【カーニバルクルーズライン(CCL)】Bluetoothスピーカーを含むオーディオ機器が2つの理由で持込禁止に
カーニバルクルーズライン(CCL)最新情報
カーニバルクルーズライン(CCL)に関する最新情報です。
Bluetoothスピーカーの持ち込みが禁止品目に追加new!
【2024.11.20】カーニバルクルーズでは長年、ポータブルBluetoothスピーカーの船内への持ち込みが許可され、客室内での個人使用に限られるとされていました。しかし、一部の乗客がバルコニーやプールデッキで大音量を流しクルーズ船のDJの音楽と被ることから、同社では現在他の乗客の邪魔になる可能性のあるBlurtoothスピーカーやその他のオーディオ機器の使用を禁止している。「ラジカセ、ラジオ、あらゆる種類のスピーカーは、カーニバルクルーズ船では使用ができなくなりました」と同社ブランドアドバイザー氏がSNSで述べており、これらの危機を禁止する理由の一つとして、スピーカーの音により乗客が重要な船内アナウンスが聞き取れないことも挙げられている。船内のプールデッキで音楽が流れている時、重要なアナウンスが流れる場合は音楽を止めている。(引用:CruiseFever)
緊急事態の際に乗客に厳しい注意喚起
【2024.11.11】カーニバルクルーズは乗客に対し、緊急時の対応に留意しヘリコプターが船の近くを飛行している間はカメラのフラッシュやビデオライトを使用しないように求めている。安全上の問題であり、医療避難を必要としている人々の命を危険に晒す可能性があ離、船内アナウンスでは救助活動の写真やビデオ撮影をしないよう乗客に呼びかけることが多いが、そのような撮影方法が最も危険であり救急隊員の邪魔になる可能性がある。ヘリコプターがクルーズ船に近づくと、フラッシュやライトにより機体がどこに配置する必要があるかの航行灯や指示灯と混乱が生じる可能性があるとしている。(引用:cruisehive)
カーニバルクルーズ全船で2025年から一部レストランで値上げへ
【2024.11.6】カーニバルクルーズラインは値上げについて公式発表はしていないが、2025年初頭から全船で値上げが実施される予定。同クルーズラインが最後に価格調整したのは2023年12月。
◾️ファーレンハイト555(ステーキハウス):49ドル/人→52ドル/人
◾️ルーディーズシーグリル(シーフード):49ドル/人→52ドル/人
◾️ボンサイ鉄板焼き(鉄板焼き):
・ランチ44.84ドル/人→46.02ドル/人
・ディナー49.56ドル/人→57.82ドル/人
「以前のような高級感がなくなった」「量が少なくなった」など値上げが必ずしも品質に比例していないという声もあり、船内のスペシャリティレストランの値上がりが今後の予約の状況に変化を与えることになるかもしれない。(引用:cruisehive)
シーツの交換の頻度は?なぜバスローブ配布がなくなった?
【2024.11.4】カーニバルクルーズのブランドアドバイザーは「カーニバルクルーズでは何日ごとにシーツを交換するのか?」という質問に対し「少なくとも7日に1回は交換し、リクエストがあればさらに交換すると説明した」この回答に対しSNSでは「少なくとも週に2〜3回交換だと思い驚いた」というコメントがあったが、ほとんどは「7日に1度の交換」に満足していた。7日に一度の交換より頻度を上げて交換して欲しい場合は客室係にリクエストが可能としている。(引用:CruiseFever)
【2024.11.1】近年、クルーズ会社は洗濯物を減らすためにバスローブの配布を中止している。クルーズ中にバスローブを使用しなくても、次の乗客のために衛生的に保つため、クルーズ中の合間にバスローブを清潔に保つ必要があり客室にバスローブは置いてない。バスローブをリクエストに応じてのみ提供できるようにすることで、クローゼットのスペースが広がり、洗濯物の量を大幅に削減することができる。バスローブの他に追加のタオル・枕・毛布・ハンガーや氷入りのクーラーバケツ、より柔らかいベッドパッドなど必要に応じてリクエストに応えてくれる。(引用:cruisehive)
使用済みクルーズカード、リサイクルしませんか?
【2024.10.22】カーニバル・クルーズの公式ブランドアドバイザーはここ数週間で2度、乗客に連絡を取り「クルーズカードを持ち帰るのではなくリサイクルすることに興味があるか」どうかを尋ねた。最初の投票の結果は「記念品として持ち帰りたい」が25%、「回収されリサイクルされることに賛成」が3%という結果だった。同様の選択肢がある2回目の投票結果は「持ち帰りたい」が31%、「リサイクル」がわずか5%という結果になった。この調査は複数の選択肢が選択できるためパーセンテージの合計は100%にはならないが、2回の結果として前記のような回答が多かった。回答者の中には「カードを処分できる回収箱が船内にあれば持ち帰らない人はそこに入れればいいと思う」「リサイクルはいいアイデア」という意見もあったという。(引用:cruisehive)
中国地域でのクルーズ計画は現段階では進めていない
【2024.10.4】カーニバルクルーズCEOは、同社の第3四半期の業績報告の会議で同社は中国にいかなるクルーズ船の運行も行わないという姿勢を堅持していると語った。パンデミック以前は、カーニバル・コーポレーションは中国市場向けに建造されたコスタ・ベネチア、コスタ・フィレンツェが配船されたが実際には同社の稼働率の数%に過ぎなかったという。競合他社の中国クルーズの成功は望むが、現時点ではカーニバルでは日本、台湾、その他の地域に関してクルーズは順調でありまた乗客に好まれていると述べている。(引用:Cruise Industry News)
第3四半期の業績を発表、営業利益は過去最高に
【2024.9.30】カーニバルコーポレーションは、2024年第3四半期の業績を発表、通年の最新の見通しと第4四半期の見通しを発表した。第三四半期の純利益は17億ドルで2023年と比較して60%以上の増加、営業利益は過去最高の22億ドルとなり、2023年の水準を5億5,400万ドル上回った。同クルーズラインの2025年のぼほ半分が予約済みで、販売可能な在庫が前年より少なくなっておりまた2026年は過去3ヶ月で記録的な予約数を達成し前例のないスタートを切っているという。(引用:Cruise Industry News)
