【初心者必読!!】クルーズ船にお得でリーズナブルに乗船する方法7選メリット・デメリット|最新情報を安全に取得する方法
クルーズ船にお得でリーズナブルに乗船する方法
コロナ以降、日本を始め全世界で物価が上昇しています。その影響は日常生活のみならずクルーズ業界にも及んでおり、以前に比べ総じてクルーズ旅行代金は高くなっています。国内外の新造船、新しくクルーズラインに加わったクルーズ船のクルーズはびっくりするような価格ですが、発表されているクルーズ旅程以外にもリーズナブルな価格のクルーズ、仕事を長く休まなくても乗船できそうなショートクルーズなどが突然発売されることがあります。そのようなお得情報は残念ながら大々的にアナウンスされることは少なく、自ら情報キャッチのアンテナを張っている人にしか届きにくいことがほとんどです。クルーズのお得情報をゲットする方法をいくつかご紹介したいと思います。
【1】クルーズ専門旅行会社のメルマガ登録
最新のクルーズ情報、お得なクルーズ情報を得るならばクルーズ専門旅行会社のメールマガジン(メルマガ)に登録するのはマストです!ほとんどのクルーズ専門旅行会社ではメルマガ登録者を募っていて週に1〜2回以上はメルマガ発行をしており、新しいクルーズ旅程の発表は情報解禁になると同時に送られてくるので、ネットニュース、SNSよりも断然早いです。また、旅行会社が独自の【割引】【特典】【乗船する地までの交通費】などを付けてお得な販売価格を通知してくるケースもあります。
【クルーズ船門旅行会社のメルマガ登録のメリット】
◽️情報解禁と同時にメルマガが届く
◽️旅行会社独自のサービス(割引、オンボードクレジット付与などの特典他)付きで販売
◽️船会社非公表の「ショートクルーズ」「片道クルーズ」「区間乗船クルーズ」など一般的には安いクルーズ情報の通知
◽️メルマガからの問い合わせ(残室情報など)対応が迅速
◽️旅行会社主催の船内見学会、説明会の通知
【クルーズ船門旅行会社のメルマガ登録のデメリット】
◽️他受信メールに埋もれてしまい情報を見逃す場合も
◽️お得なクルーズの販売はたいてい残室数が少ないので「即時満室」「即時販売終了」になる場合も
【2】クルーズ会社(船会社)のメルマガ登録
メールマガジン、お知らせメールなどを独自配信しているクルーズ会社があり、登録すると【スペシャルオファー】【同室3,4人目無料】などの乗船情報、メルマガ登録者のみとされる開催イベント情報などのお知らせが届きます。
【クルーズ会社独自メルマガ登録のメリット】
◽️メルマガ登録者対象のイベントの通知
◽️メルマガ登録者対象の先行販売の通知
◽️スペシャルオファー(無料Wi-Fi・ドリンクパッケージ付・オンボードクレジット付)の通知
【クルーズ会社独自メルマガ登録のデメリット】
◽️日本発着クルーズの情報が少ない(海外船会社)
◽️配信が少ない
【3】クルーズ船船内見学会への参加
クルーズ専門旅行会社や自治体が主催するクルーズ船の船内見学会では【未発表のクルーズ】を教えてもらえることがあります。また船内見学会に参加したことにより【割引】の対象となることもあります。クルーズ船の船内見学会に参加することにより、そのクルーズ船がより身近に感じられクルーズ乗船の参考になります。
【船内見学会参加のメリット】
◽️無料でクルーズ船内をガイド付きで見学できる
◽️未発表のクルーズを教えてくれることがある
【船内見学会参加のデメリット】
◽️直近になって船内見学会が中止になることがある(抜港、船会社の都合など)
◽️自治体主催の船内見学会は募集対象(居住者など)が限られる場合がある
◽️近くのクルーズ港で行われるとは限らない
◽️ほとんどの場合大人限定(18歳以上)で行われる
◽️直近での募集が多い
【4】クルーズ船説明会への参加
クルーズ専門旅行会社が主催するクルーズ船説明会では【クルーズ船の概要・これからのクルーズ】【未発表のクルーズ】などの説明があり、必ず質疑応答を設けているので聞きたいことは存分に聞けます。また対象クルーズの他に旅行会社のおすすめのクルーズラインや同等カテゴリーのクルーズラインの紹介などもあります。
