミュニティセンターとなっている場所が「飛んでクルーズ北海道」クルーズ中『にっぽん丸 知床・羅臼ミュージアム』として開館。羅臼の歴史・自然・動物などの紹介があり、寄港地観光ツアー参加者以外のフリーで羅臼を観光する乗客の方も立ち寄れる場所でした。

羅臼町(当時は羅臼村)は1960年に公開された森繁久彌主演の『地の涯に生きるもの』のロケ地であり、羅臼町には森繁久彌さんをモデルにした「オホーツクの老人像」が建てられているとのこと。同映画は戸川幸夫氏の小説「オホーツク老人」を原作とした映画。知床半島の番屋で猫と共にひと冬を越す老人の物語です。この映画の撮影時の滞在中に森繁久彌さんが作った『知床旅情』の歌は有名ですね。

こちらで頂いたshiretoko×2024飛んでクルーズ北海道のミネラルウォーターとコーヒーを頂けながら、知床の自然を壁面映像を見ながら解説して頂きました。
ものすごく興味深かったのでもっと聞いていたかったのですが、ツアー一行は次の目的地に移動となり途中退席で残念、本当に残念でした💧

羅臼国後展望塔




羅臼川を越え急な坂道をバスで登ったところに羅臼国後展望塔がありました。施設屋上の展望デッキに登ると羅臼市街地、沖留めになっているにっぽん丸、そしてその向こうにうっすらと国後島も見ることができた絶景ポイント。背後の山から海へと渡る風が心地よい場所でした。

羅臼国後展望塔施設内には、北方領土問題を解説したコーナー、北方領土に関連する様々な展示資料を見ることができます。入場料は無料で館内で利用できるフリーWi-Fiもありました。展示されている写真から北方領土での日本人の暮らしぶりが見て取れます。北方領土に住むロシア人との交流の様子など資料もあり、遠隔地に住む私にとって興味深い内容ばかりでした。

昆布倉庫で昆布の加工




昆布倉庫で昆布の加工に挑戦です。会場になった昆布倉庫に入ると椅子の前に見たこともないくらい長い昆布が2本置かれていました。「これは一人2本?」と参加者同士でザワつき始めたあたりで昆布講座が始まりました。

2股になった長い棒に昆布を巻きつけて引き上げる、という昆布漁のやり方に驚き。相当な力が要りそうです。

昆布の加工の手順、北海道の昆布の種類、出荷に出される昆布箱に掛ける等級別バンドの種類など「!」の連続。今まで昆布に対して無関心すぎた自分を恥じました💧見るも聞くも全て新しい発見と驚き!です。

いよいよ昆布の加工です。小さい昆布は養殖で大きい方は天然ということでした。どのように加工するかというと、両端のヒラヒラした部分をハサミで切っていくという作業です。


裁ちハサミでスーッと切り落としていくのですが、昆布の真ん中を切りすぎたり、両端のヒラヒラの幅が狭かったりと、自分で「なかなか上手じゃない?」と思っても「これは切りすぎ!」「これじゃ売り物にならねーな」と漁師さん。

簡単そうに見えて難しい、そしてなんだかものすごく楽しい昆布切り体験でした。自分で加工した昆布は自己責任(?)で自分で持ち帰るように、ということでバスの中で取り違えないようにというお達しが出ました。頂いた羅臼昆布の保存方法や出汁の取り方、利用方法なども教えてもらい用意してもらった持ち帰りのレジ袋がパンパンになる程の量で嬉しかったです。

最後に「ン十万円」の羅臼昆布だという昆布を見せてもらいました。香りがすごく良かったです。たくさん学ばせて頂いて楽しく思い出深い体験となりました。
↓以下追記(2024.11.8)

乗船3日目:寄港地観光ツアーの昼食


昆布切り体験終了後、近くの食堂にてお弁当のランチ。バスを降車する際も自分で切り落とした昆布は持参して『昆布間違い』を防止(笑)

道の駅 知床らうす




羅臼寄港地観光ツアーの最終目的地は「道の駅 知床らうす」への立ち寄り。昼食後の小一時間ほどの自由時間となりました。羅臼昆布をはじめ、ご当地や北海道のお土産などのショッピングや飲食も可能で近くにセイコーマートもありこちらに立ち寄ることもできました。


道の駅 知床らうすから羅臼港のにっぽん丸通船発着所まで徒歩5分という距離なので、海岸沿いをぶらぶら歩いての移動も可能です。

羅臼港からまた通船に乗り込みにっぽん丸へ帰船しました。通船に乗船の限りがあり、順番待ちですが寄港地観光ツアー参加者が帰船する時間の船は咳が抑えられており待たずに乗船することができました。

羅臼寄港地観光ツアーに参加した感想

羅臼をコンパクトに回ることができたので移動に体力を奪われなかったのが大きかったです。ツアーは8時頃に出発し汽船は13時30分頃だったので、まだ船で過ごす時間があるので体力温存ができてよかったです。にっぽん丸の寄港地観光ツアーならではの「羅臼昆布切り体験」ができたのがとても貴重な経験で昆布への魅力と興味が湧いたのは言うまでもありません。今後また羅臼に来ることがあったら今度はフリーで羅臼神社や鯨の見える丘公園などへ行ってみたいと思います。


にっぽん丸ではこの『らうす町MAP』が配布され、表には地図、裏には循環バスの時刻表、羅臼町のお食事処、レンタカーやレンタサイクルの案内が記載されていました。

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