希望に応じてお掃除ロボットの持ち込みは可能
(Photo:cruisehive)
【2024.9.25】かーニバルクルーズラインでは、乗客が希望すればロボット掃除機を船内に持ち混むことができると、質問者へ回答している。ルンバなど自動ロボット掃除機を含め、いかなるタイプのそう時期もどうクルーズラインの持ち込み禁止リストには載っていない。「危険な化学物質mなたは可燃性でない限り乗客の希望に応じて自身の清掃用具を持参することは可能」と同クルーズラインのアンバサダーは答えている。(引用:cruisehive)
カーニバルクルーズでは禁止予定のない「マルチコンセントプラグ」
(Photo:cruisehive)
【2024.9.24】数日前にロイヤルカリビアンでは「マルチコンセントプラグ」が持ち込み禁止品リストに加えられた。その理由はコンセントプラグに発火する可能性があるためとしている。この報道を受け、クルーズ経験者はカーニバルクルーズに「カーニバルクルーズも同様にマルチコンセントプラグの持ち込みを禁止する予定はあるか?」と質問、同クルーズラインは「この件について(報道を)読みましたが、当社では同様のことをする予定はありません。ただ、サージプロテクター付きの電源タップは許可されていないこと覚えておいてください」と回答している。サージプロテクターのないプラグはリスクがはるかに少ないため通常クルーズ船での使用は許可されている。ロイヤルカリビアンが最近、サージプロテクターの有無に関わらず延長コードや電源タップも含まれるプラグの使用を禁止したのは、おそらく慎重を期して行われたものと思われる。一度に多数のプラグを接続できるように設計されていない可能性のある単一のコンセントに複数のデバイスを接続すると、加熱、停電、火災の可能性、またはその他の問題が発生する可能性があるとされている。(引用:cruisehive)
今後数千人のフィリピン人労働者を雇用を目指す
【2024.7.29】カーニバルクルーズラインは、今後数年間で何千人ものフィリピン人の労働者を新たに雇用する取り組みの一環として、フィリピンの大学2校との提携拡大と新たな奨学金を発表した。これにより新しいクルーズ船を導入する際に必要な労働力の増強が可能となり、十分な人員を確保できるようになる。カーニバルクルーズラインは今月23日に総トン数約23万トンの新しいクルーズ船を発注、今後2027年、2028年、2029年、2031年、2033年の就航を予定しており、今後9年間で1万人以上の新規労働者を必要とする可能性がある。カーニバルクルーズラインは、従業員の多様性に誇りを持っており、独自の文化と、従業員がこのグローバル企業に貢献できること全てを称賛している。(引用:cruisehive)
世界のクルーズの中心地マイアミ港で初めて陸上電源を導入
【2024.6.17】米フロリダ・マイアミ港は、新しい陸上電源施設の開設し、カーニバルコーポレーションのカーニバル・コンクエストは初めてこの施設を利用したクルーズ船となった。マイアミ・デイド群、フロリダ・パワー&ライト・カンパニー、および幾つかのクルーズラインの協力の一環で、マイアミ港は5つのバースで陸上電源を提供する米国東海岸主要クルーズ港としては初めてとなる。陸上電源の導入により、停泊中の船舶はディーゼルエンジンを稼働させる代わりに地元の電力網に接続ができるようになり、停泊中の温室効果ガスの排出を削減できる。岸壁電源を利用することで、排出量を最大98%削減が可能、ターミナル1つからの排出量削減量は、車7,500台の排出量に相当する。最近ではシアトル港が2027年までに母港とするクルーズ船の100%に陸上電源の利用を義務付けると発表している。(引用:cruisehive)
ウェットティッシュ製品問題について注意喚起
(Photo:cruisehive)
【2024.5.28】カーニバル・クルーズラインでは、クルーズ船内で非常に不快な問題を引き起こす可能性のある品物、ウェットティッシュについて乗客に注意を呼びかけている。ウェットティッシュは個人の衛生のために使用するには最適だが、クルーズ船の配管システムにには重大な詰まりや損傷を引き起こす危険性がある。使い捨て、消毒用、ベビー用などのウェットティッシュを吸引式トイレに流さないよう乗客に注意喚起をしていてもまだ流してしまう人がいて、その結果トイレをつまらせてしまっている。ウェットティッシュのメーカーは「トイレに流せる」と謳っている商品があるが、それは陸上でのトイレであって船内の吸引式トイレは適用しない。クルーズ船の配管システムは吸引補助式フラッシュを使用しており、一般的な陸上の住宅、ホテル、事業所よりもはるかに細いパイプが設置されている。トイレが詰まると逆流し、船内の客室、公共トイレに下水が溢れる恐れがあり、また船内の配管の配置によっては複数のトイレが詰まりの影響を受ける可能性がある。ウェットティッシュの持ち込みは禁止されてはいないが、使用後はゴミ箱に捨てるよう注意喚起をしている。(引用:cruisehive)
カーニバルG全船にスターリンク搭載完了
【2024.5.14】カーニバル・コーポレーションは、自社9つのグループ会社であるカーニバル・クルーズ、アイダ・クルーズ、プリンセス・クルーズ、ホーランド・アメリカ・ライン、シーボーン、P&Oクルーズ(豪・英)、コスタクルーズ、キュナードの全てのクルーズ船にSpaceXのSrarlinkを搭載を完了した。「スターリンクはカーニバル・クルーズが乗客に提供する船内の接続体験に大きな変革をもたらし、超高速で信頼性の高いWi-Fiサービスにより利用者の満足度が急増し好評を得ている」と同社はコメントしている。同社はスターリンクが提供するテクノロジーと一部の船舶5G機能、および中地球軌道(MEO)衛星システムを組み合わせることで、導入開始の2019年以来、全クルーズ船の帯幅域を4倍に拡大したと発表。船上に複数のディッシュが搭載されている場合でも、船の位置と衛星の受信範囲に応じて、速度はダウンロードでも5〜150Mbps、アップロードでも20〜40Mbpsになる可能性が高い。動画配信サービスを視聴したり、スポーツの試合をストリーミングしたり、リモート作業などは可能な範囲内としている。(引用:cruisehive)
