【news】クルーズ船内で起きた感染症胃腸炎!|ロイヤル・カリビアン|ノロウィルスを防ごう!

クルーズ船内でノロウィルス発生か?

日本でも有名な超大型客船ハーモニー・オブ・ザ・シーズなどの運行する米国大手のロイヤル・カリビアン・インターナショナル。
同社の豪華客船「インディペンデンス・オブ・ザ・シーズ」号は300名をコス乗船客がノロウィルスが原因とみられる嘔吐下痢症を発症し、アメリカ・フロリダ州の港に戻ったことがわかったと『Cruise Law News 』他が伝えられています。

インディペンデンス・オブ・ザ・シーズ号はフロリダ州ポート・エヴァーグレイズ港を出航し、カリブ海を5泊でめぐる旅を終えて帰港。
その客船には乗客乗務員5,000名以上が乗船しており、胃腸の異常症状に見舞われた乗客はうち少なくとも332名で、乗船している医療スタッフが投薬などの治療にあたった。
帰港後にメディアの取材に応じた乗客らは発症者の数も多く症状も重い者もいたうえ、実際の発症者はもっと多かったのではと報じるメディアもあった。

ロイヤル・カリビアン社の豪華客船における感染性胃腸炎の発症は先月にも「アンセム・オブ・ザ・シーズ」号でも同様の流行に見舞われ4,905人の乗客乗員のうち98名が発症したという。

過去にもロイヤル・カリビアンで同様の事例あり:クルーズ船で胃腸炎600人、対策は?

クルーズ船内での感染症胃腸炎の原因は?

船内に業者が搬入する飲食物においてノロウイルスが検出されることはなくとも、調理師ほか従業員の手指にウイルスが付着していたり、感染に気づかない者が乗り込めば船内での流行は防ぎようがない。
たとえ米国・疾病管理センターが関与しても感染源を突き止めること、あるいはクルーズ会社に過失があるとして責任を追及することは実は至難の業であるという。

「ノロウィルスと特定される前に下船し、船内の消毒もないまま乗船してきた人がノロウィルスに感染した」というループになる場合もあるようです。

米国疾病管理センターでは豪華客船のこうした事態に関し、旅程乗務員の2%を超える感染症の発症があった場合は、入港前に船舶衛生プログラムに報告するよう義務化されているようです。
また3%以上の発症や救急要請があった場合には同センターがwebsiteにその事実を掲載することになっているとのことなので、各クルーズ船は信用維持のために神経を使っているようですが、感染源の特定が難しくまた船外からの流入も考えれます。
(以上、記事引用BIGLOBEニュース2017.12.18)

今回のロイヤル・カリビアンクルーズでの出来事は特別なことではないと思います。
クルーズ船は楽しいことばかりではなく、限られた空間なのでノロウィルスの他にもインフルエンザなどは移りやすいことを覚悟し、自分で自分の身を守り、他の人に移さないことも大事だと思いました。

自分でクルーズ船内での感染症を防ぐには?

船内だけではなく、この時期ノロウィルスは日本でも流行しやすくなっています。

(画像引用:厚生労働省HPより)

◉手洗いと消毒
自分で予防できることは、やはり『手洗い』をしっかりすること。
厚生労働省推奨:衛生的手洗い方法を確認

ダイヤモンド・プリンセスに乗船した時は、ディナー時にレストランの入り口で半ば強制的に手指消毒液が配布されました。
かなりどっぷり消毒液を手のひらにもらいそれをよく手全体に擦り込んで着席していました。
他の船でも大抵はレストラン会場、ギャングウェイ付近には消毒液が置いてありるので積極的に使いたいですね。

◉料理の温度差に注意
船によっては、ブッフェの食べ物を部屋に持ち帰って食べていい場合があり、すぐ食べれば問題はないかと思いますが長時間客室で常温で放置しておいたものを食べる場合も注意が必要だと思います。

私たちが気をつけているのは生牡蠣は日本国内でも食べないようにしています。私は体質的に合わないのと主人はノロウィルスになったことがあり…。美味しそうなんですけれど、いつも冬場は人が食べるのを見ているだけです。

◎人に広めない
ノロウィルスやインフルエンザになった場合には、クルーズ船に乗船が決まっていたとしても潔く旅行中止することも大事なことだと思います。
健康で楽しいクルーズ旅行でありたいです。美味しいものいっぱいですから!

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