外国船クルーズに必須なパスポートに美しいパスポートケース|伝統工芸文庫革細工|文庫屋大関

外国船クルーズに乗船するようになって、「パスポートケースが必要かな」という気持ちになってきました。

出入国の手続きを船外で行う場合や、今回のように足止めになった釜山で下船する際にパスポート原本も持って毎日下船する時など、バックやリュックの中の迷子防止やクルーズカードなどを挟んでおいたりするのに必要性を感じてきました。

パスポートケースを買うなら、文庫革のもの、と決めていました。

文庫革とは?

”もともと文庫革は、播州姫路の地場工芸であった姫路革細工が元になっています。1800年代初頭、当時の姫路城主酒井忠道の家老河合寸翁が藩財政立て直し策の一環としてこの革細工を保護したという記録も残っています。
もともと姫路は、皮革業の盛んな土地であったためそれを生かす工芸が発達したと思われます。”(引用:文庫屋大関HPより)

真っ白な革に型押しをして、一筆一筆職人の手で彩色後、漆と真菰のこなを用いた独特の錆入れで仕上げる伝統工芸。

文庫革ができるまで⇨You tubeで製作過程が見れます


昔ながらの技法で文庫革の名前で製作しているのは、浅草にある文庫屋大関さんが現在では一軒だけとのこと。

最初はネットショップで見ていたのですがやはり手に取ってから購入したいと思い、ある晴れた日に浅草へ。


東京に住んでいてもなかなか行かない浅草。平日なのに外国人観光客でいっぱい。いつからこんなに賑わっているんだ!


文庫屋大関さんは、仲見世通りのすぐ裏にあります。


店構えはとてもレトロですが、ショーウィンドウに飾られた色とりどりの商品に目を奪われます。


今回、思い切って長財布から二つ折りのコンパクトなお財布に替えることも決意。いつも旅先では二つ折り財布に移し替えていたのですがいっそのこと普段も二つ折り財布にしてみます。

小銭入れの部分が取り出しやすいかどうか迷っていたら、店員さんがご自分の財布を見せてくれて使用感を試させてくれたり、迷っていたお財布に実際に小銭を入れて試してもいいと提案して下さり本当にありがたかったです!


こちらがパスポートケースです。カード入れの仕切りが多いのが特徴。他にも通帳ケース、母子手帳ケースとして使えるとのこと。

クルーズで下船した際に引き換えるスーツケースの引換券が小さいのでここに挟むのもいいかもしれません。主人と色違いで買いました。見た目がはっきり色が違う柄を選び、取り間違いを防止。

和柄の他にもスタジオジブリとコラボしたトトロ柄や、篠原ともえさんデザインのもの、今だとクリスマス柄など色々な柄があるようです。

文庫屋大関のインスタに最新柄が紹介されています。

文庫革愛がまだまだ続きそう…な予感です。文庫屋大関さんでは、修理屋塗り直しも対応してくれるとのことなのでメンテナンスも安心なので長く使えそうです。

今のところ、二つ折り財布の使い勝手は大変によろしいです。カード類ってないと不安だけれど、無くても困らないことを実感。普段も旅仕様で身軽に行動したいところです。

文庫屋大関(有限会社田中商店)
〒131-0033東京都墨田区向島1-15-9
tel:03-3625-8238
web site:http://www.oozeki-shop.com

 

 

 

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