カーニバル・ベネチア:緊急訓練中に乗組員が船外へ転落
Crew emergency drill turned into a real rescue operation after a crew member fell overboard from cruise ship.https://t.co/4LfpI0PP3w
Video: Linda Spanky Warhaftig COPs Cruisers Opinion Page pic.twitter.com/tHFFohw0Kk— Crew Center (@CrewCenter) May 11, 2024
【2024.5.12】5月10日カーニバル・ベネチアは米領ヴァージン諸島のセントトーマスに停泊中に、乗組員の安全訓練が実施された。乗組員の安全訓練は、乗客が寄港地に下船している間に行われるのが一般的。この乗組員の安全訓練中に、訓練に参加していなかった整備作業中の乗組員が船外へ転落した事故がは発生、すぐに救命ボートが駆けつけ救助された。この乗組員は水に触れると膨張するベストを着用しいた。クルーズ船の乗組員は毎週様々な種類の緊急の趣味レーション、救命ボートの効果などの緊急設備のテストなどの緊急訓練に参加している。(引用:cruisehive,CruiseFever)
カーニバル・フィレンツェ新技術で高級指輪試着サービス開始
(Photo:cruisehive)
【2024.4.11】カーニバル・クルーズラインの最新客船、カーニバルフィレンツェでは新しいタイプの人工技術を使用し、高級ジュエリーリングのデザインを閲覧することが可能になった。Effy Fine Jewelryとの提携により新しい革新的なテクノロジーを活用することにより、仮想的に指輪を試着できるシステムを導入する。この取り組みは、乗客が船内の高級ジュエリーショップの商品にアクセスしやすく、店内で複数のアイテムを試着するにかかる時間よりもわずかな時間で、自分に合うサイズ、アイテムがどのように見えるかをすぐに視覚化することができるとしている。この新しいシステムは、カーニバル・フィレンツェの4月25日に出航するクルーズからサービスが開始される予定で近い将来他のカーニバル船にも導入する予定だが詳細は明らかにはなっていない。(引用:cruisehive)
ボトル飲料水3回目の値上げへ!価格は2倍に
(Photo:cruisehive)
【2024.4.3】カーニバル・クルーズ・ラインはわずか17ヶ月で3回目のボトル入り飲料の購入価格を値上げ、当初の価格から2倍の価格となった。ボトル入りミネラルウォーター12本パックは2023年12月に値上げされ11.95ドルになったが、今回の値上げでは価格が14.95ドルになった。このような比較的短期間での劇的な価格上昇についてカーニバルクルーズからは何の説明もないが、メーカーコスト、サプライチェーン、配送コスト、船内コストなどが増加の要因となっている可能性が高い。価格を設定する際には乗客の需要も考慮される可能性が高く、乗客が所定の価格でボトル入れウォーターを購入し続ける限り、今後更なる値上げは避けられないという可能性がある。
ボトル入ミネラルウォーターの価格は値上がりしたが、1.5Lと1.5L8本パックの価格は、2023年12月の価格(4.50ドル/24.95ドル)から変更されていないが、今後値上げされる可能性もある。(引用:cruisehive)
北米運航CCL全船で電子下船プログラムを導入
(引用:cruisehive)
【2024.3.27】北米で運航されているカーニバル・クルーズ・ラインのクルーズ全船でデジタル下船プログラムを導入する。カーニバルクルーズのアプリからDigital Debarkを使用すると、乗客は下船時間をスケジュールすることが可能、クルーズ最終日の朝の混雑と待ち時間を軽減でき、乗客がいつ船を降りるかをより細かく制御することができる。2023年11月に同プログラムのテストが行われ非常によいフィードバックが得られため、他のクルーズ船でも使用を開始した。乗客は20分間隔で下船時間を選択することができ、選択した時間枠と必要な指示を受け取る仕様となっている。(引用:cruisehive)
メリーランド州橋崩落事故を受け、母港を変更
【2024.3.26】米・メリーランド州のフランシス・スコット・キー橋に貨物船が接触し橋が崩落した事故を受け、カーニバル・クルーズラインのクルーズの運航を同市ボルチモアからノーフォークに一時的に移転することを発表した。崩落事故後捜索救助活動が行われ、状況が悪化ししているためカーニバル・クルーズは港湾業務をバージニア州ノーフォークに移した。現在のところこの影響を受ける同クルーズ会社のクルーズ船は1隻となっているが、今後スピリット級カーニバル・レジェンドに影響が出ることになり、同船がノーフォークに帰港後、ボルチモア港に戻る無料バスを提供する予定。(引用:cruisehive)
ドミニカ共和国に港の供給を満たすソーラーパークを設置
【2024.3.9】カーニバルコーポレーションはドミニカ共和国アンバーコーブにクルーズセンターのエネルギー需要のほとんどを供給するのに十分な容量を備えた新しいソーラーパークを設置した。このソーラーパークには1,800枚を超えるスーラーパネルが設置されており、クルーズ港で使用される電力の80%を供給することが可能となった。これにより、港の化石燃料への依存が劇的に軽減され、温室効果ガスの排出やその他の汚染物質が削減されることが期待される。ソーラーパーク全体が最高率で稼働した場合、全体的な温室効果ガスの排出量は年間約1,000トン削減さえると予想され、これは約3万本以上の木を植えることに相当する。(引用:cruisehive)
デッキチェアの場所取り荷物をステッカー貼りで警告没収へ
