【news】2020年4月初就航ヴァージン・ヴォヤージュ第一船スカーレットレディ

『クルーズ船』の既存概念を覆すヴァージン・ヴォヤージュ


2020年4月マイアミ からの初就航が間近に迫ったヴァージン・ヴォヤージュの第一船『スカーレットレディ』。

ヴァージン・グループ創業者リチャード・ブランソンはクルーズ未体験だという。
また「クルーズ船に魅力を感じたことがない」というのだから驚きだ。

ヴァージン・ヴォヤージュの創業は2014年。ブランソンがクルーズ業界に参入した背景にはベインの市場調査があった。調査では、ヴァージンのブランド名がつけば、クルーズ船に乗ったことのない「膨大な」人々がクルーズ船に乗ってみたいと考えていることが示された。つまり、ヴァージン・ヴォヤージュのゴールは、主流のクルーズラインから顧客を奪うことではなく、むしろ業界の顧客基盤を拡大することにある。(出典:BUSINESS INSIDER 2019.3.5)

スカーレット・レディ シップデータ

総トン数:約11万トン
全長:278m
全幅:38m
客室数:1.430室
乗客定員数:2,770人
乗組員:1,160人

Noチップ、Noブッフェ、Noプラ製品

・すべての乗客に無料Wi-Fiの提供
・チップを取らない
・ビッフェレストランがない
・20以上のレストランでの食事代はクルーズ料金に含まれる
・マドラー、ストロー、ボトルなどの使い捨てプラ製品の使用はしない
・乗客は18歳以上限定

…など、既存の概念を超えたサービスを打ち出しています。チップを別に取らない理由としては、「クルーの給料に予めチップ分を含めて支給するから」とのこと。

ヴァージン・ヴォヤージュは環境保護を重視しており、利益率の高いペットボトル飲料水の代わりに濾過水や炭酸水を無料提供する予定のほか、サンゴ礁を破壊しない日焼け止めの開発にも積極的に取り組んでいる。

ロックンロールで『豪華クルーズの常識破壊』


(画像出典:CNN.co.jp)
客室はブルーの色調にレインボーカラーを組み合わせ、豪華ヨットに用いられる素材(本革、大理石など)を使用、特注のドレッサー、シャンパンテーブル、テラス用ハンモックなども備えられる。

全78室のロック・スタースィート中15室はメガクラスの最上級客室となっており、ギターやアンプが揃った音楽室、海の見える屋外シャワー、テラスに専用ホットバスタブなどが設置される予定。

ボタン一つで客室が変化する


(画像出典:ヴァージン・ヴォヤージュHP)
HPによると客室内がボタン一つでベッドルーム、リビングルームに変化し自宅のように寛げる画期的なシステムです。限りある空間を最大限に利用しています。

20を超えるレストラン、カバーチャージなし


The wake(ステーキ&シーフード)

Razzle Dazzle(ヴェジタリアンフード)

The test kitchen(クッキングラボ&レストラン)

20を超えるダイニングレストランやバーなどの飲食代金はクルーズ料金に含まれています。ステーキ&シーフードレストラン、ベジタリアンレストランなどの他に、料理教室を兼ねたラボ(実験室)スタイルのレストラン、韓国式飲み会ゲームに参加できる焼肉店などユニークな体験を楽しめる。

 

ヴァージン・ヴォヤージュの第2船「バリアント・レディ」

「スカーレット・レディ」に続くヴァージン・ヴォヤージュの新造2隻目、「バリアント・レディ」は、2021年5月から就航予定となっており、バルセロナを拠点に8日間の西地中海周遊を計3コース計画している。
主な寄港地はイビザ、モンテカルロ、マルセイユ、アジャクシオ、マラガ、パルマデマヨルカ、ジブラルタルなど。 

ヴァージン・ヴォヤージュは4隻の新造クルーズ船を建造する計画があり、今回の配船海域公表でカリブ海と地中海配船が決定した。「アジアにも配船検討」と言われていたので3隻目以降の配船海域にも大いに期待したいですね。

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