【海外クルーズ】最新情報|外国船ニュース
海外クルーズ関連情報
海外のクルーズ情報、ニュースのまとめです。
クルーズ会社のwebアクセスが15%以上の増加new!
【2023.6.9】ほぼ全てのクルーズ会社は、今年の数ヶ月で記録的な予約を示しており、2023年の夏に向けクルーズ旅行の人気は、衰える兆しがなく大きく成長している。クルーズ関連のweb検索が大幅に増加、クルーズ業界は2019年に記録した過去の乗客数を今年超える可能性が高い。web検索では、クルーズ会社の名前で検索されることが多く、最近参入したヴァージン・ボヤージュの固有名詞での検索が約60%増加、ノルウェージャンクルーズライン、セレブリティクルーズなどもそれぞれ約25%増加している。特定のクルーズ会社のwebサイトへのアクセス数が増加しているのは、広告キャンペーンの成功やヴァージン・ボヤージュの場合、絶賛の口コミによる効果が大きく、クルーズ旅行の好感度が高まっていると言える。カーニバルクルーズとロイヤルカリビアンにおいては、webアクセスは若干の減少があるにもかかわらず、他の競合他社と比較してもほぼ変わらないアクセスを得ている。(引用:cruisehive)
フッティルーテン初のゼロミッションクルーズ船を発表
(出典:cruisehive)
【2023.6.7】ノルウェーのクルーズ会社フッティルーテンは、世界初のゼロミッションクルーズ船の計画を発表した。同社は、この取り組みは2022年3月にプロジェクト名「Sea Zero」として初めて発表され、世界で最もエネルギー効率の高いクルーズ船となる可能性がある初期のコンセプトデザインをも発表している。12の海事パートナーからなる共同企業体と研究機関との協力で設計された画期的な「Sea Zero」プロジェクトは、世界で最もエネルギー効率の高いクルーズ船のコンセプトを導入している。同社のこの計画の船は、電気式で、港で充電できるバッテリーを搭載する予定とし、ソーラーパネルを備えた格納式帆、人工知能操縦、二重反転プロペラ、格納式スライダーなどの革新的なソリューションを備えている。革新的な戦隊と推進ソリューションを備えた船体の流線的形状は、エネルギー需要を削減するだけでなく、乗客の快適性も向上しその過程で新しい設計ツールを開発し、エネルギー効率のために新しい技術を模索している、としている。(引用:cruisehive,Cruise Industry News)
◉HURTIGRUTEN GROUPフィッティルーテン基本情報
中国船アドラ・マジック・シティが進水
(Photo:Cruise Industry News)
【2023.6.6】中国で建設中のアドラ・クルーズの新造船『アドラ・マジック・シティ』は、6月1日からドッキング解除作業が行われ、進水後救命ボートやその他の安全装置のテストが行われた。6月6日の試験運航終了前に5,000人のゲストを乗せたこの船は、様々な想定を踏まえ、適切な安全性を確保するための傾斜テストも行われた。アドラブランドは、カーニバルコーポレーションと中国国家造船総公司(CSSC)の合弁事業で2022年に発足している。(引用:Cruise Industry News)
プレミアムクルーズ市場、今後10年間で20%増加見込み
【2023.5.31】2023年クルーズ業界ニュース年次報告書によると、世界のクルーズ業界のプレミアムクルーズ市場が2023年から10年間で約20%増加する見込みとされている。今後10年間は、プリンセスクルーズの大型船としてデビュー予定のサン・プリンセス、スター・プリンセスがプレミアムクルーズ市場の最大のブランドとしてリードされるとしている。サン、スター・プリンセスの他に、セレブリティクルーズの新造船、セレブリティ・アセンントの他に2025年に引き渡し予定の名称未定の新造船など、プレミアムクラスのクルーズ船が今後デビューを控えている。割合ベースで見ると、TUIクルーズが最も成長し、ドイツ市場で3隻を追加した。ホーランドアメリカライン、キュナード、P&Oクルーズ、ヴァー人ボヤージュ、オルセン、アザマラなどプレミアムクルーズ市場で存在感を示している。(引用:Cruise Industry News)