【2024.2.22】クルーズ船のデッキにあるデッキチェアには数に限りがあり、席取りのためにバスタオルや私物が何時間も置かれて使えないという苦情が各クルーズ船で問題になっている。カーニバル・クルーズラインではこの問題に対処する取り組みを強化を始める。乗組員は「チェアシェアチーム」として、席取りされている椅子にステッカーを貼り、40分後まだ放置されている場合椅子におかれたものは撤去し保管するという対処をを発表した。ステッカーには「○○に立ち寄りましたが、この椅子が空いているのを見つけました」と書かれ、「楽しい時間をお過ごしいただければ幸いです。しかし、利用したい方のために椅子を放置できる時間を制限させていただきます。⚫︎⚫︎にあなたの荷物を移して保管いたします。」最初のステッカーには乗組員が貼った時間を、2番目には荷物が撤去される時刻を記入するとのこと。カーニバルクルーズはこの措置を完璧な措置ではないが、私たちが公平にする唯一の方法」としている。(引用:CruiseFever)
ルミノーザ:乗船規約を見落とした乗客を乗船拒否、返金も行われず
【2024.2.18】オーストラリアのブリスベンからカーニバル・ルミノーザに乗船するはずだった女性客は、払い戻しの可能性もなく乗船を拒否された。この女性妊娠26週目であり、医師からはクルーズ旅行の許可は受けていたが、カーニバルクルーズの妊娠に関しての条件が明確にされていたために搭乗ができなかったという。カーニバル・クルーズ・ラインの妊娠ポリシーは「妊娠推定在胎週24週目に入った乗客、またはクルーズ期間中に入る予定の乗客はクルーズを予約したり、乗船しないことに同意する」と明記されている。また同意書には「クルーズ前またはクルーズ中のいかなる時点において妊娠24周目に入らないことをここに認め、同意します。クルーズ期間中24週目に入る、または超える妊婦が乗船しようとする場合、補償や払い戻しなしに乗船およびまたは下船を拒否されるリスクがあることを理解し、これに同意します」とあったために乗船もできず、またクルーズ旅行代金の返金もなされなかったという。カーニバル・クルーズ・ラインでは、船内や寄港地では専門的な産前ケアや乳児ケアが受けられない可能性があるため、妊娠後期の女性がPadに出るのは安全ではないと述べている。妊婦の乗船条件については、カーニバルクルーズ以外にもロイヤルカリビアン、ノルウェージャンクルーズライン、ディズニークルーズなどにも同様な制限が適用される。(引用:cruisehive)
エレーション:胃腸炎発生、船内清掃を強化
【2024.1.22】かーニバルクルーズラインのカーニバル・エレーションでは、胃腸炎やノロウイルスと一致する症状の吐き気や嘔吐の症状が複数報告されている。報告では症状を訴えている乗客や乗組員の正確な人数は明らかにされておらず、米国疾病管理予防センター(CDC)に通知されているかどうかは不明。感染者数が乗客と乗務員数合わせて2%を超えるとCDCに報告する義務がある。報告されている症状はどれも呼吸器系のものではなく、発生は新型コロナウイルス感染症とは関連していないとされている。さまざまな症状で船内の医療センターに報告が届いているが、重篤な症状はなく胃腸炎を管理するためのプロトコル(規定)に基づき船内の清掃を強化、乗客には頻繁に手を洗うようアナウンスしているという。(引用:cruisehive)
今後ペットボトル飲料が無くなる可能性あり
【2024.1.28】かーニバルクルーズラインは、海洋環境への配慮により、使い捨てプラスチックを排除し、廃棄物、特に船外に流出して海に流れ出る可能性のある品目を最小限に抑える取り組みの一環として、すでにストローはプラ製を排除し、食用ストローを使用している。同社は、食用ストローは万人に好まれる素材ではないことも承知しており、代替品としてステンレス製や再利用可能なストロー(シリコン、ガラス、金属など)の持参を許可しているが、プラスティック製のストローは船内に持ち込まないよう呼びかけている。またカーニバルクルーズラインは「2024年にペットボトルの代替品を模索している」としておりまだ詳細は明らかにされていないが。今後梱包など最適なものを見極めるテストを行う可能性はある。(引用:cruisehive)
クルーズ客470ドルの電話代をカーニバルのせいにし議論を勃発
【2024.1.13】カーニバルクルーズラインの乗客がクルーズ後の高額な電話料金についてSNSで発信、同クルーズラインが乗船前に警告をしなかったと非難した。この乗客は、乗船中携帯電話を「機内モード」にせずにゲームを行なっていたため、ローミング料金が増加し電話料金の高額請求が来たとし「携帯電話を機内モードにするか、電源をオフにするかという警告をクルーズ会社からはなかったことによりカーニバルクルーズが責任を負うべき」と主張している。ほとんどの大手通信会社では何らかの形で国際通信サービスを提供しているが、ほとんどの場合クルーズ船が提供しているWi-Fi料金ほど安くはなく、一部の通信会社ではローミングコストが高い地域に入るときには事前に警告を発している。クルーズ船では接続のために衛星ネットワークに依存していることが多いため、クルーズでの携帯電話の使用は陸上での使用と大きく異なることに留意することが重要となる。この乗客が発信したSNSの反応は大部分は「乗客にはローミング料金を認識し、予防措置を講じる責任がある」とコメント主には非同情的であった。(引用:CruiseFever)
ボトル飲料水の価格がが2年間で約141%上昇
【2023.12.24】カーニバル・クルーズ・ラインはボトル入りウォーターの価格を再び値上げした。2年の間で2回の値上げに踏み切り、ボトル入りウォーター12パックの価格は141%に上昇、大型1.5リットルボトルも8個入りパックと同様に値上がりした。ボトル入り飲料水を客室に届けてもらうとさらに高額な料金を支払うことになる。
【一例】1本16.9オンス(約500ml)×12本P4.94USD→9.95USD→11.95USD
カーニバル・クルーズ・ラインはこの飲料水の価格値上げは「インフレによるもの」とし、2023年春にはクッキー、お祝いのケーキ、パーティトレイなど他の事前購入食品および飲料品の価格を値上げしており、これらの値上げに関して乗客への通知はなく静かに値上げされたことが注目を集めた。クルーズ会社が事前購入品の価格を値上げする場合には通知され、特定の期限まではより低い料金で購入する機会が設けられているが義務ではない。(引用:cruisehive)
