【news】にっぽん丸がグアムにて船尾損傷のためクルーズ中止に|2018.12.30


にっぽん丸 ニューイヤーズクルーズが中止に

2018年12月26日『ニューイヤーグアム・サイパンクルーズ』のために横浜港を出港したにっぽん丸は12月30日、寄港地グアムより出港時に岸壁に損傷し、グアムに戻り現地で修繕することになったというニュースが飛び込んできました。
以下、商船三井客船にっぽん丸のサイトでの発表内容です。

「ニューイヤーズグアム・サイパンクルーズ」運行中止の件
”にっぽん丸は20181226日(水)横浜を出港して「ニューイヤー グアム・サイパンクルーズ」をスタートさせました。
1230日(日)にグアム寄港、同日2100(現地時間)に出港予定でしたが、出港時に岸壁に接触したため、再着岸し、船体の調査をいたしました。

 その結果、船尾に損傷があり、直ちに本船ならびに船客の皆様に危険はございませんが、このままでは日本までの航行はできないとの判断に至り、現地で修繕することになりましたが、それには時間を要す見通しのため、誠に遺憾ではございますが、1230日(日)をもって、本クルーズの運航を断念することといたしました。

ご乗船のお客様につきましては、グアムで下船をしていただき、空路により日本にご帰国していただくこととなります。
お客様、ならびに関係者の皆様におかれましては、ご心配・ご迷惑をお掛けすることとなり、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。”

(引用:商船三井客船(株)にっぽん丸HP 2018.12.31)

またこれにより、1月4日催行予定だった「初春の宝船クルーズ」も修理に相当な時間を要する見通しとのことで中止することが発表されました。

関連サイト:にっぽん丸「初春の宝船にっぽん丸クルーズ」催行中について

Pacific Daily newsのニュース記事

“グアム港湾局によると、日曜日(12月30日)の夜にクルーズ船『にっぽん丸』がデルタ桟橋と衝突し、船と桟橋に損傷を与えたという。

港からの声明によると、事件の原因は現在調査中。
「同日午後9時14分頃、にっぽん丸はアプラ港の内側で米国海軍の燃料パイプに衝突した」と港当局者は述べた。同船は、デルタ桟橋と衝突したと述べた。

乗船してた乗客524人、乗組員224人に怪我などはなかった。同船はサイパンへ向かう予定だった。
港湾局長のJoanne Brownは
「事故は残念だが、乗客と乗組員が怪我をていなかったことはありがたい」と声明で述べている。
中尉米海軍のスポークスマン、KJレットウ氏は、燃料の流出はないと述べた。
船の右舷側に「約5フィート×7フィート」の穴が開いているのが確認されている。
米国沿岸警備隊は現在調査中で、にっぽん丸はグアム港に戻り現在修理中。”
(翻訳引用:Pasific Daily News『Cruise ship Nippon Maru collided with pier at Apra Harbor』2018.12.31)

5フィート×7フィート、ということは約152.4cm×約213.36cmということなので相当大きな損傷ではないでしょうか。無事に横浜港に戻ってきてほしいと思います。乗客・乗組員共に無事でよかったです。

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