ロイヤルカリビアン、NCL乗船率100%超え
【2023.5.31】クルーズ船の運航再開に苦戦した後、ロイヤルカリビアン(RCI)、ノルウェージャンクルーズライン(NCL)、カーニバルクルーズの「クルーズビッグ3」の現状はかなり良好だ。実際、業績は非常に好調で、ビッグ3の2023年第一四半期の平均乗船率は100%超え、またはそれに近くなっている。
・ロイヤルカリビアン:102.1%
・ノルウェージャンクルーズライン:101.5%
・カーニバルクルーズライン:91.0%
クルーズ業界では、クルーズ船の客室を2人1室に基づいて販売しており、2人部屋に子供1〜2人が同室になると、その客室の収容人数は100%を超えることになる。RCIでは、実際こうした高い稼働率は、パンデミック前でも通常103〜107%で運航実績があるので特別新しい現象ではない。2021年にクルーズ会社が運航を再開すると、乗船率は約半分、30%でスタートした船もあった。乗船率が高くなると「占有率」の数値が注目されるが、RCI(のような大型船)を例に挙げると、会場には多くの乗船客を収容可能に設計され、乗船客が分散できるようエンターテイメントやアクテビティが考えられている。クルーズ会社が客室内の乗客をカウントする方法により、特定の船が「売れすぎ」ても、実際の占有率は関係がないことを理解することが重要となる。(引用:RoyalCaribbean blog)
15隻のクルーズ船が抜き打ち船舶衛生検査をパス
【2023.5.24】米国疾病管理予防センター(CDC)は、アメリカのイナとを出航するクルーズ船をランダムに検査し「船舶衛生プログラム」は、船舶がどれだけうまく運営されているかを判断、各船舶の衛生基準を確認する。抜き打ちによるこの検査の結果、2023年にこれまで完璧なスコア100を取得したクルーズ船は以下の通り。(引用:CruiseFever)
・カーニバルクルーズ:パノラマ、セレブレーション、サンシャイン
・ディズニークルーズ:ワンダー、ファンタジー
・セレブリティクルーズ:ミレニアム、サミット、エッジ
・MSCクルーズ:シースケープ
・ロイヤルカリビアン:アユールOTS
・ノルウェージャンクルーズ:パール、ジョイ
・ホーランドアメリカ:ロッテルダム
・シルバーシー:ムーン
クルーズ船での胃腸疾患数が2019年より上回る
【2023.5.23】2023年現在までに12のクルーズ船で、胃腸疾患の発生が報告されている。パンデミック前の完全なデータがある2019年の発生件数を上回っている状態だ。2023年が始まって5ヶ月とまだ僅かであるが、クルーズ船内で十数件の胃腸疾患の発生がCDC(米国疾病管理予防センター)の船舶衛生プログラムに報告されている。2019年全体で報告された発生件数よりも今現在では10件多く、2018年、2017年の通年報告数よりも多い。現在までに、セレブリティクルーズ、ホーランドアメリカライン、プリンセスクルーズ、ロイヤルカリビアン、P&Oクルーズのクルーズ船での発生が報告されている。胃腸疾患の原因は様々だが、一般的なものの一つには「ノロウィルス」がある。ノロウィルスの発生は、医療施設、介護施設、レストラン、仕出しイベント、学校などでよく報告されるが、クルーズ船での発表は約1%(CDCデータ)となっている。(引用:cruisehive)
世界のクルーズ、パンデミック以前のレベルを若干上回る
【2023.5.22】クラークソンズ・リサーチ(世界的な船舶関連情報プロバイダー)によると、クルーズ船の毎日の寄港数はここ数週間で新型コロナウイルス感染症拡大前の水準をわずかに上回った、としている。また、海運データ分析専門家は、2025年までには新型コロナウイルス感染症拡大以前よりも20%増加するのではないか、と見ている。主要クルーズ会社の2023年第一四半期における乗船客専有率は平均98%で、2022年の80%から上昇しており、クラークソンズ・リサーチでは、2023年のクルーズ乗船客を3,000万人と予測している。2023年の今現在は、北米、カリブ海地域では、クルーズが活発であるが、中国市場の大部分の閉鎖を受け、アジア地域では40%下回っている。(引用:Seatrade Cruise News)