食品ロス削減率増 AIなど活用し環境負担を削減
【2023.12.7】カーニバルコーポレーションは、2019年の基準値と比較し、2050年までに乗客1人あたりの食品廃棄物を50%削減する目標を掲げており、現時点で39%削減を達成、2025年までには40%削減の目標に着実に近づいている。目標を達成するため同社は、食品の調理や食事サービス全体で食品の在庫を最小限に抑える措置を講じ、さらに未使用の食品を自然分化、処分するためのバイオダイジェスターなどの高度な廃棄物管理技術に投資をしてきた。食品廃棄物削減の取り組みは、資源の使用を減らしリサイクルを最大限に活用すると同時に環境への影響と温室効果ガス排出量の削減に貢献するという同社のサステナブル経済の目標の一環としている。食品ロスを削減するため、AI技術の使用を含む乗客の食事の傾向と流れを監視及び分析することにより、同社は新鮮な食事の購入、レシピの作成、メニューの組み立て、リアルタイムの食事の準備、作成、調理に至るまで船内のあらゆる段階で食品の使用を最適化している。カーニバルクルーズグループのコスタクルーズでは訪問先の地域に登録されているフードバンクのネットワークと連携し、余剰食材や食事を必要としている人々に届けている。(引用:Seatrade Cduise News)
Wi-Fi全パッケージ料金を大幅に値上げへ
【2023.12.2】かーニバル・クルーズラインは12月8日よりWi-Fiパッケージの料金を値上げすることを発表した。12月8日出港前にソーシャルプランのWi-Fiパッケージを事前購入した場合12.75ドル/日、船内で購入した場合は15ドル/日になるが、8日以降からは事前購入した場合は15.30ドル/日、船内購入した場合は18ドル/日とパッケージの購入時期に関係なく約20%の値上げとなる。この価格は最も安価なパッケージ料金でSNS、航空会社のwebアクセスなどのみ可能であり、電子メール、ストリーミングサービス、ビデオチャット、ほとんどのwebサイトへのアクセスはできない。最も人気のあるバリュープランはソーシャルプランはストリーミング以外のWi-Fi使用は可能だが、こちらのプランも15%の値上がりになる。インターネットパッケージはクルーズ期間中全ての日数全てを購入することになり、1日ごとには購入ができなので注意が必要。今回のカーニバル・クルーズラインの値上げは2023年10月中旬にオーストラリアクルーズに対して実施した同様の値上げとなる。(引用:cruisehive)
下船時間を自分で選択する新しい下船手順をテスト中
【2023.11.29】カーニバル・クルーズ・ラインは、カーニバル・ハブ・アプリを使用した新しい下船手順のテストをしている。アプリを使用することにより、下船の流れが合理化され、混雑を最小限に抑えることに期待している。同社はカーニバル・ハブ・アプリを使用して下船時刻の選択をし、いつ下船できるかについての通知を受け取る方法を導入するテストをしている。新しい下船順は、乗船客はアプリをを通じて下船時間と必要な荷物のタグを選択できるようになり、選択したタグは客室に届けられる仕組みになっている。下船日に船外に搬出した荷物の受け取り準備が可能である通知をアプリで受けることができるとしている。この新しいプロセスは「デジタル・パーク」と呼ばれ、現在アラバマ州モービルから出港する、カーニバル・スピリットなど4隻の船で試験運行されている。荷物と一緒に下船するセルフアシストの場合はこのシステムは利用せず、従来通りに下船することが可能。また上級客室の利用者もこのシステムとは別に特典として郵船下船があるのでこのシステムの利用を選択する必要がないとしている。(引用:cruisehive)
カーニバルクルーズ 禁止品を持ち込んだ乗船客を出禁処分
【2023.11.15】2023年8月、フロリダ州マイアミ発カーニバル・ホライズンの女性乗船客がCBDグミを持ち込もうとして永久追放処分となった。この女性は、時折睡眠薬補助薬として使用していると主張するグミを持っており、チェックイン時の保安検査で発見された。このグミはオンラインで合法的に購入されたもので、フロリダ州ではCBDは条件付きで合法だが、合法であるためのTHC含有量が0.01%を超えず、法的基準を大幅に下回っていたものだった。しかし、カーニバルクルーズラインでは、様々な州の規制、法律、母港からの制限に関係なく、全てのCBD製品を禁止している。
【カーニバルクルーズラインの禁止品目リスト(抜粋)】
合成麻薬、デザイナードラッグ、カンナビジオール(CBD)、医療大麻を含むあらゆる違法麻薬/麻薬は禁止されている」と記載されている。「医療目的で使用される特定のCBD製品は米国では合法である可能性がありますが、私たちが訪問するすべての港では合法ではないため、禁止品目ともみなされます。
カーニバルクルーズラインのブランドアドバイザー氏は「米国税関・国境警備局の大麻の厳格な規則に従って、医療用大麻とその油ベースの携帯のものは船内に持ち込むことが禁止されている」と述べた。
この件により、この女性はカーニバル・クルーズ・ラインから書面にて「生涯出禁」を通告された。全てのクルーズ旅行者は、乗船前にクルーズ会社の禁止項目リストを定期的に確認する必要がある。リストは乗船の遅延、罰金、禁止事項などが明記されており頻繁に更新されるためである。(引用:cruisehive)
【参考】厚生労働省 地方厚生局 麻薬取締部『CBD(カンナビジオール)を含有する製品について』
カーニバルベネチア 不適切な服装の乗客に警告
