【news】クルーズ船感染症対策安全管理「バイオセーフティマネジメントシステム」確立検討へ

2020年7月策定を目指す「バイオセーフティマネジメントシステム」

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)一般社団法人日本外交客船協会(JOPA)はクルーズ船におけるバイオセーフティマネジメントシステムの確立の検討を開始した。
日本海事協会はこの検討会の事務局としてこの取り組みを推進し、各種マネジメントシステム認証で培った知見・経験を活かし海事社会における感染症対策へ貢献する。

日本外交客船協会と連携、国内クルーズ船会社、学識経験者、医療専門家、旅行会社から構成される検討会を設置し、クルーズ船における感染拡大の防止を目的としたバイオセーフティマネジメントシステム規格の策定とその対応を検討していく。第1回は5月26日に開催された。

【バイオセーフティマネジメント検討会出席組織】
◉委員
大阪大学(委員長)、株式会社産業医かつき虎ノ門事務所、郵船クルーズ株式会社、日本クルーズ客船株式会社、商船三井客船株式会社、株式会社JTB、一般社団法人日本外航客船協会、一般財団法人日本海事協会
◉オブザーバー
国土交通省、郵船クルーズ株式会社、日本クルーズ客船株式会社、商船三井客船株式会社、株式会社JTB、シルバーシー・クルーズ
◉事務局
一般財団法人日本海事協会

検討会では5月に日本外交客船協会が公表した「感染予防対策ガイドライン」、WHOなど国際機関や関係業界のガイドラインも参照し、2020年7月まで本規格の策定を目指すとしている。

【参考】日本外交客船協会「外交旅客事業者の新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」2020.5.14

(情報元:日本経済新聞web2020.6.3,日本外交客船協会HP)

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