中国初国産大型クルーズ船「アドラマジックシティ」と命名
【2023.5.19】上海市文化観光局とCSSCクルーズ技術開発有限公司は、上海で初の国産大型クルーズ船の名前を発表するイベントが行われた。このクルーズ船は「アドラマジックシティ」(総トン数135,500トン,最大乗客定員数5,246人)と命名され、2023年末までに引き渡しが行われるという。新クルーズ会社Adora cruisesのクルーズ船となるアドラマジックシティ号は、今後上海を母港とし、主に日本と東南アジアへの往復国際クルーズを展開、将来的には中長距離クルーズの運航の可能性もあるという。(引用:クルーズマッパー)
エミレーツ航空、エミレーツ・シーラインを立ち上げ
【2023.4.4】エミレーツ航空は、新しいクルーズ部門であるエミレーツラインを立ち上げ、2024年4月にドバイ港を出発し、パキスタン・カラチを初寄港地としている。エミレーツ航空は10隻のクルーズ船を約数十億ドルで発注、現在、最新で最も豪華なアメニティを用意している。エミレーツ・シーラインでは、一流の体験、滅多にない訪れることのない寄港地、独自の旅程で豪華なクルーズを再定義することを目指しており、世界中の顧客に超豪華クルーズを提供する予定。また豪華さだけではく、クルーズ船は持続可能性と効率性にも焦点を当て、時速50(現行クルーズ船の約2倍の速度)ノット以上で航行できるクルーズ船を開発予定とし、最先端の技術、人工知能、イノベーションを活用して実現を目指している。旅程と予約は6月30日から開始される。客室タイプは4つで、客室レベルにより、スペース、アメニティ、豪華が提供され予定で、今後はさらに詳しい製品やサービスの発表が待たれる。(引用:cruisehive,TTRW)
オーストラリア人乗船客、ハワイ沖で船外へ
【2023.4.27】4月25日(火)23時頃、太平洋横断クルーズ中のロイヤルカリビアンのクルーズ船クォンタム・オブ・ザ・シーズに乗船していたオーストラリア人男性の乗船客がハワイ沖で船外に出た。誰かが船外へ出たことを合図する「オスカー」アラートが船内に流れ、乗船客は客室に戻るように指示があった。その後船は原則し、船の乗船員はすぐに捜索活動を開始、米沿岸警備隊、米海軍なども捜索のために出動した。翌26日も6時間に渡り5つの捜索方法で捜索が続けられ、27日も朝一番で捜索が再開されたが発見はされなかった。確認はされていないが、船外に出た男性乗船客は25日に緊急医療を受け船上で死亡した誰かのパートナーであるとも言われているが、その男性の詳細は公開されていない。クォンタム・オブ・ザ・シーズは4月28日にホノルルに着岸しクルーズを終了する予定。捜索はすでに終了しているが、この地域での他の船舶引き続き警戒するように勧告されている。(引用:cruisehive,CruiseRADIO.net)
中国初の国産大型クルーズ船、2023年11月に命名へ
初の中国国内製造の大型クルーズ船がこの春ドッグから出て、夏にはテスト走行が行われる予定となっている。中国国産初のクルーズ船は、総トン数14万トン、全長323m、全幅37m。2023年11月に命名が完了し年内に引き渡し予定とされている。2006年7月、上海にコスタ・アレグラが就航、その後半年でコスタ・アレグラに乗船した中国人は1.8万人となり、それ以降海外のクルーズ会社が中国に進出、コロナ禍が発生する以前はアメリカにに次いで世界2位のクルーズ船旅行市場になった。クルーズ船旅行ブームに中国が着眼、2013年10月国産クルーズ船計画が開始され提携先としてカーニバルグループを選美、2017年中国船舶集団は13万トン級のクルーズ船の製造を発注、その後カーニバルなどと大型クルーズ船計6隻の契約を締結、受注総額が45億ドルを超えた。