【2023.11.13】カーニバル・クルーズラインでは特定の寄港地での服装制限を乗船客に認識してもらう措置を講じている。2023年10月28日、NY発南カリブ往復クルーズ中のカーニバル・ベネチアの乗船客は寄港地バルバドスの警察によって船に戻された。この乗船客は迷彩柄のショートパンツ、同柄のバックパックを背負っていたからだ。この乗船客も含め他の乗船客もカーニバルクルーズから迷彩柄の服装についての注意がなかったと主張し異議を唱えているが、配布された船内新聞にその旨は記載され、船内の寄港地観光、クルーズディレクターからのアナウンスもしていた。このような苦情に対し、同クルーズ会社は以後なんらかの通知の追加ができるかどうかを話し合うとしている。バハマ、ジャマイカ、バルバドス、グレナダ、セントルシア、ドミニカを含むカリブ海諸国ではいかなる迷彩服や軍服も許可されてはいない。迷彩服を禁止する理由は国ごと様々だが、その理由は権限のある軍人や法執行官との混同、またはテロ活動の可能性への恐れに関連している可能性があるとされている。公式の軍服と混同される可能性のない水着、スカーフ、靴、ベルト、布製のマスク、バッグや財布など、ピンクや目立たないもの全て禁止対象となっている。(引用:cruisehive)
カーニバル船内でクレジットカード詐欺被害
【2023.11.7】11月5日カーニバル・セレブレーションが西カリブ海クルーズを終え帰港した後、乗船客の4人がマイアミデイド警察に逮捕された。4人は船内での買い物に複数のクレジットカードを使用、支出額は一人当たり2,700〜2万ドル近くに及んでいた。使用されたのはほとんどが船内だが、このうちの一人はクルーズの予約自体にも盗んだカードで支払い、またカードで購入したカジノクレジットも現金化しており、下船時の税関、国境警備隊の調べてでは約11,000ドルが発見された。不正行為は船内で個人のカードが拒否された時に発覚し、使用された実際のカードの所有者が特定できないことから偽造された可能性がある。加害者は全員勾留されており、保釈には16,000〜26,000ドルの保釈金が課せられる。クレジットカードの盗難や不正請求が横行する可能性があり、すべての旅行者が不正な購入や使用からカードを保護するように務めることが不可欠である。(引用:cruisehive)
カーニバル・ラディアンス航行中に船内に浸水
【2023.10.23】カーニバル・ラディアンストされるクルーズ船の浸水した床と天井からの水漏れの様子を写した動画がSNSで拡散されている。
@dawn7877 Our room flooded on carnival cruise radiance. Its been 4 hours and no one has came and spoke to us. Im so 😡 #carnivalcruise #flooded #nohelp ♬ original sound – Amber
投稿された映像の船内の様子から、カーニバル・ラディアンスで浸水事件が発生したことが確認で、同船はカルフォルニア州ロングビーチから出港した5日間のクルーズ中に起きた。2023年10月17日早朝に投稿者は客室に水が流れ込んで目が覚めたと主張しているが、動画では老化や床が水に浸かりすぎてカーペットの上に水が溜まっている様子がはっきりと映っている。デッキ7のみで起きたとされるこの浸水の原因は不明だが、デッキ7は喫水線よりはるかに上にあるため、船に構造上の破損があったということではなく、内部の原因であったようですでに問題は解決されているようだ。カーニバル・ラディアンスは、旧カーニバル・ビクトリーで2021年に2億ドルをかけて改装が行われたばかり。(引用:cruisehive)
カーニバル・ルミノーザ(旧コスタルミノーザ)日本初来航
【2023.9.25】旧コスタ・クルーズのクルーズ船『カーニバル・ルミノーザ』が9月29日に東京国際クルーズターミナルに初入港する。同船は9月14日に米シアトルを出港し豪ブリスベンまでの30日間のロングクルーズの途中の日本には9月26日に室蘭、27日青森、29日東京、10月1日広島、3日那覇に寄港予定。東京国際クルーズターミナルでは、カーニバル・ルミノーザの入校時に和太鼓による歓迎演奏を7:50〜8:10で演奏予定、停泊時間に合わせターミナルの開館時間を7:00〜22:15に延長する。一般の来館も可能。(引用:WEB CRUISE)
【2023.9.29見学記】東京国際クルーズターミナルに入港したカーニバル・ルミノーザ(旧コスタ・ルミノーザ)の入港イベントの見学に行きました。ルミノーザが入港し、下船する準備の時間帯にターミナル4Fの送迎デッキで和太鼓の演奏がありました。カーニバル・ルミノーザは2022年コスタ・クルーズからカーニバル・クルーズの船として移籍、同年11月に改名し再就航し、カーニバル・クルーズの船が日本に入港するのはカーニバル・ルミノーザが初となりました。カーニバルの特徴的なファンネルはなく、コスタ時代のファンネルをリメイク、船体もカーニバル仕様になっていましたが、タグボートのイエローはコスタの名残を感じました。カーニバル・ルミノーザは今月中頃米シアトルを出発し豪ブリスベンまでの30日間のロングクルーズの途中の寄港となったようです。エクスカーションバスは、都内、富士五湖、富士山などに向けて次々と出発していきました。
ヴィーガン向け新メニュー全船に2023年末までに展開予定
(ハワイアンサーモンポキ:Photo by cruisecritic))
【2023.9.19】カーニバルクルーズは、カーニバルのクルーズ全船でヴィーガン向けのメニューをダイニングルームに導入しており、今月からはヴィーガンメニューを選択できるよう複数のメニューが追加される。各メニューは動物性食品を使用せずに調理し、タンパク質は肉代替品から作られている。「クルーズ内のレストランでもヴィーガン向けメニューの需要が高まっており、ヴィーガン向けメニューの対応を強化し、特定のメニューを強調することでダイニングルームでの注文が簡単になり、調理も効率的になる。」とカーニバルクルーズの食品・飲料担当者は述べている。ヴィーガン向け前菜のリストには、植物由来のサーモン、枝豆、マンゴーきゅうりで作るハワイアンサーモンポキ、キノコの詰め物、ビーガンベーコンを使用したスパゲッティカルボナーラ、メインディッシュには焼き豆腐ステーキ、焼き野菜のグラタン、ヴィーガンモッツアレラチーズを利用した茄子のカツレツなどがある。新しいヴィーガンメニューは、今年初めにカーニバルマジックで試験的導入済みで、フリーダム、ホライズンではすでにメニューの選択肢に入っていた。カーニバルクルーズでは新しいヴィーガンメニューは段階的に全船に導入され、年末までに全ての船がヴィーガンメニューの選択ができるようにするとしている。(引用:cruisecritic)
