【2024にっぽん丸乗船記4】飛んでクルーズ北海道|乗船2日目 稚内寄港地観光ツアー(稚内公園・稚内副港市場・宗谷岬公園)
にっぽん丸:飛んでクルーズ北海道(乗船2日目)稚内OPツアー
にっぽん丸「飛んでクルーズ北海道」クルーズ乗船2日目は利尻島に寄港する予定でしたが、強風の影響のため急遽稚内港に寄港になり「稚内名所めぐりツアー」に参加しました。
◽️稚内名所めぐりコース(約3時間・添乗員同行・12,500円(子供同額)/人)
にっぽん丸→稚内公園(見学)→北防波堤ドーム(車窓)→稚内副港市場(海鮮物が種の土産物)→宗谷岬→にっぽん丸
稚内公園
稚内市街西側の丘陵地帯にある稚内公園は街並みを一望できる広大な公園で、展望施設や郷土資料館が一緒になった開基百年記念塔、氷雪の門、樺太犬の碑、九人の乙女の像などがありました。急な坂道をバスで登って行くので、徒歩で行くのは無理では?と思っていると下からゆっくり登ってくる人も!「野良犬ならぬ野鹿がいるので餌はあげないで」との注意があり…「野鹿?」と思っていると本当に鹿があちこちに普通に居てビックリ!公園の芝生には鹿のフンがゴロゴロ落ちているので足元注意です。
【氷雪の門】かつて日本の領土だった樺太(サハリン)で亡くなった日本人のための慰霊碑。その向こうにはサハリンの島が見えることも。この女性像が何故このポーズなのか…添乗員さんの説明に心が重くなりました。
【参考】Wikipedia:氷雪の門
【9人の乙女の像】『終戦日から5日後の8月20日、ソ連軍が樺太真岡上陸を開始し突如、日本軍との間に戦いが始まった。戦火と化した真岡の町、その中で交換台に向かった9人の乙女等は、詩を持って己の職場を守った(碑文より)』彼女らはこの碑に刻まれた言葉を残し青酸カリを飲み自死。像には9人の女性電話交換手の方のお名前が刻まれています。【参考】稚内観光情報:『九人の乙女』の物語
稚内公園内にある休憩所で添乗員さんおすすめのソフトクリームが人気でした。南極観測隊の樺太犬「タローとジロー」の碑も稚内公園にあることからお土産ショップにはタロジロ関連のグッズも。お土産ショップでは楽天ペイが使えました。
稚内公園は眺望も素晴らしいですが、色々見るとこもあり個人で来たらもっとゆっくりしたいところでした。ツアーの一部なので立ち寄り時間は自由時間も含めて約40分前後でした。
北防波堤ドーム(車窓)〜稚内副港市場
稚内公園から北防波堤ドームをぐるりと車窓から見ながら稚内副港市場へ移動。思ったよりドームが大きくまた長く思えました。
新鮮な海産物がメインの稚内副港市場は生鮮の他に乾物、ご当地袋ラーメン、瓶詰め、お菓子などもあるので船に持ち帰りOKなものも買うことができました。この副
JR稚内駅周辺・北防波堤ドーム(自由散策)
稚内副港市場からJR稚内駅周辺に徒歩で行くこともできます。買い物に興味がない主人は歩いて写真を撮りに行ったようです。
日本最北端の駅、JR稚内駅の前に「日本最北端の線路」があり辿っていくと駅舎の中まで続いています。
2012年4月に新駅舎と一体の複合施設「キタカラ(KITAcolor)」が開業、稚内観光案内やショップ、飲食店、シネコン、セイコーマートなどがあるようです。
稚内副港市場の裏側は漁港になっているのでソフトクリームを食べながらの休憩もあり。買い物しない男性の方もゆっくり過ごせるエリアです。副港市場での自由時間も約40分前後だったので、主人も北防波堤ドーム近くまでは行けなかったようでした。
稚内副港市場:稚内ノスタルジー
稚内副港市場の建物中にはショッピングやレストラン、カフェの他にも施設があります。観光ラウンジ、樺太ギャラリー、観光ミュージアムなど観光向けエリア、温泉施設、地元の方のコミュニティーになっているようなエリアがありました。
建物の一角に「稚内ノスタルジー」という昭和の稚内の街並みや、かつて稚内港駅だった頃の駅舎を当時の雰囲気そのままに再現されているエリアがあります。
昭和な雰囲気が漂うノスタルジックな商店街。東京でもたばこ屋さんってこんな感じでした。懐かしい〜。
【参考】稚内副港市場サイト
宗谷岬公園
稚内副港市場から一路宗谷岬へ。途中、ガイドさんの色々な「日本最北端の店」をおもしろおかしく聞きながら、広大な丘陵地帯を抜けて宗谷岬に到着です。
24時間前に今日この日、この時間に日本最北端の地に来ることなど一切想像もしていなかったのに来てしまった宗谷岬。「偶然なのか必然なのか」…「そんなことはどうでもいい!」とばかりに飛ばされそうな強風が駆け抜けていきました。ただただ感無量、ここまで運んでくれたのはこの強風のおかげです。
宗谷岬公園から少し急な階段を上がり、小高い場所から見渡す日本最北端の眺めも最高です。なだらかな芝生地にモニュメント、遺構があり時間があって風がもう少し穏やかだったら見てまわりたかったです。まるでモニュメントの一部と化した野良鹿もいます。
宗谷岬公園からの帰路は、海沿いの宗谷ヒストリーロード(国道238号)を走り、稚内空港を通り越してにっぽん丸が待つ稚内港へ戻りました。
にっぽん丸「稚内名所めぐり」寄港地観光ツアーの感想
ツアー時間もちょうど3時間、若干急ぎ足にも感じましたがコンパクト回ることができて急遽の「稚内名所めぐりツアー」に参加することができて大満足でした。稚内で自分達で観光することも考えましたが「事前に下調べしていない土地である」「寄港時間が4時間と短い」ことを考慮、また次の日のための体力温存(50代、これ大事!)のために寄港地観光ツアーの参加は私たちにとって良かったと思いました。
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