これまでクルーズ船に無縁だった中国も、クルーズ船ビジネスの春を迎えはじめた。しかし、中国はクルーズ船運営にはまだ疎い。これからはおそらく、クルーズ船運営会社の買収に動き出すと思う。日本のクルーズ船運営会社はすでに打診されている。(引用:Yahoo!ニュース:DIAMOND online)
(引用:Yahoo!ニュース:DIAMOND online)
2023年クルーズ予約最新動向
オンラインクルーズマーケットプレイスCruise Compete.comは2023年2月、クルーズトレンドレポートを発表、最新のクルーズ予約トレンドを紹介している。(引用:TRAVEL PULSE)
◎人気のあるクルーズ会社
ロイヤルカリビアン、セレブリティクルーズ、ノルウェージャンクルーズライン
◎人気のあるクルーズ船
ワンダー,ハーモニー,オアシス,オデッセイ,アユール・オブ・ザ・シーズ、クィーンメリー2
◎人気のあるクルーズ地域
カリブ海、北米
◎人気のある出発港
フォートローダーデール(マイアミ)、ポートカナベル(マイアミ)
◎人気のあるクルーズ港
コスメル(メキシコ)、ナッソー(バハマ)、ココケイ(バハマ)
◎グループ乗船客のお気に入り国
バハマ、メキシコ、アメリカ
◎人気の客室タイプ
バルコニー客室
◎人気のある旅程期間
1週間程度
2028年まで66隻の新造船の受注が明らかに
2023年1月に4件の新造船受注が追加され、2028年までに合計66隻の新造船が建造されることになった。世界のクルーズ船注文リストには、今年サービスを開始するエクスプローラージャーニー、フォーシーズンなど新規参入社のクルーズ船建造を含め、アマングループ、アドラクルーズ、オーシャニアクルーズなど、船の大きさも様々だ。その中で2028年までに就航するクルーズ船が最多はロイヤルカリビアングループで、グループ内4ブランドで合計11隻となっている。11隻のうち、世界最大のクルーズ船になる予定のアイコン・オブ・ザ・シーズも含まれている。次に多いのはMSCクルーズ10隻、ノルウェージャンクルーズ8隻、カーニバルクルーズライン7隻となっている。(引用:Cruise Industry News)
2023年デビュー予定の新しいクルーズ船
2023年には各クルーズラインから20隻近くの新しいクルーズ船がデビューする予定。クルーズ船に加えて、新しいクルーズラインもデビューが決まっている。(引用:CruiseFever)
1.カーニバルジュビリー
カーニバルクルーズのエクセルクラスのクルーズ船。
(出典:CruiseFever)
カーニバルジュビリーは2023年ガルベストンから出航し、メキシコのコスメル、コスタマヤ、ホンジュラスのマホガニーベイなどを巡る西カリブ海クルーズが予定されている。
2.セブンシーズグランデュール
リージェントのセブンシーズグランデュールは異なる15のカテゴリースィートがあり、クルーズ業界で最高のスペース比率とスタッフ対ゲスト比率となる。2023年11月に就航、カリブ海と地中海のクルーズが予定されている。
3.アイコン・オブ・ザ・シーズ
ロイヤルカリビアンのアイコン・オブ・ザ・シーズの就航デビュー詳細はまだ未確定となっているが、船自体は2023年中にロイヤルカリビアンに引き渡しが行われる予定となっている。
(出典:CruiseFever)
同船は完成、就航すると世界最大にクルーズ船になり世代を問わず楽しめるクルーズ船となる。年間を通して東カリブ海、西カリブ海を運航が予定され、ロイヤルカリビアンのプライベートアイランドのココケイやメキシコのコスメル、セントマーチン島、バセテールなどを寄港する7泊のクルーズが行われる予定。
4.レジエントレディ
大人専用のクルーズライン、バージンボヤージの3隻目のクルーズ船レジエントレディは2023年5月にクルーズデビューの予定。旅行代金にはレストラン、Wi-Fi料金、チップ代、基本的な飲み物代などが含まれているオールインクルーシブとなっている。ギリシャ・アテネからヨーロッパを巡る1週間のクルーズが予定されている。
5.セレブリティアセント