ラム酒「バカルディ」瓶をリサイクル使用テスト中
【2023.8.29】大手蒸留酒会社バカルディ(BACARDI)と革新的な循環経済技術会社エコスピリッツを含む提携により、カーニバル・クルーズ・サインの客船でエコスピリッツが開発した再生利用可能な容器をカーニバル船内で「バカルディ・ラム」を提供するために使用できるかどうかをカーニバル・セレブレーション、ホライズン、サンライズの3隻で3ヶ月間テスト利用されている。この取り組みにより95%の再利用率となり、各ボトルは約100回使用、洗浄、補充のを繰り返すシステムが構築される。ラム酒がテスト酒に選ばれたのは、カーニバル・クルーズの乗船客に最も人気のあるいくつかのクラフトカクテルに使用されており、船内では定番の酒となっているとカーニバル・クルーズは述べている。(引用:Cruise Industry News)
バハマに専用港『セレブレーションキー』建設中
(引用:CruiseFever)
【2028.8.28】カーニバル・クルーズラインは、2025年7月にグランドバハマ島に開港する新しい港を『セレブレーション・キー』と名付けると発表した。セレブレーション・キーはカーニバル・クルーズの乗船者のために特別に建設される最初の港となり、開港後、毎年200万隻のカーニバル船が寄港することが予定されている。この港には、カーニバル最大の船2隻を同時に停泊することができるとしている。現時点でセレブレーションキーの開港予定は2025年7月とされ、詳細は2023年9月下旬に発表予定。(引用:CruiseFever)
カーニバル・マルディグラ 遭難した男女を救出
(出典:Cruise Fever))
【2023.8.8】カーニバル・マルディグラは、カリブ海を航行中、ヨットに乗っている男女が助けを求めていると沿岸警備隊からの通報を受け航路を変更し救助した。マルディグラはバハマのキャッスル島から32キロを航行中、通報を受けて進路を変更し9マイル離れたヨットに遭遇し乗組員はボートを下ろして男女を救出した。救出後、船内の医務室にて治療にあたった。(引用:Cruise Fever)
顔認証の使用拡大によりスムーズな下船を実現
【2023.7.18】かーニバルクルーズラインは、下船時に税関を通過する際の列を解消するために、下船日に顔認証の使用を拡大した。カーニバルクルーズは、米国マイアミ、ポートナベベル、タンパ、ジャクソンビル、NY、ボルチモア、モービル、ガルベストン、ロンギビートで顔生体認証技術を使用した。下船する乗船客は、カメラの前で写真を撮影、数秒以内に画像は生体認証によってパスポートまたはビザの写真と比較され、98%以上の精度でゲストの身元が確認できその後、ほとんど待つことなくクルーズターミナルから出られるようになる。CBP(=米国国土安全保障省税関・国境取締局)は「クルーズ業界と官民パートナーシップを通じ、乗客を更に安全で合理的に下船させる際に顔認証を使用することに期待」としている。米国の港での顔の生体認証を拒否したい外国人は、米国入国の既存の要件に従い、CBP職員に書類チェックを要求するだけで済む。(引用:CruiseFever)
シーボーンでディナーメニュー新レシピ毎週追加
(Photo by cruisehive)
【2023.7.14】カーニバルグループの高級クルーズライン、シーボーンではダイニングルームで数十種類の新しい料理を展開し、人気の寿司や特選料理を拡大していく。この取り組みはシーボーンの上級シェフと料理スタッフ、マスターシェフコンサルタントとが協力し合いアイデアを得たもの。シーボーンでは現在、毎週2つの新しいレシピを紹介していて、新しい料理には前菜とメインディッシュ、軽いオプションが含まれている。全てのメニューは注文を受けてから調理されており、毎週2つの新しい料理が発表されるため、1年でおよそ100の新しい料理がリストに追加される。「可能な限り地元で調達した新鮮な食材を使用した幅広い料理を、旅行にとって思い出に残る食事を提供し常にサービスの革新に努める」とシーボーン社長は述べている。(引用:cruisehive)
カーニバルクルーズ11隻でスターリンクマリタイムを導入
【2023.7.10】カーニバル・クルーズ・ライン(CCL)は、同社のすべてのクルーズ船にスターリング・マリタイムを導入し現状について最新情報を発表した。2023年1月、親会社であるカーニバル・コーポレーションは、CCLとAIDAの船に高速インターネットサービスを導入し、残りの全船にも導入することを発表している。今回の導入により、CCLの11隻のクルーズ船のネット環境がアップグレードされ、乗船客は以前よりも大幅な高速インターネットの速度を体験できるようになったとしている。既にスターリンクマリタイムを導入しているカーニバル船は、セレブレーション、パノラマ、エレーション、サンライズ、ヴァラー、ベネチア、プライド、マジック、サンシャイン、ビスタとし、今後他のクルーズ船も順次更新されていく予定。スペースエックス社製品であるスターリンクマリタイムは、地球低軌道衛生技術により従来の海上軌道衛生接続や多くの従来の家庭用インターネットサービスを上回る、高速で信頼性の高いWi-Fiを提供している。ダウンロード速度は100〜350Mbps、アップロード速度は20〜40Mbpsとなっており、遠隔の航海でも高速インターネット体験を楽しめるとしている。(引用:cruisehive)
下船をスピードアップするCCLの新しい港湾技術とは