【説明会参加のメリット】
◽️説明対象のクルーズ船について詳しく知ることができる
◽️未発表のクルーズを教えてくれることがある
【説明会参加のデメリット】
◽️事前に申し込みをし、指定された会場へ出向く必要がある
◽️説明会の内容により、期待してた情報が得られないこともある
【5】日本船の会員登録
郵船クルーズ(飛鳥II、飛鳥III)、ミツイオーシャンクルーズ(にっぽん丸、ミツイオーシャンフジ)などの日本船の船会社が募っている会員登録をすると【割引】【特典】【ポイント付与】などが利用できる。紙パンフレットはクルーズ予定公開とほぼ同じに自宅に届く。
郵船クルーズ(飛鳥II・飛鳥III)
【My ASUKA CLUB/会員特典】
◾️My ASUKA CLUB会員割引旅行代金を飛鳥II・飛鳥IIIの各クルーズで設定、案内
◾️飛鳥クルーズのニュース、情報を掲載した会員誌「ASUKA」の送付
◾️乗船した「利用客室タイプと泊数」に応じたポイントの獲得
◾️誕生日特典:船上で利用可能な「船上クーポン」の進呈 他
◉引用:My ASUKA CLUB会員特典紹介
ミツイオーシャンクルーズ(にっぽん丸・MOフジ)
【ドルフィンズクラブ/会員特典】
◾️乗船に応じてポイントが積算され、次回のクルーズ代金に利用が可能
◾️会員誌「海」、カレンダーの送付
◾️各種お得な情報の案内
◉引用:NIPPON MARU ドルフィンズクラブのご案内
【日本船 会員登録のメリット】
◽️会員対象のクルーズの割引、特典がある
◽️貯まったポイントが使える
◽️入会費・年会費無料
◽️優先乗船が適用される場合もある
【日本船 会員登録のデメリット】
◽️会員登録者のみが該当の割引、特典が受けられる
◽️乗船回数、客室カテゴリーによってランク分けされ、特典他サービスが異なる
【6】クルーズラインの株主になる
【日本船の株主優待】
日本郵船(郵船クルーズの親会社)、商船三井(ミツイオーシャンクルーズの親会社) の株主になると【優待割引券】が利用できます。
日本郵船株式会社(2025.9現在)
【飛鳥クルーズの優待】
◾️優待割引券1枚につき1クルーズ1名10%割引
◾️優待対象:1単元(100株)以上所有の株主
【参考】100株以上1,500株未満4枚/1,500株以上3,000株未満6枚/3,000株以上10枚
◉引用:日本郵船 配当・株主優待
株式会社商船三井(2025.9現在)
【にっぽん丸・MOフジ優待】
◾️優待割引券
・1クルーズ2名まで20%割引(1人利用の場合10%割引)
・30日以上のクルーズは6%割引
◾️優待対象:1単元(100株)以上所有の株主
【参考】100株以上1,500株未満2枚/1,500株以上3,000株未満4枚/3,000株以上6枚
◾️贈呈時期:毎年2回発行
【「さんふらわあ」フェリーサービス優待】
◾️クーポン券:さんふらわあのフェリーサービスで利用可能
◾️運賃割引:大人運賃から1名1乗船(片道)につき、5,000円割引
⚠️小児運賃、貨物運賃や法人料金には適用外
◾️贈呈時期:毎年1回発送
【オリジナルカタログギフト】
◾️オリジナルカタログギフト:クルーズやフェリー事業にちなんだ各地の名産品等(3,000円相当)
◾️商船三井株式1単元(100株以上)を所有している株主
【参考】100株以上1,500株未満1枚/1,500株以上3,000株未満2枚/3,000株以上3枚
◾️贈呈時期:毎年1回発行
◉画像・引用:商船三井 株主優待制度
【外国船の株主優待】
ロイヤル・カリビアンクルーズ、カーニバル・クルーズ、ノルウェージャンクルーズなどの株主優待は、乗船日数に応じて【オンボードクレジット】が付与されるケースもあるようです。
【クルーズライン 株主優待のメリット】
◽️クルーズ料金が割引になる