セレブリティクルーズ、エッジクラスの4番目のクルーズ船となるセレブリティアセントは2023年12月にフロリダ・フォートローダーデールから出航し、東カリブ海、西カリブ海クルーズを交互にクルーズする予定となっている。
6.ノルウェージャンビバ
ノルウェージャンクルーズの2番目のプリマクラスのクルーズ船となるノルウェージャンビバは2023年夏の終わりに地中海クルーズでデビューし、その後はプエルトリコのサンファンに移動、南カリブ海のクルーズを予定している。
7.エクスプローラーI
MSCクルーズの新しいクルーズラインとなるエクスプローラージャーニーズの第一船となるエクスプローラーIはシンプルさと快適さを重視して設計され、461室のオーシャンフロントスィートがあり、乗船客と乗組員の比率は1.25対1となっている。エクスプローラーIは4カ国12の港に寄港する北欧15泊クルーズが予定されている。
クルーズ船客室バルコニーから乗船客が落下し死亡
ドイツのクルーズ船、TUIクルーズが運行するマインシフ6号(Mein Schiff6)は先週、地中海クルーズ中、乗船客が客室バルコニーから落下し負傷、その後の残念ながら治療の甲斐もなく死亡したと発表された。
10月14日午前2時頃、乗船客は10デッキの客室バルコニーから数デッキ下の救命ボートの上に落下、船内の医療チームがすぐに駆けつけたが、負傷から生還することはなかった。ドイツメディアによると、転落原因、乗船客の性別も明らかになっていないということで、事故の調査はトルコ当局に引き渡された。(引用:cruisehive)
韓国 10月24日〜国際クルーズ船に港を開放
韓国海洋水産省は10月24日から国際クルーズ船に港を開放、外国人観光客の韓国への入国とクルーズ船による国内の下船ツアーを通常通りに再開することを発表した。同日より韓国に出入りするクルーズ船の乗組員と乗船客は、同国の検疫規則に従って、コンサートホールやレストラン、屋内共有スペースでマスクを着用は必須、検疫ガイドライン等に従う必要があるとしています。(引用:Cruise Industry News)
コスタベネチア,フィレンツェ:カーニバルクルーズ船として北米航海が決定
カーニバルクルーズラインは姉妹ブランドであるコスタクルーズと連携し、コスタベネチア、コスタフィレンチェの2隻をカーニバルクルーズの船として運航する「Costa by Carnival」を2023年から開始すると先月発表された。両クルーズ船は元々は中国市場向けに設計され運航予定だったが、現在はベネチアはトルコ周辺、フィレンツェは地中海クルーズを行っている。コスタベネチアは2023年ニューヨークから、コスタフィレンツェは2024年カルフォルニア・ロングビーチからのクルーズが予定されており、ベネチアのクルーズ旅程の最終決定はされており間もなく発表される予定となっている。(引用:CRUISE HIVE,Cruise Industry News他)
CDC:乗船前日の陽性検査が必須事項ではなくなる
米国疾病対策センターは2022年7月18日、新しいクルーズ船に関するガイドラインを発表した。乗船前日に行う新型コロナウィルス検査が必須時効とされていましたが、新しいガイドラインでは、必須事項から外れ「クルーズラインでは、乗船前の検査を出航の3日以内に、乗船から1日以内に検査を行うこと」を推奨している。この新しいガイドラインの発表を受け、アザマラ、ノルウェージャンクルーズラインなど一部のクルーズ会社が今後数週間で乗船前の検査を停止する予定です。また、同ガイドラインでは、新型コロナウイルスが持続的に発生した場合、クルーズを中止することを奨励しています。CDCは「発病率」という測定値をもとに新型コロナウィルス発生の重大度を特定することも推奨している。7月19日現在、アメリカでは新型コロナウィルス オミクロン株の一種である「BA.5」に感染している割合は(感染者全体の)約80%となり、5月以降2ヶ月ほどで急速に感染の広がりを見せている。(引用:Travel Weekly,NHKニュース)