【2023.6.10】かーニバルクルーズラインは、6月15日より米ニューヨークのマンハッタン・クルーズターミナルで新しい顔認証技術を導入することを発表した。この技術の導入により、クルーズ乗船客は安全や税関上の注意を犠牲にすることなく、以前より効率的にクルーズ船から下船ができるとしている。この顔認証技術を導入し下船サービスを行うクルーズ船は、コスタベネチアで、6月19日下船から行われる予定。顔認証機能が設置された簡易ブース8台で米国のパスポート、パスポートカード、在留カードを持っている乗船客が利用可能としている。この技術により、個々の乗船客や家族、グループが止まって税関職員と会話する必要がなくなり、迅速に下船ができるようになる。カメラが各個人の顔を素早く撮影、デジタル記録と照合し身元を確認するシステムで、正確率は98%と非常に優れている。顔認証が正常に認識・照合されるまで1〜2秒とされ、税関職員による称号は1人または1グループ・家族あたりにかかる時間は1〜2分なので通関手続きにかかる時間がかなり短縮されることになる。(引用:cruisehive)
何故コスタベネチアとフィレンツェを手に入れたのか
【2023.6.7】コスタ・ベネチアはカーニバルクルーズラインに移籍し、カーニバル・ベネチアとしてクルーズを再開した。中国市場向けに建造されたが、その後アメリカ市場向けに再設計、改装されイタリアのデザインも残しつつカーニバルクルーズらしいデザインも取り入れられ、新しいハイエンド・ファン・ファンシップとなったのだ。コスタクルーズのクルーズ船だったコスタベネチアと姉妹船のコスタフィレンツェは、新型コロナウイルス感染症が拡大する直前、短期的に中国市場でクルーズを行っていたが、コロナ後、他国はクルーズが再開したが、中国は再開せず、巨大なクルーズ船2隻を埋める十分な乗船客がいなかった。それとは対照的に、カーニバルクルーズではより多くのクルーズ船が必要だったため、この2隻を同じグループであるコスタからカーニバルの船へ移籍させた。
(Photo:cruisecritic)
マジック:船外から行方不明になった乗船客の捜索が終了
【2023.5.29】カーニバルマジックの乗船客が29日早朝、客室のバルコニーから男性客が身を乗り出して船外に落ちたことが監視カメラの映像で確認された。通報を受け、米国沿岸警備隊が捜索にあたったが、この男性の発見に至らず5月31日に捜索は終了した。上空、海中の両方で行われ、のべ約13平方キロメートル以上、40時間以上の捜索が行われたが発見には至らなかった。体力のある人であれば、海水の中でしばらく生存可能で、2022年11月下旬にカーニバルヴィラーから船外に出た乗船客は、約20時間後に生きたまま救出されたが、今回この男性客は60時間以上行方不明となっている。(引用:cruisehive)
ベネチア:2024~25年ポート・カナベラルを母港に
【2023.5.17】カーニバルクルズラインは、カーニバル・ベネチア(旧コスタベネチア)の母港をアメリカ・フロリダ州ポート・カナベラルとするとし、2024年12月6日にニューヨークからポート・カナベルに向かい、セント・マース、セント・クロイ、アルバ、キュラソー、グランドターク島を訪れる12日間のクルーズを展開する予定。現在、ベネチアは改修工事中で、カーニバルで最も人気のあるエンターテイメントとダイニングのコンセプトを提供し、新しいスペシャリティレストランも加わる予定です。(引用:TravelPULASE)
ルミノーザ:2023年秋に続き2024年も日本に寄港
コスタクルーズからカーニバルクルーズラインへ移籍したカーニバル・ルミノーザは2023年9月に日本初寄港となるシアトル発東京着の16日間クルーズが予定されている。今年に続き、2024年4月1日から31日間のブリスベン発シアトル着太平洋横断クルーズの旅程が発表された。日本では沖縄、広島、横浜、青森、釧路に帰港する予定。
ベネチア:旧コスタベネチアの中国仕様から北米使用へ改装
コスタクルーズからカーニバルクルーズ船となった旧コスタベネチアは新しいカーニバルベネチアに生まれ変わるためにこの後ドライドッグへ入り、今後配船される北米の乗船客向けに改装される予定。
(出典:cruisecritic)
↑Tomodoro(メキシコとイタリアのフュージョンレストラン)朝食と昼食のみ営業する予定のメキシコのタコスやブリトー、イタリアのミートボール、シチリアチキンなどを提供する新しいレストラン。その他、まだ店名は明らかにされていないが、イタリアのストリートフードやサンドウイッチ、フォカッチャなど様々な本格的イタリア料理を提供する専門レストランも新たに加わります。
(出典:cruisecritic)
AMARI BAR↑クラッシックなイタリアンカクテルの注文に応じてくれる新しいバー、アマリバー。
(出典:cruisecritic)
イタリアをテーマにしたレストランやバーばかりではなく、カーニバルクルーズラインの象徴的なレストランやバーなども予定されている。
(出典:cruisecritic)
客室完成予想図↑全ての客室には北米向けの電源コンセントとUSB充電コンセントが装備される予定。
ベネチア:2023年6月以降NYからの通年クルーズ予定を発表
現在、12月までトルコ周辺でクルーズ運航中のコスタベネチアは、その後カーニバル船としての就航前にドッグ入りし改装が行われた後、2023年6月からNY発着の通年クルーズ実施が予定されている。現コスタベネチアは中国市場向けに建造され2019年に就航したが、その後新型コロナウィルスの感染拡大により帰航が制限、フィレンツェとともにカーニバルクルーズでの運航が決まっていた。カーニバルベネチアとしての運行は2023年5月末にバルセロナを出発しNYへ向かい、その後はバミューダ、東カリブ海、南カリブ海、バハマへの航行を予定している。
ルミノサ:2023年日本寄港を含むロングクルーズ実施へ
コスタクルーズからカーニバルクルーズの船になるカーニバルルミノサは、2023年9月シアトルを出航しオーストラリアのブリスベンまでの30日間のロングクルーズを実施すると発表した。日本では釧路、青森、東京、広島、長崎に寄港予定。
コスタルミノーザを買収、11月にカーニバル船として運航開始
カーニバルクルーズラインは、9月にコスタクルーズのクルーズ船ルミノーザをカーニバル船として迎入れることを発表した。
船名をカーニバルルミノサと改め、2022年11月オーストラリアのブリスベンから運行を開始、その後はアラスカでのクルーズが予定されている。
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