【クルーズライン 株主優待のデメリット】
◽️優待内容が毎年同じとは限らない
◽️株を購入しなければならない
◽️船会社や旅行会社の割引と併用ができないこともある
◽️優待の有効期限がある
【7】旅行会社のDMに目を通す
クルーズ旅行を取り扱う旅行会社から送られてくるダイレクトメールにもお得情報が詰まっています。ついDMを読まずに捨てがちですがサイトにない【大幅に値下げのクルーズ】【解禁前のチャータークルーズ情報】などが載っていることもあります。
【紙DMのメリット】
◽️大幅値下げのクルーズ情報がある場合も
◽️解禁前のチャータークルーズの旅程の情報がある場合も
【紙DMのデメリット】
◽️捨ててしまいがち
◽️熟読する時間がない
◽️DMが不要になった際、発送元に連絡するのが面倒
◽️DMが届くまでに売り切れになる場合も
【⚠️注意事項】「お得」「安い」理由を知っておく
クルーズ料金が通常料金より「お得」「安い」のにはそれなりの理由があると考えられます。通常よりも安く出ている時は飛びついてしまいがちですが【即日キャンセル料が発生】【海外からの片道クルーズ】などということがあります。後になって「通常料金よりも高くついた」ということにならないように旅行条件の詳細をよく読むことをお勧めします。
◽️片道クルーズ:寄港地がない
◽️片道クルーズ:乗船、下船地が遠く(海外の場合も)交通費がかかる
◽️割引:人気のないクルーズで催行しない場合もある
◽️割引:申込と同時に100%(または何%)キャンセル料が発生する場合もある
◽️割引:競争率が高く、申し込んだ時点で「満室」になっている場合もある
◽️割引:直近のクルーズが多く予定が合わない
◽️通常より安価:紙ベースでのやり取りがなく、乗船券やクルーズガイドなども自分で印刷(旅行会社依頼:別途手数料)
◽️通常より安価:船会社サイト・アプリで各種自力申込み(旅行会社依頼:別途手数料)
◽️通常より安価:日本語サービスがない(日本語の船内新聞、日本語が話せる乗務員がいない)
以上に掲げた「クルーズ料金が安くなる理由」は一見ネガティブにも感じますが、利用する人にとっては「いい条件」になったりします。
◽️寄港地がない→船内を楽しめる、休息ができる
◽️乗船、下船地が遠く交通費がかかる→乗船前・下船地で旅行が楽しめる
◽️人気のないクルーズ→人が少なく、船内で待つことが少ない可能性が高い
◽️直近のクルーズ→予定があればすぐに乗船できる
◽️EZ手配→デジタル操作に慣れているのなら紙のでやり取りが逆に不要
◽️日本語サービスがない→英語OKな方は問題ない。自信がなくても翻訳アプリがあればほとんど大丈夫(と思う)
また、上記以外では
◽️ひとり料金に追加分が加算されない:通常ひとり乗船だと旅行代金が130%〜200%に割増になりますが、稀にこの加算分がなく2名1室一人料金だけで乗船できることがあります。
◽️部屋のグレードアップがある:客室が直前に上階になることがある
【⚠️注意事項】情報を得る上で知っておきたいこと
クルーズ旅行の情報をネットで得る上で大切なことは、偽サイト、偽情報に気をつけることです。旅行代金の安さを謳ったサイトが本物かどうか、バナー広告やSNS広告などにも注意が必要かと思います。「確認のため電話をする」「広告経由ではなくブラウザから検索ワードを入力してみる」など確認することも時には必要です。
【まとめ】私の最近のクルーズ予約方法
コロナ後のクルーズのお得情報を得ているのはほとんどが「クルーズ専門旅行会社のメルマガ」です。時々「クルーズ専門旅行会社のX投稿」などでも拾うことがありますが、SNSの場合は該当投稿が本当かは確認することがあります。予約をお願いする代理店もクルーズ専門旅行会社を利用しています。その理由は、一般の旅行も扱っている旅行会社よりもクルーズに関しての質問、問い合わせの回答が早い(気がする)からです。特に決まったところはなく、予約時のタイミングやサービスの違いなどを考慮してお願いしています。