【2024にっぽん丸乗船記1】飛んでクルーズ北海道|乗船1日目乗船前観光 小樽天狗山ロープウェー|小樽国際インフォメーションセンター・ポートマルシェotarue

にっぽん丸:飛んでクルーズ北海道(乗船1日目)

2024年9月にっぽん丸の小樽港発着『飛んでクルーズ北海道』クルーズに乗船しました。乗船前日の小樽前泊〜乗船当日に行った小樽天狗山〜にっぽん丸乗船の記録です。

にっぽん丸「飛んでクルーズ北海道」に乗船した理由


にっぽん丸の「飛んでクルーズ北海道」は以前から乗船してみたいクルーズの一つでした。北海道発着で、なかなか普通の旅行で行くことのできない日本最北のクルーズに憧れがありました。毎年8月下旬あたりから9月上旬に4回位の限定回数で行われている「飛んでクルーズ北海道」に乗船するために昨年から照準を合わせスケジューリングをしていましたが、今年前半にいろいろなことがあり「今年も見送りか」と思っていましたが縁があり夢叶い乗船することができました。

手荷物事前ヤマト宅急便で『往復発送』手配

乗船してから使用する衣類などはスーツケースに収め、クルーズのしおりに定められた通りの手順でヤマト運輸で「往復配送」の手配をしました。スーツケースは自宅から発送すると自分の客室内に入れておいてもらえるのでとても楽でした。復路の配送も下船前日の決められた時間までに客室外に出しておくだけで自宅まで配送してくれるので『往復配送』が便利だと思います。東京までの配送は、下船日から自宅に届くまで丸々3日は要するので、帰宅後にすぐ必要なものは持ち帰った方がいいです。

小樽での前泊予約はお早めに



乗船日の出港時間は19時だったので、当日に東京から空路移動でも間に合ったかもしれませんが、台風の発生が多い時期(実際前週まで台風10号の影響が日本列島にあった)ということと、東京からの移動手段が『空路』しかないということもあり、何らかの事象で飛行機が飛ばない、遅延なども考えられるので今回は前乗りして前泊することにしました。小樽の前泊ホテルは3ヶ月くらい前に探したのですが、気候も良いシーズンなのか、インバウンド需要の高まりか…以前よりも宿泊費が高騰しており、また希望していた小樽駅周辺のホテルの予約可能なツインルームの部屋も少なかったです。乗船時間まで「どう過ごすか」「どこに行くか」によっては札幌での前泊もありだと思います。

小樽クルーズターミナル&にっぽん丸入港シーン

前泊したホテルの客室から辛うじてにっぽん丸に乗船するクルーズ港が見えたこともあり、ひょっとして入港シーンを見ることができるのではないか?ということでクルーズターミナル周辺まで行ってみることにしました。




遠くに見えたにっぽん丸がゆっくり小樽クルーズターミナルに入ってくるのをみることができました。小樽クルーズターミナルの門からは関係者以外は入ることができませんが、見学が自由にできる海側の通路があるのでそちらで停泊中のにっぽん丸の写真や動画を存分に撮ることが可能です。小樽クルーズターミナルの建物内へは乗船間近に開放となりそれ以外の時間は自由に出入りはできませんでした。

乗船までの過ごし方:小樽天狗山ロープウェイ




にっぽん丸の入港を見届けてそのまま徒歩で小樽駅へ。小樽駅至近の『三角市場』で海鮮丼の昼食…と期待もしましたが、やっぱり激混みで小樽駅舎内にあるバーガーキングでサクッとランチを済ませました。


駅前から路線バスもありましたが1時間に2本で時間が合わなかったのでタクシーを利用しました。小樽駅前から小樽天狗山ロープウェイ口までタクシーで移動、料金は1,100円

小樽天狗山ではジップライン、熱気球、スライダーなどのアクテビティ施設のほかに、シマリス公園、天狗山神社、展望台&テラスなど楽しさあり、景色良しな場所だということを知りました。
小樽天狗山ロープウェイ&スキー場サイト


天狗山ロープウェイからの眺めが最高過ぎました!山の緑と海、空の青。そして遠くにミニチュアのようなにっぽん丸が見えました。気候も良くこの日の気温は22度前後、日差しはそれなりに強いですが吹く風がカラッとしていて気持ちが良かったです。
【屋上展望台】

ロープウェイを降りてすぐのところに屋上展望台があり、小樽湾や石狩湾、晴れた日には遠く暑寒別連邦、積丹半島なども一望することもできるようです。ロープウェイは21時まで運行しているので北海道三大夜景の一つ、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの1つ星の眺望を楽しむことも可能です。
【鼻なで天狗さん&小樽天狗山神社】


天狗の由来とされる日本神話に登場する猿田彦大神が祀られている小樽天狗山神社は「交通安全」「商売繁盛」「学業成就」の神として尊祟されているとのこと。夜は鳥居や参道がライトアップされるようです。おみくじは天狗山ショップで購入できました。
【シマリス公園】

シマリス公園の入場料は無料、餌は300円で園内で購入できます。シマリスは餌がもらえる!とばかりに足元まで寄って来るので可愛い姿を間近でみることができます。
【天狗桜展望台&TENGUUテラス】

ここのテラスが最高でした!柵さえなく(転落注意ですが)何も遮るものがないテラス…ちょっと他では体験したことがないのでずっと「うわぁ〜」を連発していました。にっぽん丸に乗船する前なのに、この日の感動は既にお腹いっぱい状態に(笑)。訪れた季節、訪れた日の天候が最高に良かったのは間違い無いなく全ての「気持ちの良い」偶然が全て重なり合った天狗山での一日となりました。
【TENGUU CAFE&SHOP】

「天狗」と「天空」の意味があるTENGUU CAFEの眺めのいい席で一息。この日は「14時でラストオーダーです」ということでしたが、通常は20時がラストオーダーのようです。アイスクリームに刺さっている天狗の鼻に見立てたかりんとうが美味しかった!


散策できる歩道もあり、少し歩き回ったり写真や動画を撮ったりと2時間程楽しむことができました。「ここからの景色はずっと忘れない」と思えるほど良い体験ができました。ロープウェイ口から小樽駅までの移動は路線バスを利用しました。

ポートマルシェotarue&小樽国際インフォメーションセンター



小樽クルーズターミナルに近い場所に小樽国際インフォメーションセンターと北海道の土産物が揃ったショップ、軽食が取れる施設があります。2024年3月にオープンしたばかりということで、店内もトイレも綺麗!建物内にはフリーWi-Fiも利用できます。冷蔵品、冷凍品、お酒類、お菓子類、雑貨類などの北海道のお土産が全て揃ってる?と思う程に充実した品揃えでもちろん宅急便も発送が可能です。寄港地で買い忘れたら最後はここで購入も可能ですが、乗船前に立ち寄るとこれから始まる船旅がさらにワクワクすること間違いなしです!



建物の2階はドリンクと軽食が楽しめるハーフオープンなお店で乗船手続きが始まる前までドリンクを楽しんでいました。

停泊中のにっぽん丸を見ながらゆっくり歩き、小樽クルーズターミナルへと進みます。いよいよ乗船です。

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